不思議な「アルペン枕」
オーストリアでホテルに宿泊した時、奇妙な枕を見かけることがあります。もちろん、枕そのものは普通のものなのですが、実は、セッティングが興味深いのです。
どう興味深いか? 上の写真をご覧ください。「山型」にしてあるのです。ウィーンでは見たことはありませんが、私が毎年訪問するザルツブルク州の地方都市や、シェーネベルクの麓にあるプッフベルクのホテルなどでお目にかかります。
枕カバーの両側を持って、グーッと引っ張り上げると、こんな形になりそうですね。
オーストリアは山岳地帯に多いこと、何となく「山の形」に見えることから、勝手に「アルペン枕」と命名しました。
必ずしも「ある地域」のホテルやツィンマーは、「すべて枕がこの形」という訳ではなく、同一地域でも、普通のセッティングだったり、「アルペン枕」だったり、千差万別です。また、あるホテルでは、行った年によって「アルペン枕」だった時と、普通のセッティングだった時の両方がありました。
なぜ、このような形にしているのか、非常に興味があるのですが、その理由は未だに不明です。
えっ、「ひいきのホテル」で、この枕があるのなら、ホテルの方に聴けばいいって…確かにそうなのですが、そこまで詳しくコミュニケーションできる語学能力がないので、断念しております。
なお、寝る時は普通の形に戻して、使用するのは言うまでもありません。一度、試しに「このままの形」で使おうとしたら、頭の両側に枕が来てしまい、寝にくかった経験があります。
何かの由来があるのか、あまり意味がないのか、誰が広めたのか、興味は尽きません。
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