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October 24, 2004

ナゾの「ヒモ付き」ボーリング場

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ボーリングは立派なスポーツで、日本でも一時、大変なブームになったことがありましたね。そのとき、日本では、ボーリング場が乱立しましたが、結局、ブームが去るのと同時に、閉鎖が相次ぎ、今では、倉庫やショッピングセンターなどに転身しているケースが多いようです。もちろん、今でもボーリング場は健在で、週末などは意外と込んでいます。

さて、オーストリアでもボーリングブームがあったのかどうかは、知る由もありませんが、今日は、ユニークなボーリング場をご紹介しましょう。

1986年の夏、私は友人2人と一緒にオーストリア旅行をしておりました。定番のザルツカンマーグートを訪問したのですが、ウォルフガングゼー周辺の宿が満室で、やむなく車を走らせ、ゴーサウの町で宿を確保しました。

ゴーサウは、ゴーセウゼーとハルシュタッターゼー、さらにゴーリング(イタリア方面へ向かうアウトバーへと続く)への分岐点となる町です。小さな町ですが、各方面に行くのに便利なためか、ホテルやガストホフが、意外と充実しています。
ホテルを確保し、夕食の後、友人と町を散策していたときのことです。ボーリング場の看板が目に入りました。
「こんな小さな町に、ボーリング場が…」、3人とも「目が点」になりましたが、同時に、好奇心旺盛な私たちは、「どんな所か見てみたい」という衝動に駆られました。

さっそく、ボーリング場を訪れると、町の規模にふさわしく、2レーンのミニ・ボーリング場でした。古い話なので、プレー料金がいくらだったか記憶にないのが、残念です。たまたま、空いていたので、さっそく「ゴーサウ・カップ争奪戦」を若干3名で開催することにしました。優勝者への賞品はもちろんビアであります。

レーンそのものも、本格的なボーリング場に比べると小さく、ちょうど、「ミニ・ゴルフ」の雰囲気です。よく見ると、まず投球場所とレーンの間に、ヒモが張ってあります。きTと、「この先には出ないように」という注意なのでしょうか。
そして、友人が第一投。ピンが何本か倒れました。そのピンを見ていた私たちは、びっくり仰天しました。何と、ピンの上部にヒモが付いており、そのヒモを引き上げることで、ピンを整列させる仕組みになっているのです。
もちろん、ストライクならば、すぐに、すべてのピンがいったんヒモで引き上げられ、セットアップされます。このシステムには、さすがに驚きました。もっともボールだけは、ちゃんと自動で投球場に戻ってきましたが…

ゴーサウのような小さな町にボーリング場があることも驚きでしたが、ミニレーンと良い、ヒモ付きピンといい、びっくりすることの連続でした。
その晩は、ボーリング大会の結果以上に、ボーリング場の話題で盛り上がったのは、言うまでもありません。

2004年の夏、ゴーサウゼーを訪ねるため、久しぶりにゴーサウの町を車で通過しましたが、ボーリング場を確認することはできませんでした。当時も、歩いていたから発見できたような気がするので、車で通っただけでは、わからないかもしれません。
今となっては、楽しい思い出となった「ゴーサウ・ボーリング大会」でした。

なお、余談ですが、私が毎年、夏に訪問する某ホテルの地下にも、かつてはボーリング場があった形跡があり、興味はつきません(入口のドアノブが、ピンの形をしているので、間違いないでしょう。ただし、今は入ることもできません)。

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