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December 17, 2004

クリスマス銘菓「Stollen」

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現地情報の最後は、「クリスマス銘菓」のお話です。

クリスマスの時期になると、コンデトライやベッカライの店頭に並ぶお菓子に「Stollen」(シュトーレン)があります。長期保存ができるように作られた発酵菓子(焼き菓子)で、スライスして頂きます。中にはバレンシアオレンジ、くるみ、アーモンド(お店によって違うようですが…)などがちりばめられており、外側には粉砂糖がふんだんにまぶしてあります。また、シナモンをはじめとする香りが特長かもしれません。
「堅いパウンドケーキ」といったイメージでしょうか。ブロックで販売されますが、250g、500g、750gという3種類程度を準備しているお店が多いようです。

お店によって味が異なるのはもちろん、お値段も結構違います。とくにチェーン店のベッカライでは、結構お安いのですが、コンデトライでは250gでも5ユーロ程度はします。ただし、食べてみると、値段だけのことはあります。
スライスしたシュトーレンを1日1枚ずつ食べて、クリスマスを待つのが風習となっている地域もあるそうです。
私は、アドヴェントの時期にウィーンを訪問すると、必ずおみやげにシュトーレンを買います。ティータイムに、薄く切って食べるとウィーン情緒に浸れる…そんなお菓子です。

余談ですが、これも発音が難しい単語で、先日も、隣のおばさんに、言い方をしっかり訂正されてしまいました。
写真はウィーンの有名チェーン店にならぶシュトーレンです。屋号はウィーンに行った方ならピンとくるハズです。

ところで、最近、日本でもシュトーレンを販売するお菓子屋さんや、パン屋さんが出てきました。
しかし、知名度が低いため、販売は苦戦しているようです。実は、私の住んでいる町のパン屋さん(自家製のパンを販売しているベッカライですな)でも、この時期にシュトーレンを作っています。「ドイツのクリスマスには欠かせないお菓子」のようなキャッチフレーズがついていますが、本物を知っている人以外には、なかなか買い手がつかないのが、悩みの種です。

本場のシュトーレンと比べると、日本人向けに香りは控えめで、柔らかく作ってあります。しかし、私の家庭では、「密輸品」がなくなると、買いに行っています。

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