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November 09, 2004

えっ、これが国際線の機内食?

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今日は、機内食のお話です。
以前は日本の国内線でも、北海道や九州方面の便では、茶菓のサービスがありました。
しかし、徐々に簡素化が進み、現在では、「スーパーシート」と呼ばれる特別席で軽食や茶菓が提供されるだけになりました。また、近距離国際線でも、機内食の簡素化が進んでいるようです(私は、国際線はヨーロッパ方面しか搭乗しないため、伝聞です)。

さて、ヨーロッパ内でも、以前は「飛行機は贅沢な乗り物」だった頃の名残か、国際線では、飛行時間が1時間前後のフランクフルト-ウィーンといったフライトでも、立派な機内食が提供されていました。多くはコールド・ミールでしたが、アルコール飲料も無料で提供されていました。また、以前ご紹介したチロリアン航空や、ラウダ・エアでは、オーストリア航空への対抗上、機内食も充実していました。

ところが、ユーロ発効後、EU内の航空機は実質的に「国内線」になってしまった感じがします。特に機内食に代表される機内サービスの簡素化は、顕著です。これは、航空業界を取り巻く競争環境が厳しくなり、かつて国を代表したエアラインでも倒産する時代に入ったことも影響しているようです(何しろ、スイス航空が倒産する時代ですから)。
現在、ヨーロッパ内のフライトは、ビジネスクラスとエコノミークラスの2クラス制です。ただし、長距離国際線と異なり、座席は、エコノミークラスとほぼ同じ(ビジネスクラスの場合、横の席を一つ減らしている場合があります)です。では、「違いは何か」と言えば、ズバリ機内食です。ビジネスクラスでは、食事も提供されますし、アルコール飲料も無料です。

一方、エコノミークラスでは、写真のようなものが提供されるだけです(このときは、ミネラルヴァッサとチョコレート菓子)。また、軽食やアルコール飲料は、「有料」となっています。まぁ、飛行時間が1時間前後ですから、「何か食べないと」というケースは少ないので、有料の機内食を召し上がっている方は、あまり見かけません。また、ビアなども、結構よいお値段なので、売れ行きも今ひとつといったところです。

そう言えば、昔、スイスのクロスエアという会社の小型機(いわゆるコミューター機と呼ばれるもの)で、チューリヒからインスブルックまで飛んだことがあります。定員も少ないため、客室乗務員は搭乗しておらず、機長と副操縦士の2人です。座席も左右に一列ずつでした。「当然、機内サービスなど、あるはずがない」と思っていたところ、水平飛行に入ったら、何と副操縦士が、操縦席を離れ、瓶に入ったザフトを配り始めました。正直、これにはびっくりしました。
いずれにしても、昔の機内食が懐かしい、今日この頃です。

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