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「オペレッタにはまっている男」ことFeriのブログ「オーストリアこぼれ話」へようこそ notes

このブログは、2004年秋から、ウィーンを中心にオーストリアに関連する話題を扱っています。オペレッタやオペラといった音楽の話題から、街角で見かけた(現地の方もあまり知らない)話題まで、幅広い内容を camera 写真入りお届けしています。

当ブログの記事は、お陰様で3300件を越えました。「過去の記事」をお探し場合、左下にある「Categories」で、ご興味のあるジャンルを選択すると、カテゴリー毎に記事を絞り込むことができます。どうぞご利用ください。また、会場や公演情報といった継続的にご利用いただける情報については、Austria-fan.comさんにお願いして、情報を掲載してもらっています。合わせてそちらもご覧いただけると幸いです。

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May 04, 2016

フォルクスオーパー「Der Bettelstudent」プレミアレポート(その3)

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日本ではゴールデンウィークの後半戦の突入したと思います。こちらは5月1日のメーデーを挟んでささやかな連休ですが‥ 今頃、ウィーンを満喫している方も多いのではないでしょうか。

さて、凝りもせず、「乞食学生」プレミアレポート最終回をお届けします。

今回、気になったのは演奏。これはオーケストラの仕上がり云々ではなく、指揮者のWolfram-Maria Märtigさんの指示がよくないようです。

例えば、非常にスローなテンポから、一気にハイテンポに移るような部分があり、正直、オーケストラがついて行けないような場面も‥

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オーケストラはいい音を出していただけに、指揮者の見識を疑います。この人ですがオペレッタをあまり振っていないようで、造形が深くないのかも知れません。

オーケストラメンバーも、演奏しづらくて苦労しているような感じでした。

なお、この作品は、音楽のバラエティが少ないのが特長です。同じようなメロディが続きます。ただ、オペレッタですが、聴かせるアリアが多いので、オペラのような感じもします。

さて、歌手陣ですが、ノヴァルスカ伯爵夫人パルマティカのElisabeth Flechlさん、ラウラのAnja-Nina Bahrmannさん、ブロニスヴァのMara Mastalirさんは、素晴らしい仕上がりでした。

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May 03, 2016

フォルクスオーパー「Der Bettelstudent」プレミアレポート(その2)

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昨日に引き続き「乞食学生」のプレミアレポートをお届けします。20分の休憩を挟んで、第二幕はノヴァルスカ伯爵夫人の邸宅。最初は寝室です。

結婚式の準備に余念が無いノヴァルスカ伯爵夫人たち。これで裕福な生活に戻ることができると考えているので、3人はセクトを飲みながらハイテンションで歌います。

ノヴァルスカ伯爵夫人とラウラが結婚式の準備のため、寝室を去り、プロニスラヴァが1人になったところに、ヤンが乱入。

ヤンは、ブロニスラヴァに愛を告白し、結婚を申し込みます。ブロニスラヴァはヤンの申し込みを受け入れますが、さらに彼がポーランド独立の闘士らしいことを知って喜ぶのでした。

ブロニスラヴァとヤンの間柄が順調に発展する一方で、シモンは悩んでいました。

というのは、シモンは本当にラウラを愛しており、自分が貧乏学生に過ぎないことを打ち明けたいと考えているのです。

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彼は勇気を振り絞ってようやく、“自分が名も無い貧乏人だったとしても愛してくれるかどうか” をラウラに尋ねます。

ラウラは、シモンが貧しくても愛することを誓います。しかし、全てを打ち明けていないシモンは、ラウラへの手紙をノヴァルスカ伯爵夫人に託すのでした。

ところが、オレンドルフ大佐は、自分の策略が失敗しないように結婚式まで手紙が読まれないよう妨害します。

オルレンドルフ大佐曰く“この手紙には持参金の額が描いてあるので、お嬢様の夢を壊すようなものなので、結婚式前には見せない方が良い”‥オルレンドルフ大佐は、なかなかの策略家です。

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May 02, 2016

フォルクスオーパー「Der Bettelstudent」プレミアレポート(その1)

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来日公演を目前に控えた2016年4月30日、フォルクスオーパーで2015/16シーズン3本目となるオペレッタ「Der Bettelstudent」のPREMIEREが行われました。

1シーズンでオペレッタのPREMIEREが3回というのは、画期的なこと。オペレッタにはまっているFeriによっては、嬉しい限りです。フォルクスオーパーでオペレッタのプレミアレポートを3回というのも史上初。

「白馬亭にて」、「会議は踊る」の2作品については、どちらかというとミュージカルに近い演出だったことを考えると、カール・ミレッカーが1998年に作曲した「Der Bettelstudent」は、正統派オペレッタと言えるでしょう。

ちなみに邦題は、昔から「乞食学生」という直訳が使われています。

聞くところによると、「乞食」という言葉は、現在の日本では放送禁止用語だそうです。今ならば「赤貧学生」「貧乏学生」といった邦題になりそうですが、ここは原題を尊重して「乞食学生」で通させていただきます。

この作品ですが、興味深い裏話があって、台本作家はヨハン・シュトラウスⅡ世のオペレッタ「ヴェネチアの一夜」も手がけた方です。

当初、「乞食学生」の台本もヨハン・シュトラウスⅡ世に渡すはずだったらしいのですが、カール・ミレッカーがシュトラウスに依頼して、台本を譲ってもらったという経緯があるとか‥

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そう言えば、内容こそは違いますが、「替え玉を用意して相手を騙す」という展開は、「ヴェネチアの一夜」とも一脈通じるものがあるような気もします。

今回のPREMIEREですが、制作陣は

-演出:Anatol Preisslerさん

-脚本:Karel Spanhakさん

-衣装:Marrit van der Burgtさん

-振付:Marga Renderさん

―合唱指揮:Thomas Böttcherさん

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May 01, 2016

地下鉄の大規模工事が始まりました

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季節外れの大雪によりオーストリアでは、大規模な農産物の被害が出ているようです。

ウィーンは、昨日あたりから、気温もある程度、上がり、過ごしやすくなりましたが、風は冷たい感じがします。

さて、5月最初の話題は「ウィーン地下鉄の工事に関するニュース」をお届けしましょう。

すでに、このブログでもご紹介したように、4月30日からU4のHütteldorf-Hietzing間を運休しての大規模改修工事が始まりました。

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9月4日までという長期間、路線を運休しての工事なので、Wiener Linienでも、迂回ルートを含めた案内に余念がありません。

写真のようなパンフレットが各駅で配布されている他、地下鉄や路面電車車内でも案内放送が流れています。さらに、こちらでは珍しいのですが、地下鉄のドア部分に部分運休を知らせる案内が張り出されています(トップの写真)。

ちなみにFeriの最寄り駅であるPilgramgasseでも、方面別の案内が、左の写真のように修正されています。

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April 30, 2016

フォルクスオーパー来日に向けた「こうもり」テスト公演

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今日は「オペレッタの話題」をお伝えしましょう。

第9回目となるフォルクスオーパーの来日公演が、目前に迫ってきました。舞台装置や衣装などは、公演に必要な資材は既に日本へ向けて運び出されていると思います。今回は、スタッフも含めて、総勢260名での来日になるそうです。

これだけの人数だと、どうしても経費も増えますね。そのため入場料も‥(以下、自粛)。

さて、そんな中、4月28日に、日本公演を想定したと思われる「こうもり」が上演されました。もちろん、完全に日本公演で出演する歌手だけで固めたという訳ではありませんが、大部分は日本公演での出演が予定されている皆さんです。

当日の指揮はAlfred Eschwéさん。主な出演者は、以下の通りです。

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-アイゼンシュタイン(Gabriel von Eisenstein):Jörg Schneiderさん
-ロザリンデ(Rosalinde):Melba Ramosさん
-アデーレ(Adele):Beate Ritterさん
-イーダ(Ida):Martina Dorakさん
-ファルケ博士(Dr. Falke):Mathias Hausmannさん
-オルロフスキー公爵(Prinz Orlofsky):Martina Mikelićさん
-アルフレード(Alfred):Rainer Trostさん
-イワン(Iwan):Stefan Tanzerさん
-フランク(Frank):Kurt Schreibmayerさん
-フロッシュ(Frosch):Robert Meyerさん
-弁護士ブリント(Dr. Blind):Boris Ederさん

まず、指揮はAlfred Eschwéさんだったので、演奏はツボを押さえており、ヨハン・シュトラウスⅡ世のワルツ、独特の小節を見事に表現していました。簡単そうに見えるのですが、結構、難しいのですよね。

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April 29, 2016

ちょっと涼しい最近のウィーン

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今日はちょっと慌ただしい一日なので、短めの記事でご容赦ください(理由はナイショ)。

日本ではゴールデンウィークに入るので、海外へお出かけの方も多いのではないでしょうか。過度な自粛は経済を停滞させますから、ある意味、結構なことかもしれません。

さて、ゴールデンウィークに合わせてオーストリアにいらっしゃる方はチェックしていると思いますが、ここ数日、オーストリアやウィーンは気温が下がっていますので、お越しになる皆さま、ご注意ください。

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今週、ウィーンでは、この時期にしては珍しく気温が20度を下回っています。暑がりのFeriは、涼しい方が好きなのですが、さすがに夜はスプリングコートを羽織って、ホイリゲにお出かけ‥

Feriは、日が長くなる、この時期、ホイリゲのシャニガルテンで「黄昏時」を楽しむのが好きなのですが、今週は、屋内で過ごしています。

本来ならば、この時期、シャニガルテンが賑わうのですが、さすがに、この気温だと、晴れていても、ちょっと敬遠‥という人も多いようです。

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April 28, 2016

難民問題に思う「対症療法と根本療法」

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このブログは、皆さまにオーストリアやウィーンの「ひと味違った魅力」をお伝えすることをコンセプトにしていますので、政治や経済の問題は、あまり取り上げることはありません。

ところで、先日のオーストリア大統領選挙の結果は、地元でも大きな話題になりました。

何しろ政権与党の候補者が2人とも、決選投票に上がることができず、かつオーストリア自由党の候補者が、二位に大差を付けてトップに躍り出た訳ですから‥

5月22日予定されている決選投票では、どのような結果になるかは、わかりませんが、現政権の難民政策に対して、国民が否定的な見方をしていることは明らかなようです。

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これはオーストリアに限ったことではありませんが、西ヨーロッパ諸国は、今まで移民(難民ではありません)を労働力として使ってきたという歴史があります。

また、階級社会の伝統が色濃く残っている国では、「自国民が就かない職業がある」とも言われています。このあたりは、日本人の感覚ではピンとこないところではありますが‥

そのため、当初、ドイツなどは、今までの移民の延長線上に難民受け入れを考えていたフシがあります。

しかし、パリなどでテロ事件が発生したこと、大晦日にドイツ国内で難民が関与したと言われる事件が発生したことなどから、移民と難民では、その性格が異なるに国民が気づき、難民受け入れに抵抗感を示すようになったのかもしれません。

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そのそも労働移民の場合、働く国にある程度、なじまなければ仕事をすることは困難です。当然、労働ビザも発給されません。そのため、働く国の文化や風習をある程度、許容する人たちが労働移民としてやってくる訳です。

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April 27, 2016

これはお買い得 Kleiderbügel 10本セット

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今日は「お買い得グッズの話題」をお伝えしましょう。

時々、日本の友人から“ウィーンには100円ショップはあるの?”という質問を受けることがあります。

最近では、時代の流れなのか、こちらでもディスクカウントショップが賑わいを見せており、日本の100円ショップに相当する「Euro Shop」(屋号は色々ありますが)も市内で数多く見かけるようになりました。

ただ、日本の100円ショップの場合、商品のほとんどが税抜き100円であるのに対し、こちらの「Euro Shop」は1Euroで販売されている商品は少なく、2Euro、5Euroの商品も多数販売されています。

ただ、きりが良い価格になっていることは間違えありませんが‥ また、日本の100円ショップは、税抜き価格なので、実際には108円を支払う必要がありますが、こちらは内税が基本なので、1Euro(20%の付加価値税込み)を支払えばOKです。

Feriも、実際に、こちらの「Euro Shop」系のお店をのぞいたことがありますが、正直、日本の100円ショップに品揃えではかないません。もちろん、1Euro以上の値段で販売されている商品を含めれば、それなりの品揃えですが‥

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なお、右写真のお店は、均一料金のお店ではありませんが、ウィーン市内にあるディスカウント系のバラエティショップです。こういうお店は、下町に多いですね。

Feriも、日本で100円ショップに立ち寄ることがありますが、“何で、こんなものまで100円で売っているのだろうか(というか、100円で売ることができるのだろうか?)”と驚くような商品が多数並んでおり、見ているだけでも飽きることはありません(笑)。

やはり、低価格で工業製品を製造できる中国をはじめとする東南アジア諸国が近くにあることが、一番大きいような気がします。

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April 26, 2016

オーストリアの大統領選挙雑感

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今日は「大統領選挙の話題」をお伝えしましょう。

オーストリアでは、4月24日、社会民主党(SPÖ)出身のハインツ・フィッシャー現大統領大統領の後任を決める大統領選挙が行われました。
オーストリアでは、1950年から、国民による直接選挙で大統領が選ばれるようになりました。

憲法の規定で、大統領の任期は6年、2期までの再選が認められており、現大統領のハインツ・フィッシャー(Heinz Fischer)さんは、2004年の就任後、2期12年を勤め上げたので、任期満了ということになります。

日本は、大統領制ではありませんから、ピンときませんが、多くの人は大統領と聞くと、強大な権力を握るアメリカ大統領をイメージすると思います。

しかし、オーストリアの大統領は、実は名誉職で、政治的な権限は非常に限定されています。

そのため、本当かどうかは知りませんが、“誰が大統領になっても、オーストリアの政治に大きな影響はない”という声も聞かれます。

今回の大統領選挙に立候補したのは、以下の6名で、この中には、楽天のテレビコマーシャルに出演している「あの有名人」も入っていました。

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ルドルフ・フンドストルファー前社会大臣(Rudolf Hundstorfer、与党の社会民主党出身)

アンドレアス・コール元議会議長(Andreas Khol、政権パートナーの国民党出身)

ノルベルト・ホーファー第3国会議長(Norbert Hofer、自由党出身)

アレキサンダー・バン・デ・ベレン元党首(Alexander Van Der Bellen、緑の党出身)

イルムガルド・グリス元最高裁判所長官(Irmagrad Griss)

リハルド・ルーグナー氏(RichardJLugner、楽天のコマーシャルにも出ている変わり者の実業家)

なお、オーストリアの大統領選挙は、第1回投票で過半数を獲得できる候補者がでなかった場合、上位2名の候補者による決選投票(5月22日実施予定)が行われる規定になっています。

選挙前、例の難民問題で、政権与党への批判が高まっており、野党候補が上位に入るのではないかと言われていました。

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April 25, 2016

行き先の一括表示は便利、それとも不便?

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熊本地震の影響で運転を取りやめていた吸収新幹線が、博多-熊本間で運転を再開したというニュースを聞いて、正直、驚きました。また、月末には全線開通するという話に、二度びっくり。

以前、「最近の新幹線は構造物が無駄に丈夫にできているのではないか」という話を耳にしたことがあります。

しかし、震度7の地震を二度、受けても倒壊することなく、部分的な補修で運転再開にこぎ着けたのですから、たいしたものです。善し悪しは別にしても、地震の多い日本ならではの話題と言えるでしょう。

さて、今日は「鉄道駅などの出発表示に関する話題」をお届けしましょう。

2015年12月から名実ともにウィーンで鉄道駅の中心となったHauptbahnhofですが、先日、友人と会うため駅に出かけた際、ふと「日本との違い」に気づきました。

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それは、中央コンコースに表示されている出発列車案内が、Hauptbahnhofを発車する総ての列車が対象になっていることです。

こちらでは、当たり前のことだったので、最初は疑問に思わなかったのですが、日本のJRでは、多くの駅で、方面別に出発列車を案内していると思います。

例えば、東京の中央駅にあたる東京駅の場合、会社が違うとは言え、東海道新幹線、東北・上越・北陸・北海道・山形・秋田新幹線、在来線では東海道線・上野東京ライン・横須賀・総武快速線(“成田エクスプレス”などの特急を含む)、中央線、山手線、京浜東北線、京葉線といった具合です。

確かに、方面が明確になっているので、行き先を探す手間は省けますが、全体像を把握することはできません。

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«不気味な看板