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December 18, 2004

ウィーンの地下鉄あれこれ

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ウィーンには現在、U1・U2・U3・U4そしてU6という5系統の地下鉄が運行されています。このうち、U6だけは名前は「地下鉄」ですが、実際には路面電車スタイルの車両を使用しており、毛色の違った路線になっています(実は、この路線が、一番歴史が長いのです)。それ以外のU1からU4までは、同じ車両が使用されています(最近は一部に新型車両が入っています)。日本と同じく路線ごとのラインカラーはありますが、車両にはラインカラーは入っておらず、同じ仕様になっているため、「車両の使い回しができる」という、非常に効率の良いシステムです(厳密には製造時期により型式が違うのでしょうが、実質的には一緒です)。

さて、そんなウィーンの地下鉄ですが、乗るたびに感心することがあります。それは「プラットホームの幅が広い」ということです。プラットホームは地上の状況により、中央にある「島式」と呼ばれるタイプ(上下線がホームを共用する)と、路線ごとにホームがあるタイプ(上下線で別々のホームを使用する)が混在しています。しかし、いずれもホームの幅が広いのが特長です。とくに島式では、顕著です。これは途中に階段があるためですが、日本のように階段のところだけ、狭くなっているというケースはほとんどありません。また、単独のホームでは、階段はホームよりも下がった位置に設置されているため、ホームの幅は変わりません(これは日本の地下鉄とほぼ同じ仕様)。

現状の利用状況をみると、ホームの幅は余裕がありすぎるように思います。建設時期が比較的新しいため、将来に対しての余裕をもたせる意味があるのかもしれません(まさか某国の地下鉄のように核シェルターを兼ねているとも思えませんが)。
また、多くの駅でエスカレーターに加えて、エレベーターを設置しています。おもしろいことに、運河沿いを走るU4のようにエレベーターだけを設置してある駅もあります(構造上、エスカレーターの増設が困難なため)。考えてみると、エレベーターの方がベビーカーを使っている方や、お年寄りなど、便利なのかもしれません。
現在、ウィーンの地下鉄で大規模な路線延長が行われているのがU2系統です。U2系統は他の路線が、都心部を貫いているのに対して、カールスプラッツからショッテンリンクまでという中途半端な路線です。ちょうどU4系統と合わせると、環状線になるのですが、特に乗り入れとかしていないため、便利さでは路面電車の1系統・2系統にかないません。しかし、現在、ショッテンリンクから、ドナウ運河を越えて路線を延長する工事が行われています。

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