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「オペレッタにはまっている男」ことFeriのブログ「オーストリアこぼれ話」へようこそ notes

このブログは、2004年秋から、ウィーンを中心にオーストリアに関連する話題を扱っています。オペレッタやオペラといった音楽の話題から、街角で見かけた(現地の方もあまり知らない)話題まで、幅広い内容を camera 写真入りお届けしています。

当ブログの記事は、お陰様で3300件を越えました。「過去の記事」をお探し場合、左下にある「Categories」で、ご興味のあるジャンルを選択すると、カテゴリー毎に記事を絞り込むことができます。どうぞご利用ください。また、会場や公演情報といった継続的にご利用いただける情報については、Austria-fan.comさんにお願いして、情報を掲載してもらっています。合わせてそちらもご覧いただけると幸いです。

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January 17, 2018

南チロル問題とは‥

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昨年末、日本経済新聞に「オーストリア危険な火遊び」という記事が掲載されていたそうです。

「保守・極右政権 南チロル問題に介入」という副題がついていることからわかるとおり、第1次世界大戦後、オーストリアからイタリアに割譲された地域のお話。現在はイタリアのボルツザーノ州になっています。

今回、新政権が「南チロルのドイツ語とラディン語を母国語とする人にオーストリア国籍を与えたらどうか」というプランを持っているというもの。

日本人にはピンとこない話題なのですが、オーストリアの地図をご覧になるとわかるように、現在は、東チロルという飛び地が存在しますが、これは南チロルがオーストリア領だった頃の名残です。

つまり割譲以前は、南チロルは東チロルとつながっており、一つの絵エリアを形成していました。

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そのように考えると、すっきりしますね。Feriは実際に見たことはありませんが、“南チロルをオーストリアへ戻そう”という運動は昔から行われているようで、一時期は、テロ行為のような過激な活動も行われていたという話を耳にしたことがあります。

ただ、“南チロルを忘れるな”ということは、国民の総意になっているようで、その証として、各地に「Südtiroler Platz」が存在します。

その中でも有名なのは、Wien Hauptbahnhof近くあるSüdtiroler Platzでしょう。このような背景を知っていると、Südtiroler Platzという地名を見ると、違った印象を抱くと思います。

オーストリア政府も、第二次世界大戦後、イタリアと交渉を重ねましたが、交渉は難航。

最終的に、イタリア政府は、ドイツ系地域とイタリア系地域を一体の「トレンティーノ」として自治権を認めることで、とりあえずの決着がついています。

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January 16, 2018

謎のピクトグラム 座らないでください

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「謎のピクトグラムシリーズ」が続きますが、ご容赦ください。

ウィーンでは、以前はあまり見かけなかったピクトグラムが「禁止もの」です。

ただ、最近は色々の国から来た人が増えていることも関係しているのか、公共の場所で「禁止ピクトグラム」が増えているような気がします。

だいたい、禁止ピクトグラムが掲出される場合、実際に、該当する場所で禁止行為を行った人がいて、迷惑だった‥というケースが多いようです。

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さて、今日、ご紹介するのはWien Mitteのショッピングモールで見かけたもの。

禁煙禁酒は何となくわかりますが、左側の「IN DIESEM BEREICH IST SITZEN」(PLEAE DO NOT SIT)にはビックリ。座らないでくださいですかれねぇ。

恐らく通路などに座ってお客さまの迷惑になる人が出没したのではないかと思われます。

もちろん、ベンチなどの施設以外のお話でしょうが‥ 

日本でも、時々、地方へ行くと列車の中に「座り込まないでください」という注意書きやピクトグラムを見かけることがありますが、それと同じなのかもしれません。

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January 15, 2018

変わったお店シリーズ133 24時間営業?

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今日は「24時間営業の話題」をお届けしましょう。

このブログでもたびたびお伝えしているように、こちらでは閉店法の関係で、日曜・祝日は特殊な例を除くと一般的な商店は営業ができません。そのため24時間営業をしている店舗は、日本よりもかなり限定されています。

まぁ、そういう国なので、生活している皆さまは、あまり疑問に思わないのかもしれません。

先日、ホイリゲに行くためOttalring駅周辺を歩いている時、ある薬局(Apotheke)の前を通りかかりました。

日本ではOTC医薬品はドラッグストアなどでも販売されていますが、こちらではドクターの処方箋に基づく投薬だけでなく、各種医薬品は薬局で購入することになっています。

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このあたり、取扱商品の区分が明確な国らしいところです。お店の外観は今風で、大きな特徴はありませんが、この薬局で見かけた気になるピクトグラムが「24h Online Apotheke」。

どうやらインターネットでOTC医薬品や薬品、サプリメント、医療機器、衛生消耗品などを販売しているようです。

後日、同店のサイトを見たところ、予想どおりでした。ホームページでは値段が安いことを強調しており、最大60%の割引と書かれていましたが、実際、どの程度、値段が安いのか、Feriは判断できませんでした。何しろ市場価格に疎いものですから(笑)。

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なお、オーストリア国内に関しては、45Euro以上の購入で送料無料になります。また、ドイツも配送対象国になっていました。

なお、このお店は、リアル店舗(実店舗)も構えており、両方で商売をしている形態です。

ところで、気になるのは処方箋に沿って投薬される医薬品はオンラインで購入できるのかどうか‥という点です。

さすがに処方箋により投薬される医薬品の配達はしていないようでしたが、オンラインでオーダーして、店舗で受け取ることが可能なシステムもあるようでしたが、現在は運用されていない感じでした。

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January 14, 2018

謎のピクトグラムシリーズ CityJet編

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今日は「謎のピクトグラムシリーズ」をお届けしましょう。最近、ウィーン市内でも見かけることが多くなった「新型近郊型電車CityJet編」です。

先日、衝突事故を起こしてミソを付けてしまったCityJetですが、車両そのものに事故の要因がある訳ではないので、ある意味、お気の毒。

最新型らしく乗り心地は良く、出入り口もステップレスなので空港アクセスなどには最適な電車です。

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新型なので、色々な仕掛けが組み込まれており、当然、目新しいピクトグラムも車内に掲出されています。

こちらでは自転車の搭載が日常的に可能ですが、車内にも自転車搭載場所を示すピクトグラムが掲出されています。

これは他の車両でも見かける比較的ポピュラーなピクトグラムと言えるでしょう。

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そして、今回、新しく登場した(と思われる)ピクトグラムが、ベビーカー+自転車にイスの折りたたみを合成したもの。

このピクトグラムだけ見ると、意味がよくわからない方もいらっしゃると思いますが、実は、この部分の座席は折りたたみ式になっています。

ベビーカーや自転車を搭載する場合、イスを跳ね上げることになっています。という訳で、このピクトグラム登場となった訳です。

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January 13, 2018

まだまだ治安の良い国 日本

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日本では、そろそろ受験シーズンに突入ですね。

コンビニエンスストアを経営している友人から聞いた話で、つくづく日本は「治安の良い国」だと実感したことがあります。

最近では、各種受験料もインターネットで申請し、コンビニエンスストアで支払うことができるケースが増えているとか。

また、学校によっては店頭に置いてあるマルチメディア端末で手続きを行い、そのままレジで受験料を支払うシステムを採用しているところもあるという話を耳にしました。昔では考えられなかった時代になったものです。

さすがに入学金については、まだコンビニエンスストアでの支払いはないようですが、これも時間の問題かも知れません。

ところで、コンビニエンスストアで取り扱う代金支払い(代行収納)ですが、各種公共料金や税金、通販代金、チケット代金など、多種多様に及んでいるます。

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そのため、支払いが集中する時期になると、両々の現金が持ち込まれるとか‥もちろん、防犯上の問題から、一定の金額(特に絶対に支払いに使わない1万円札)になると、貯まった現金を金庫へ入れるルールになっているようです。ただ、忙しい時には、その時間もないことがあるとか‥

コンビニエンスストアだと、安い商品など10円代のものから販売されていますが、この手の支払いでは、1件の支払いで30万円以上という桁違いの金額になることがあるとか‥

これだけ金額の差がある商品(実際には高額商品を販売している訳ではありませんが‥)を取り扱っているのは、日本のコンビニエンスストアくらいかもしれません。当たり前ですが、こちらには、そのような商業施設はありません。

こちらでは、基本的に各種料金の支払いは銀行経由です。日本と異なり、振込用紙に対応したATMが銀行に設置されており、これを使います

。いわゆる自動化ロビーの場合、窓口の営業時間外でも使うことができるので、便利です。自分のBankomat Cardを使って口座から振り込むことになるので、高額の現金を持ち歩くことは少なくなっています。

高額な現金を持ち歩くのを避けるのは、治安上の問題も影響していると思います。

日本と異なり、陸続きですから、犯人が他国に逃げられてしまえば、捜査は困難。そのため、窃盗犯ば跋扈している可能性がありますから、高額の現金を持ち歩かないのは、当然かも知れません。

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January 12, 2018

家具の搬入は大事です

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今日は「建物への家具搬入の話題」をお届けしましょう。

昨年のAdventの時期、所用があってMariahilfer Straßeに言ったのですが、時期的に大変な混雑でした。

そんな中、地下鉄の駅から地上に出て出くわしたのが、垂直昇降式の高所作業車です。日本では、トンネルなどの点検に使われるケースが多いそうですが、それを拡大・大型化したもの。

何か大規模な工事でも行っているのかと思って、ちょっと足を止めて見学(自分で言うのも何ですが、Feriは、この手の機械には目がない好き者です)。

多くの作業員の方が、高く上がった作業床に乗り込んで仕事をしていました。気になったのは、何の作業をしているか‥という点です。

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どうやら家具の搬入を行っているようでした。組み立て式の家具でしたが、部材ごとに階段などを使って指定階の部屋まで運び上げることが可能だと思います。

しかし、大型家具になると、古い建物の場合、階段の幅などにより、通常の方法では搬入ができないケースがありそうです。

実際、Feriが今まで、利用したアパートでも、完成品の大型家具を階段やリフトを使って上層階へ搬入するのは不可能でした。

そのため、一般の人はIKEA当たりが得意とする組み立て式の家具を購入するのだと思いますが、Mariahilfer Straße当たりにお住まいの富裕層は違うようです。

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January 11, 2018

不思議なリフト

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今日は「アパートのリフト(エレベーター)にまつわるお話」です。

ウィーンでは古い建物に関しては、リフトがついていない物件も多数存在します。何しろ、築100年以上という集合住宅が沢山ある訳ですから、建設当時にリフトを設置するという発想がなかったのでしょう。

中世ヨーロッパでは、17世紀頃、釣り合いおもり(カウンターウェイト)を用いたものが発明されたようですが、まだまだ一般的ではありませんでした。

旅客用のリフトが一気に普及したのは、1880年代にアメリカで高層ビルティングの建設がブームになったことがきっかけだったようです。

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しかし、お値段も高かったでしょうから、特殊な物件限定の設備と言えるでしょう。

という訳で、ウィーンの古いアパートにはリフトがないものも結構あります。Feriがお世話になっていた5区のアパートはリフトはありませんでした。

ただ、ウィーンでも最近は高齢化の進展により、リフトのない物件はお値段が安くなる傾向があるそうで、貸主(売主)としては、後付けでリフトを設置するケースも増えています。

ただ、後付けの場合、どうしても構造的に使いにくいケースが多くなります。以前、Feriが利用したペンションは、階段の踊り場にリフトの乗り場がありました。

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今日、ご紹介するリフトは、16区にある某アパートのものです。当然、外付けタイプで、リフトそのものはガラスを多用した近代的なもの。

ちなみに階段は螺旋式で、窓には凝った装飾が施されています。この対比が何ともウィーンらしいところです。

このアパートは一部の部屋を業者さんがウィークリーアパートして貸し出しているようで、先日、Feriの友人が利用したので、たずねてみました。

借りている部屋は3階(日本式)だったので、荷物を持っていなければ、階段を利用しても苦になりません。

エレベーターを見つけたので、利用しようと思ったところ、ボタンを押しても、ドアが開きません。

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January 10, 2018

S-Bahnの表示がちょっとだけ変わりました 駅にラインカラーが‥

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今日はウィーンの「S-Bahnの話題」をお届けしましょう。

今までWiener Linienが運行する地下鉄、路面電車、バスと、ÖBB運行するS Bahnは、あまり連携がよくありませんでした。

2017年9月のダイヤ改正を機に、地下鉄の混雑緩和を目的に両者の連携が強化され、地下鉄内の路線図にもS Bahnの路線が掲載されるようになりました。

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Feriもよく利用するS45(Handelskai-Hütteldorf間)とFloridsdorf-Bahnhof Meidring間(ここほ複数の系統が運行されており、S1、S2、S4、S7などが該当します)です。

ただ、ÖBBが運行するS-Bahnの各駅に掲出されている表示は従来どおりだったのですが、ここへ来て、ちょっとした変化が‥

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従来からS-Bahnにはラインカラーが設定されていましたが、駅にはラインカラーが反映されていませんでした。

先日、S45を利用した際、“駅の表示が何か変だな?”と感じたので、観察して見ると、路線図や、乗り場案内にラインカラーが導入されていました。

大きな変化ではありませんが、良いアクセントになっているような気がします。

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January 09, 2018

難民政策を厳格化

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今日は「難民問題に関する話題」をご紹介しましょう。

昨年暮れ、選挙の結果を受けて国民党(ÖVP)と自由党(FPÖ)の連立政権が発足しました。

選挙中から、国民党のクルツ党首は難民問題に対する厳格な対応を主張していましたが、新政権発足後、具体的な政策が発表されました。

-難民申請の際には、手持ちの現金と携帯電話を当局に渡すこと(没収した現金は難民申請者の基本的なケア費用にあて、携帯電話のデータは身元確認に利用する)。

-難民申請を却下された者は直ちに国外追放とする。

-Asylum(亡命、庇護)は、一時的な保護だけとする。

-難民申請者が決定を待つ間、現金を支給せず現物支給(宿泊と食事)とする。

-現在国中に適用されている医療上の秘密性は、外国から来た難民たちに持ち込まれた病気が基本的な健康管理に関連している場合は認めない。

自由党のシュトラーヒェ副首相は自身のFacebookで、「オーストリアで一日も働かず、社会保険料も払わない移民が何千ユーロもの福祉金を手にすることはもう起きない」と述べています。

昨年秋、オーストリアの財務相が、難民のコストが年間18億Euroかかり、同国の軍事予算(19億Euro)とほぼ同じだということを認めています。

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January 08, 2018

高層住宅のデザイン考

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今日は「高層住宅にまつわる話題」をお届けしましょう。

現在、ウィーンではアパート不足が深刻で、各地でアパートの建設が進められています。ただ、このブログでも開発状況をお伝えしたことがあるSeestadtのように大規模な住宅団地の開発は希で、多くの場合、従来の建物を取り壊し、そこへ新築するケースが多くなっています。

再規模な再開発を行うための場所が確保できないと言った事情もあると思います。

また、再三、お伝えしているように、最近では耐震基準が強化されているとは言え、日本とは比べものにならないくらい「ゆるい」基準のようです。

そのため、高層住宅のデザインも、個性的なものが多いような気がします。

今日、ご紹介するのは2017年から2区(Leopoldstadt)で建設がはじめられている高層住宅です。ドナウ運河沿いに建設が進められているので、日本流に言えば「リバーサード物件」になりますね。

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ます。素人目に見えも、トップヘビーのような印象が‥

一見知ると安定が悪そうなイメージですが、恐らく居室からの景観などを考慮して、こういったデザインにしているのだろうと思います。日本のように巨大地震を想定していると、こういった斬新なデザインは実現できないでしょうね。

ドナウ運河沿いに3棟が建設されており、高さは112メートル。屋上庭園やルーフトッププールが設けられるようです。

ひなみに総戸数は500戸になる予定とか‥ 旧市街や隣接する地域では、世界遺産に登録されている関係で高層ビルティングの建設は、制限されています。

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