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December 12, 2004

満席の教会にて…

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オーストリアは、今でもキリスト教(とくにカトリック)が、生活の中で中心をしめています。とは言っても、ウィーンには、いったいいくつキリスト教の教会があるのでしょうか。旧市街を歩いていると、簡単に複数の教会と出会います。ところで、これだけ多いと、教会の運営が心配になってしまいます。しかも、多くの教会は歴史的建造物の要素を持ち合わせていますから、建物の補修もたいへんだと思います。
さて、今日は、初めてアムホーム教会のミサへ参列しました。「9天使の合唱教会」という美しい別名があるだけに、聖歌隊は少年合唱団でした。

余談ですが、私は、正式な信徒ではありませんが、父母が信徒(プロテスタントですが)だったこともあり、子供の頃から、「クリスマス=単にプレゼントをもらうイベント」ではなく、「大切な宗教行事」と位置づけられていました(父が元気だった頃は、本物のもみの木を使ったクリスマスツリーを飾り、クリスマスにちなんだ賛美歌をレコードで流していました)。

さて、アムホーム教会に入ってびっくり仰天。何と、信徒の皆様が通路まで一杯ではありませんか。ステファン教会の場合、旅行者の信徒が多いのですが、こちらは地元の皆様のようです。比較的小さな教会ですが、それでも立錐の余地がない状態には、驚かされました。アドヴェントの期間だから…ということもあるのかもしれませんが、多くの教会が存続できる理由が、少しだけわかった気がします。
カトリックのミサで、いつもジーンとくるのが、献金が終わって、正餐式が始まる前に行われる「近くの方との握手」です。このときは、皆さん、本当に良い表情をされています。今日も10人近い信徒の皆様と握手をすることができました。
このような瞬間に立ち会うと、正式な信徒ではありませんが、「ミサはいいなぁ」と思ってしまいます。

ところで、オーストリアの教会には、ほとんどパイプオルガンが設置されています。しかし、日本の教会では、パイプオルガンを設置してある教会は少なく、また、設置してあっても小型のものです。しかし、日本は「パイプオルガン天国」でもあります。えっ、どこに置いてあるかって。それは、コンサートホールです。最近では、地方自治体(もしくは系列の公益法人)が運営するホールには、なぜか立派なパイプオルガンが設置されています。そして、あまり使われることがないまま、眠っています。オーストリアの教会では、ミサの都度、「道具」として使われていることを考えると、複雑な気持ちになります。
写真はミサが終わった直後のアムホーフ教会の出口。まだまだ中には信徒の皆様が大勢いらっしゃいます。

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