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January 2005

January 31, 2005

シシイとフランツル

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今週はシェーンブルン動物園の大スター、パンダのお話です。

動物界のアイドル「パンダ」ですが、実は、私はウィーンのシェーンブルン動物園で初めて、本物を見ました(何と、日本国内では見たことがありません。自慢になりませんが)。

到着当初、ウィーンでも大変な人気者だと聞いていたので、パンダ舎は込んでいるのかな…と思っていました。何しろ、公開直後には1万人を越える見物人が来た…と聞いたものですから。

さて、私がパンダを目当てにシェーンブルン動物園を訪問したのは、真冬の2月でした。さすがに寒いこともあって、小学生の遠足も少なく、来園者もまばらでした(しかし、日本の寒冷地では、冬季は閉鎖されているところが多いので、開園していること自体、驚きでしたが…)。何しろ寒いので、元気なのは寒冷地系の動物たちです。

さて、パンダ舎に向かうと、何とパンダが、表の運動場、ノソノソと歩いているではありませんか。どうもパンダ舎の清掃作業があるため、一時的に運動場に出されたようです。運動場も大変広いのが印象的でした。新しく新設されたパンダ舎は1100平方メートルとか。
写真は、その時のものです。ちょうど、運動場の周囲に小川があり、そこへ水を飲みにやってきた帰りです。パンダ舎でゴロゴロしているためか、あまりきれいではありませんが、何となく「パンダのふるさと」を思わせる雰囲気ではありませんか。
ウィーンも熱心なパンダファンがいらっしゃるようで、当日も、女性が一眼レフカメラを持って運動場を元気に動き回るパンダを撮影していました。

ところで、パンダ舎の中には、パンダをレンタルするために協力した企業の看板が掛かっています。まさに、オーストリア上げてのパンダプロジェクトであることがわかります。

ウィーンのパンダですが、中国名は“ヤンヤン”と“ロンフイ”と言うそうですが、ウィーンに来てから、“シシイ”と“フランツル”という皇帝夫妻の名前になりました。確かに、立派なパンダ舎に輸入食材と、皇帝夫妻にふさわしい扱いではありますが…

レンタル期間は10年とのことです。日本にもレンタルでパンダが「来日」していますが、子供が生まれた場合、中国側と一定の約束があるようで、全数は日本国内にとどまることはできないようです。さて、ウィーンのパンダ夫妻、二世が生まれると良いのですが…

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January 24, 2005

拍手のフライング

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ごく、当たり前のことですが、オペレッタやオペラに拍手はつきものです。しかし、本来は拍手のタイミングで、聴衆の成熟度がわかると言われています。

というのは、本来、拍手をしてはいけない「間」というものが、オペレッタやオペラには存在します。とくにオペラは、お芝居の箇所がないだけ、拍手のタイミングが微妙で、妙なタイミングで拍手をしてしまうと、演奏と重なってしまうことがあります。
この話題は、以前「ウィーン何でも情報の掲示板」でも話題になったことがあります。
私は、音楽鑑賞の大先輩から、「オペラでは、アリアが終わったからといって拍手をすぐ、行うのは良くないよ。というのは、総合芸術なので、演奏が完全に終わって、残響が消えるまで待つのが、マエストロや演奏家にとっての礼儀だから」と教えられました。
確かにシュターツオパーに代表されるすばらしい劇場で鑑賞すると、この「残響」が絶妙で、思わず引き込まれてしまう瞬間があります。

また、これはオペレッタやオペラに限らず、管弦楽でも同様で、以前、楽友協会のゴールデン・ザールでウィーンフィルのコンサート(芸術週間のコンサートでしたが)を鑑賞した時も、ホールの残響のすばらしさには、感動を覚えました。

ところが、最近は、この残響が終わる前に拍手がバンバン飛び出すケースが増えています。
とくにシュターツオパーの「有名な演目」では、その傾向が顕著です。「椿姫」あたりになると、本来、拍手をしてはいけないタイミングで、拍手をしている観客がいます(代表的な場所は、「乾杯の歌」の直後)。おそらく、観光客が増えてきている証拠だと思います。観光客の増加は、観光立国のオーストリアにとっては結構なことだと思いますが、観客の質の低下は、残念でなりません。

ところで、逆に「拍手のフライング」が全くと言っていいほどない演目もあります。さて、どんな演目でしょうか?
実は、あまり上演されることのない「通好みの演目」の場合です。えっ、皆さん、通なのですかって… 確かに通の方が、通常の演目よりも多いのは事実ですが、実は「どこで拍手をして良いのかわからない」という方が多いとのウワサもあります。
あくまでもウワサですが…
ところで、海外の歌劇場が日本へ引っ越し公演をする際、プログラムの中に時々、以下の一文を見かけることがあります。
“上演途中での拍手は、ご遠慮ください”

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January 16, 2005

ウィーン・シュヴェヒャート空港拡張中

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「ウィーンの玄関」といえば、鉄道ならば西駅、そして空港ならば、ご存じシュヴェヒャート空港でしょう。最近は、日本からのオーストリア航空の直行便も増え、シュヴェヒャート空港経由でウィーンに入るという方も多いのではないでしょうか。

ヨーロッパには、いわゆる「ハブ空港」と呼ばれる基幹空港が、いくつかあります。代表的な「ハブ空港」は、イギリスのヒースロー空港、フランスのシャルル・ドゴール空港、ドイツのフランクフルト・アム・マイン空港などでしょう。
今まで、「東西の接点」かつ「永世中立国」というメリットを生かして、東側諸国のゲートウェイとの機能を果たしてきました。しかし、東側諸国のEU加盟に代表される、自由化により、他の空港からの直行便が増え、以前よりは、その地位が、相対的に低下している感があります(私見ですが)。

そんな中、ウィーン・シュヴェヒャート空港では、現在、ターミナルの大規模な拡張工事が行われています。現在のAターミナル側から、通称「沖止め」と呼ばれる駐機場方面に、新ターミナルビルを建設するものです。案内の看板(写真)の左が現在のターミナルで、右側が新ターミナルです。以下に新ターミナルが規模が大きいものであるかが、わかります。これが完成すると、ターミナルから直接、航空機に搭乗できる便が大幅に増えることになります。
また、これに合わせて、関連施設の拡充も図られており、すでに新しい管制塔が、その姿を見せています。

ところで、現在、航空便利用者が関心のあることの一つに、「パソコン通信関係が整備されているか」というものがあります。まだ、航空機内でのインターネット通信が一般的でないことを考えると、当然といえば当然でしょう(ヨーロッパでは、ビジネスパーソンの利用者が多いので、その必要性を痛切に感じます)。

あまり知られていないのですが、シュヴェヒャート空港は、実は現在、無線LANを「無料」で使うことできます。実際、私も昨年から日本製の無線LANカードを持ち込んで、アクセスをしていますが、快適に通信をすることができます。
この点は、ドイツのフランクフルト・アム・マイン空港より、はるかに進んでいます(同空港では、ボーダホンに契約していないと無線LANは使うことができません。当然、有料)。
いつまで、無料で開放してくれるかが気がかりですが、こういったサービスはいつまでも続けてほしいものです。

意外なところで、ハイテク化が進んでいるオーストリアのお話でした。
なお、新ターミナルは2008年完成予定のようです。

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January 10, 2005

ユニークなデザインのタクシー

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今日は、タクシーの話題です。
先日、ブルグ劇場前のタクシー乗り場で、写真のようなユニークなデザインのタクシーを見かけました。車体に「人が座った形」のイラストが描かれています。当然、窓ガラス部分にはイラストがないので、人が乗れば、その人の顔がイラストと一体になる仕掛けです。
しかし、イラストが男性で、乗客が女性の場合、「???」…ということもあるわけで、このミスマッチがおもしろいところなのでしょう。
実は、このデザイン、以前、ウィーンの路面電車に採用されていたことがあります。
こちらの方が、車体が大きかったので、注目度は抜群でした。しかし、色々なことを考える人がいるものですね。

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January 08, 2005

ウィーン地下鉄の区間運休

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今日は地下鉄のお話です。
日本でも最近は、JRなどで、土曜日や日曜日に一定時間列車を運休して、大規模なリフレッシュ工事を行うケースが増えてきました。

さて、先日、ウィーンの中心部、ステファンプラッツ駅で、「ウィーン地下鉄部分運休のお知らせ」を見かけました。地下鉄U1のカールスプラッツ-プラター(北駅)間を部分運休するというものです。
実施日は1月6日(祝日、三聖王の日)と1月9日(日曜日)の2回が案内されていました。代替交通機関として21系統の路面電車が指定されています。

しかし、21系統は、通常、カールスプラッツまでは来ていません(U1とU4の乗換駅であるSchweden-PlatzとPraterkaiを結んでいます)。良く案内を見ると、何と当日は臨時でカールスプラッツまで延長運転するのです。

おそらく、Schweden-Platzから、1系統と2系統の路線に臨時に乗り入れるものと思われます。実は、ウィーンの路面電車は、何かイベントがあったりすると、臨時の路線延長が行われたり、通常走らないルートに臨時列車が走ったりすることがあります(代表例は、サッカーの国際試合開催時など)。この点、意外と柔軟に対応する点には驚かされます。
良く、路面電車に乗っていると、各路線同士がつながっていることがわかります。また、通常は使わない短絡線が設けられていることがわかります。このような時に、短絡線が威力を発揮するのでしょうね。

余談ですが、日本の国鉄では、かつて災害時は別として、営業時間帯の列車を前面運休し、補修工事をすることは皆無でした。それは、「鉄道員として、高い誇りがあったからだ」とうかがったことがあります。しかし、近年では、都市部での夜間工事の制約(住宅が過密になり、騒音や振動が問題になっています)、工事効率の向上、工事関係社員の激減(協力業者への委託比率が格段に高くなっています)といった理由から、日中に営業を休止して、工事をするケースが増えてきました。これも時代の流れでしょう。

ふと、昔、国鉄にいらっしゃった方から、うかがったお話を思い出した一時でした。

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January 06, 2005

お正月飾りを撤去中

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ウィーンでは、ジルヴェスターのお祭りが賑やかなことで有名ですね。残念ながら私は立ち会ったことはないのですが、地元在住の方などにお話を伺うと、旧市街全体がパーティー会場の様相を呈するとか…。

さて、そんなウィーンのお正月ですが、確かに年明けに訪問すると、「ジルヴェスターの名残」を随所で見ることができます。三角形の形をした「屋台」(全て同じ形)や、仮設舞台(これは金属製の足場を組んだもので、大小あるようです)、各種のタワー、道路上の飾り(旗状のものが中心)、仮設トイレなどが、ケルントナーシュトラーセやグラーベンといった通りや、ラートハウスプラッツに代表される広場に並んでいます。

日本と異なり、お正月休暇の短いウィーン(今年はカレンダーの関係で実質2日まで休みだったようですが)では、2日から撤収作業が行われます。

たまたま、この撤収作業に出くわしたことがあります。日本の場合、この手の設営や撤収は民間企業が行っているケースが多いものです。しかし、ウィーンでは、その大部分をウィーン市の各部局が、所属する作業用車両を動員して行っていました。
ということは、特徴のある「三角形の屋台」はウィーン市の財産なのでしょうか?(何となく業者にレンタルしているような気がします)。
ただし、数が多いことと、休み空けで商用車も多いことから、作業は2日ないし3日ほどかかるようです。この時期に商店などでは、クリスマスの飾りを撤去するところもあるようで、クリスマスツリーの「残骸」を街中で見かけることもあります。

また、この時期になると通りの電飾も終わっているところが増えてきます。以前、お正月にウィーンを訪問した際、ケルントナーシュトラーセでは、電飾そのものは、まだ撤去されてはいませんでしたが、2日には通電されなくっており、ちょっと残念だった記憶があります。

そして、ウィーンでは、いよいよ舞踏会のシーズンに入っていきます。

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January 04, 2005

シュタットオパーのお色直しに見るウィーンのセンス

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2004年の初夏から秋にかけて、シュタットオパーのお色直しが行われました。主に酸性雨などで、汚れてしまった外観の清掃と補修が中心だったようです(いわゆるお色直しですね)。まず、後ろ側から始まって、オペラショップ・アルカディアがあるカラヤン広場側、そして、正面と、逐次工事が行われていました。その間、当然ながら作業用の足場が組まれ、その周りはシート(養生シートと言いますが)で、覆われていました。そのため、この時期に観光で訪れた方は、養生シートで覆われたシュタットオパーを見て、ガッカリされた方も多いことでしょう。

当然、商売上手なシュタットオパーですから、養生シートにはしっかりスポンサーの名前が… さすがに工事の費用をコマーシャルで補おうという発想が、これまたすごい。

さて、写真は正面ファザードを工事している時の写真です。コマーシャルがあるからわかりますが、実はテラスの部分(冬は多面体のガラスで覆われることで有名)も養生シートで覆われているのです。ただし、ここだけは、「シュタットオパーの顔」なので、あえて養生シートに、原寸大のイラストを入れています。

見事な養生シートではありませんか! ちょっとセンスを感じさせた工事の一幕でした。
なお、現在、シュタットオパーのお色直しは終わり、きれいな姿を取り戻しています。

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January 03, 2005

四つ葉のクローバー

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2005年は2日が日曜日だった関係で、ウィーンのお正月休みは2日までのところが多かったようです。というわけで3日からは、職場もお店も正常業務…ということのようです。

さて、ウィーンのお正月で必須のアイテムと言えば、「ブタ」「煙突掃除人」「四つ葉のクローバー」でしょう。いずれも「縁起物」として、お正月には色々なところで見ることができます。
ホテルの朝食堂でも、お正月の時期は「縁起物トリオ」が登場します。私がよく利用するウィーンの某ホテルの朝食堂で、こんな物を見つけました。

「四つ葉のクローバー」の鉢植えです。きれいに揃った「四つ葉」が魅力的ですね。何か、御利益がありそうです…
私が見たホテルでは、各テーブルに、きれいな金属製の鉢に入れて、置いてあったところをみると、きっと「お正月用の飾り」として花屋さんなどで販売されているものと思われます。
ということは、どこかでは、お正月用に栽培している農家がある…ということですね。

また、花屋さんの店頭をのぞくと、この時期、鉢植え用の飾りとして煙突職人や、ブタが用意してあるところもあります。
こういったちょっと変わったウィンドー・ショッピングも、また魅力的です。もし、この時期、ウィーンを訪れることがあったら、いつもとは違うお店ものぞいてみてください。新しい発見があると思います。

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January 02, 2005

ブタ君登場

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以前もご紹介しましたが、ウィーンのお正月はブタ君を、至る所で見かけます。
写真は、某携帯電話会社がスポンサーになっていたタワーです。巨大なブタ君の写真が掲出されています。ごていねいに合成で、四つ葉のクローバーを、くわえさせているではありませんか 結構かわいい子ブタ君ですね。

なお、2005年は、インドネシア・スマトラ島沖地震による津波災害のため、ジルヴェスターのお祭りは、控えようという機運があったようです(行事自体は、ニューイヤーコンサートも含めて、ほぼ予定通り行われたようです)。そのため、お菓子屋さんの店頭に並ぶブタ君や各種ブタ君グッズの売れ行きは、今ひとつだったとか…

こんな時こそ、ブタ君と煙突掃除職人が幸運を運んでくるのを祈りましょう。

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January 01, 2005

劇的だったオペレッタとの「遭遇」

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2005年、最初の記事は、私のバンドルネームにかかわるお話です。
私がオペレッタを本格的に鑑賞するようになったのは、実は、ごく最近です。という訳で「新参者」なのですが、亡き父親譲りの「凝り性」なもので、短期間で集中的に、本場のオペレッタを鑑賞したこと、インターネットを通じてすばらしい先輩に出会えたことで、急速に「はまって」しまいました。

では、その最初の鑑賞は…今から10年ほど前になりますが、突然元気だった私の父親が亡くなりました。膵臓ガンだったため、発見したときは、すでに手遅れ状態で、入院後、1ヶ月ほどで、神に召されました。キリスト教徒だった父親らしく神に召されたのが12月21日でしたが、葬儀は、クリスマスイブの24日になりました(23日は日本では祝日にあたるため、葬儀はできません)。熱心に通っていた教会で、クリスマスの飾りの中、葬儀が営まれました。まるで計算されたようなタイミングです。

急きょ、突然一人になってしまった母と一緒に暮らすことになりました。その後、母が街で転んだ際、足の骨を折るという事故に見舞われました。幸い、手術により、通常の生活に戻ることができたのは、不幸中の幸いでした。
しかし、何か、目標を持たせることを考え、オーストリア旅行を企画したのです。
すでに、70歳を超えていたので、無理がないように、私が「私設ツアーコンダクター」を努めることとし、スケジュールを考えました。
なぜ、オーストリアを選んだかって…もちろん、私の大好きな国、そして両親が好きなクラシック音楽とクリスマスの本場だから他なりません。

当時は、まだシュタットオパーやフォルクスオパーで、オペラやオペレッタを鑑賞したことがなかったのですが、せっかくなので(当時は、母親の「ウィーン詣」は、これが最初で最後の可能性があると勝手に思っていました)、本格的な劇場で、本格的なオペラを…と考えました。しかし、初心者にシュタットオパーは敷居が高く感じられました(実は、今から考えると、そんなことは全くないのですが…)。スケジュールを見ていたら、ウィーン滞在中、フォルクスオパーで「メリーウィドウ」が上演されることがわかりました。
両親には、今まで何度か来日公演のオペラ鑑賞をプレゼントしたことがあります。まぁ、母も気楽で良いだろうと勝手に考え、「メリーウィドウ」を見ることに決めました。
しかし、チケット入手方法がはっきりとわからず、クレジットカード会社の旅行部門(ウィーンに営業拠点があり、そこでチケットを受け取ることができます)にお願いしました(今から考えると、手数料などで、結構な金額になりましたが)。
さて、当日、リング沿いのホテルから、母と連れだって、U4、U6と乗り継いで、フォルクスオパーへ向かいました(このルートが、今から考えるとばかばかしい)。

席は、二階の前方で、舞台全体が見える「当時としては」比較的良い席でした(今は、その席では不満ですが)。
実は、母も本場のオペレッタを鑑賞するまでは、「オペレッタはオペラよりもレベルの低いもの」という誤解をしていたようです。これが、日本の現状なのです。
私も「メリーウィドウのワルツ」などは知っていましたが、どんな場面で、どのように使われるのか…お話の筋も含めて、当時は知りませんでした。
舞台が始まって、びっくり、仰天。楽しい曲やダンス、そしてコーラス、お芝居…楽しいの、何の。そして、気がつけば「女、女、女のマーチ」(ご存じ、リフレインと手拍子が盛り上がりの秘訣)で完全にオペレッタの世界にはまってしまいました。

帰りにクロークでコートを受け取ると、お客様のすばらしい笑顔が…オペレッタっていいですね。もちろん、母もオペレッタに対する認識が一変したのは、言うまでもありません。

しかし、今まで母と共通の話題がなかったのですが、オペレッタやオペラ鑑賞を始めてから、自宅でも“あの歌手はうまくなったね”“ちょっと、オケが迫力不足だよね”“バレーは上手だけれども、中音が苦手みたいだね”などとオペレッタ・オペラ談義に花が咲く、今日この頃です。
教訓1:最初からレベルの高い「本物」を見ることが、好きになる(はまる)コツ
教訓2:食べず嫌いにご注意(先入観ほど怖いものはない)

2005年からは原則として週1回の更新とします。ただし、里帰り中は別…

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