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October 21, 2004

ウィーンのメーデーは「フォルクスムジーク大会」?

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日本では、今や「メーデー」は死語になりつつあります。実際、メーデーの中央集会は、5月ではなく、ゴールデンウィーク前半の4月に行われるようになりました。私が子どもの頃は、父親がメーデーに参加するため、プラカードを作っていた記憶があります。

数年前、日本のゴールデンウィークにはじめてウィーンを訪れました。目的は、もちろん、オペラとオペレッタ鑑賞です。

到着翌日が、5月1日でした。とりあえず、公演チケットを受け取るため国立劇場連盟のブッキングオフィスへ向かいました。ところが、リングには車どころか、路面電車も走っていません。完全に道路閉鎖をしているのです。そこへやってきたのが、メーデーのデモ行進です。どうやら中央会場は、新市庁舎前広場のようです。しかし、このデモ行進、私が考える「デモ行進の常識」を覆すものでした。何と、多くの労働組合の先頭を飾るのは、組合員で構成するバンドなのです。その多くが、オーストリア伝統のフォルクスムジークを演奏するブラスバンドです。これに正直、びっくりしました。沿道で見ていると、演奏する曲は、おなじみのマーチです。労働組合の皆様には申し訳ないのですが、このバンドの演奏を聴くだけでも、得した気分になりました。

当然、労働組合のカンパ募集などもやっていますが、殺伐とした雰囲気がなく、のどかなウィーンらしいメーデーだと感じた次第です。

それにしても、労働組合が専属バンドをもっているところが、オーストリアらしいですね。

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