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December 13, 2004

深夜のアドヴェント・コンツェルト

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この時期、各教会ではアドヴェント・コンツェルトが開催されています。一般的に、ミサとは別に有料で、コンツェルトを開催するものです。おそらく出演者は奉仕活動で、収益は教会の運営費や他教区への寄付などに使われるものと思われます。

12日の日曜日は、ステファン教会でアドヴェント・コンツェルトが開催されました。オペラのチケットがとれなかったため、夜の時間が空いてしまい、せっかくなので鑑賞することにしました。ステファン教会の前の特設チケット売り場で、チケットを買いました。席はいくつかのカテゴリに分かれており、最も高い席で35ユーロでした。祭壇前がステージになります。さて、チケットを購入して、開始時間をみてびっくり仰天。日曜日の夜だと言うのに、22時開演となっています。ホテルまで歩いて15分ほどなので、問題はありませんが、それにしても遅い時間のスタートです。また、入場は21時45分からとなっていました。

夕食を終えてから、21時過ぎにステファン教会に到着しました。中にはいると、なぜコンツェルトの開演時間が22時であるかが、すぐわかりました。というのは日曜日最後のミサを開催していたからです。さすがに日中ほどは、参列者はありませんが、夜のミサも、また雰囲気があって良いものです。21時30分頃、ミサが終わり、直ちに会場の設営に入ったようです。コンツェルトの入り口は、通常の正面ではなく、祭壇に向かって右側(司教館のある方)になります。自由席なので、21時40分頃には、列ができていました。

12日はウィーン・カンマー・オーケストラのメンバー(バイオリン3名、ビオラ1名、フルート1名)でした。この編成からもわかるように演奏曲目はバロック中心です。バッハやヴィヴァルディ、ハイドンに加えて、モーツァルトの曲も演奏されました。

教会のアドヴェント・コンツェルトらしく途中で、クリスマスにちなんだ曲も演奏されました。集まったお客様は当然観光客が多く、いわゆる「お手軽コンツェルト」の雰囲気です(私の隣はアメリカ人のようでした)。また、音楽に詳しくない方も多いようで、結果として「拍手のフライングがない」という奇妙な現象も体験しました(要するに、どこで拍手して良いのかが、良くわからない)。
ステファンでは、過去、オーケストラが入ったミサを経験したことがありますが、小編成のバロックも味があって良いものです。とくに広い礼拝堂なので、残響がすばらしく、魅せられた一時を過ごすことができました。
時間が遅いため、休憩なしで演奏され、23時15分にお開きとなりました。会場を後にすると、さすがに日曜日の深夜だけあって、人通りもまばらでした。
この時期、リートの入ったコンツェルトなども開かれているようで、興味は尽きません。

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