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March 2005

March 29, 2005

メルビッシュのオペレッタ…あれこれ

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今や「夏の風物詩」となった間のあるメルビッシュのオペレッタです。2005年は、100年を迎える「メリーウィドウ」(原題はご存じ「陽気な未亡人」)が上演されます。さすがに、人気演目だけあって、すでに良い席は「売り切れ」状態です。といっても、これには「仕掛け」があります。常設の劇場以上に、「団体枠」が設定されているようで、現地の旅行会社に席が割り当てられているようです。実は、2004年に現地の旅行会社にふらりと立ち寄って、「マリッツァ」の空席を聴いたところ、ネットで確保できる場所よりも良い席が空いていました。即、購入したのは言うまでもありません。
さて、このメルビッシュですが、最近ではNHKで、その模様が放送されるので「舞台風景」はご存じの方も増えていると思います。

しかし、なかなか舞台裏というか、客席のバックヤードの模様は紹介されないので、今日は、客席やバックヤードの様子をご紹介しましょう。
まず、最初に訪問したとき、観客席に入ってびっくりしました。「ここは、野球場か?」と見間違うような構造になっています。しっかりとしたコンクリートの構造物です。とくにカテゴリー8や9という後方の座席は、さしずめ甲子園球場の「アルプススタンド」の様相です。また、後ろの席ほど、前後の段差が付けられており、意外と見やすいのも特徴です。ただし、遠い…。オペラグラスは必需品です。音声に関しては、すべて舞台両脇のスピーカーを通して流されますので、大変良く聞こえます。

座席ですが、屋根のない屋外なので、カテゴリーにかかわらず、すべて金属製です(出入りを考慮し、折りたたみ方式)。そのため、常連の皆様は、必ず、座布団を持参しています。

私は、「人間座布団状態」なので、あまり必要性を感じませんが、あった方が快適に鑑賞できること、請け合いです。
スタンドの裏側は、野球場さながら、レストランや化粧室になっています。スタンドからの出入り口は、比較的狭いのですが、スタンド裏の階段は、広い作りになっています。また、何箇所かに売店も設置されています。売店には、おなじみの公演プログラムやCD、DVDに加えて、座布団やビニール製の雨合羽などを売っているところが、屋外オペレッタらしいところです。

メルビッシュでは、レストランは屋内だけではありません。どちらかというと、スタンド裏の広場にある屋外(早い話、屋台)がメインです。「リゾート地の夜」なので、通常の劇場とは異なり、お食事ものが比較的充実しています。また、温かいお料理も提供されます。

もちろん、お飲み物も充実していますが、やはり、ワインの産地だけあって、ワインをお召し上がりになっているお客様が多いようです。

このワインですが、毎年、公演内容に合わせた専用のグラスが制作されます。当然、絶好のお土産品となります。ワインをオーダーすると、デポジット制(昨年は1ユーロ)になっており、空いたグラスをカウンターに返すと、グラス料金が返金されます。従って、お持ち帰りも、当然OKです。ただし、何度か使い回したグラスなので、お持ち帰りの際は、良く点検しないと、欠けているものや、ヒビが入っているものがあります。レストランに面した広場は暗いので、点検は容易ではありません。

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March 21, 2005

電柱と電線(その1)

IMG_9719b先日、ウィーンでビルの上層階に物を運ぶのに、リフトを使っているシーンを見かけました。どうも窓から物を運び込むようで、リフトの付いた車がビルに横付けされていました。たしかに古いビルの場合、エレベーターもありません。また、階段も狭いことが多いので、この方式が最も効率的かもしれません。色々な方法を考えるものだと感じました。
ところで、その後、ふと気づいたことがあります。それは、日本だったら歩道の電柱と電線が障害になって、リフトを使って物をビル内に搬入することは難しいだろうということです。

実際、日本では新しく開発された住宅団地でも、電柱が乱立しています。電線の地中埋設を進めているのは、一部の地域(主に商業地域)に限られています。
景観はもちろんですが、日本の場合、電柱は歩道側に立てられているため、ただでさえ狭い歩道が、ますます狭くなってしまいます。それに加えて、電柱があるため、車の駐車などにも支障を来すことが多々あります。ウィーンの街を歩いていると、電柱がないため、歩道が広々しています。

オーストリアの場合、電柱が少ないのは、大都市に限られている訳ではありません。地方都市の実情については、追ってお知らせすることにしましょう。

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March 14, 2005

ロッククライミングにはご注意を!

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今日はちょっと変わった話題です。
「ザルツカンマーグートの真珠」と言われるゴッサウゼーを訪問したときのことです。
ザイルバーン(ロープウェイ)に乗ろうと思い、駐車場に車を止めて、山麓駅へ向かいました(実は、一般用の駐車場は坂の途中にあるため、現地への到着が遅くなると、徒歩で強烈な坂を登る羽目になります)。

山麓駅に到着すると、ロッククライミングの注意書きを見つけました。確かに、背後にそびえる山を見ると、ロッククライミングにはうってつけです。私は、このようなスポーツをやりませんが、結構、本格的な装備を持った方が来ています。

さて、写真が、その案内板です。「安全なロッククライミングのための注意点」という内容でしょう。前後(この場合、上下でしょうか)の距離の取り方や、ザイルやハーケンに関する注意が、イラスト入りで紹介されています。しかし、登山中の山男の下には、何と「ガイコツ」が…
ハーケンをちゃんと打たないと、墜落して、死亡するよ」という注意でしょうか?
日本では考えられない、ちょっとユニークな「注意書き」ですね。
オーストリアを巡っていると、時々、このような「ちょっとユーモアを効かせた注意書き」を見かけます。あなたも、探してみてはいかがですか?

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March 07, 2005

また会う日まで…

IMG_9765B先日、2月5日から路面電車の1系統と2系統(ご存じ、環状路線)に超低床式電車(7ユニット仕様)が入ったとお知らせしました。ところが、どうも恒常的に使用するという訳ではなく、地下鉄2系統の工事運休に伴う暫定措置のようです。

現在の地下鉄2系統は、カールスプラッツ(kalsplatz)とショッテンリング(scottenring)を結ぶ、ウィーンの地下鉄で最も短い路線です。現在、scottenringから先、ドナウ運河を越えて郊外への延長工事が進められています。地下鉄2系統はリングの真下を走っている訳ではありませんが、路面電車の1系統と2系統と重なります。

地下鉄2系統が運休中は、1系統、2系統の路面電車が代行する訳ですが、地下鉄に比べると通常型の車両はバリアフリーという観点では難があります。そこで、急遽、運休期間中、超低床式電車が投入されたようです。また、運行間隔も通常の6分間隔から3分間隔になっているようです。

期間は3月下旬までのようです(交通局のサイトでは28日までのようです)。しかし、実際に利用した立場だと、乗り降りが楽で、前回同伴した高齢の母も喜んでおりました。ウィーンもお年寄りが多いので、それだけに早期の「本格導入」が待たれるところです。日本では都心の環状線である山手線には、最新型車両が比較的早く投入されるだけに、1系統・2系統に超低床式電車がなかなか入らない理由は、何なんでしょうね。

なお、地下鉄2系統ですが、予定では2008年5月にStadionまで、さらに2009年にはドナウ川を越えてAspernまで延長されることになっています。

さて、郊外乗り入れるJ系統には超低床式電車が投入されていますが、東京の山手線にあたる1系統と2系統に、この車両が本格投入されるのはいつのことでしょうか。

ところで、ここで疑問が一つ。車両の増備なしに、1系統・2系統に超低床式電車を入れた場合、どこかの路線に旧型車両になっているのでは…。さて、それはどこの路線だったのでしょうか?

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