クリスマスツリー、配達中
ウィーンでは、なぜかクリスマスツリーはクリスマス市ではなく、別の「特設会場」で販売されているようです。
グラーベンやシュタットオパーの前を通りかかったら、ちょうど、クリスマスツリーを満載したトラックを見かけました。特設会場への配達便のようです。ナンバープレートを見ると、ウィーンではありません。おそらく木を伐採した州から直接、持ち込んでいるのでしょう(ニーダーエスターライヒ州などのプレートを見かけました)。オーストリアでは、まだ、「クリスマスツリー=生の木」という考え方が浸透しているようです。
ところで、日本ではお正月の松飾りを、「環境問題への配慮」との名目から、地方自治体が音頭をとって、一斉に廃止しているところが増えています(その代わりに、松飾りの絵が入った紙が配布されます)。しかし、この手の伝統的な風習を、簡単に変えてしまって良いのかどうか、疑問が残ります。
ところで、ウィーンでは、クリスマスが終わった後のツリーは、いったいどうなるのでしょうか? 仮にゴミとして処分されるとしたら、膨大な量になると思います。
Comments
薪にして暖炉で燃やすのではないでしょうか?
寒い冬を越す為の薪集めからツリーを飾る風習ができたのかなと思っていましたが、どなたか知りません?
Posted by: けんちゃん | December 21, 2004 01:37