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June 01, 2005

シャーフベルクの雪

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今日は、変わったエピソードをご紹介しましょう。

今から10数年以上前のことになります。友人と二人で真夏にウォルフガングゼーに行ったときのことです。

当時、シャーフベルクバーンは創業時から活躍している蒸気機関車による列車が主力でした。あいにくお天気が余り良くなかったのですが、せっかく来たのだから…ということで、山麓駅で乗車券を買い、山頂へと向かったのです。現在も、同じですがシャーフベルクバーンは座席定員制のため、あらかじめ列車を指定して乗車券を購入します。乗車券購入の際、発車時刻の入った列車指定券(これは改札の際に回収されます)を渡されます。

ハイキングが盛んなオーストリアでは、山頂まで列車で向かい、のんびりと歩きながら下りてくる…という利用形態も多いのが特徴です。もちろん、往復とも列車を利用する「軟弱もの」も最近では増えていますが、私は最初から「軟弱もの」でした。ラック式鉄道のため、乗り心地はお世辞にも良いとは言えませんが、皆、窓からの景色を眺めて喜んでいます。

山頂に向かうにつれて、雲が広がってきました。山頂駅は残念ながら雲の中…

本来は見えるモンドゼーなど、周辺の景色は全く見えません。そのうち、風も吹いてきました。風が吹くと、とにかく寒い。とりあえず、駅に避難しましたが、同じことを考える方が多いようで、駅舎は満員です。しばらく駅舎の中にいましたが、居心地が良くないので、表に出ると…何と、8月というのに雪が降っているではありませんか!!
もちろん、「みぞれ」状態ではありましたが、正直これにはびっくりしました。私たちも、早めの列車で下山することを考えたのですが、誰しも考えることは同じです。下山する列車はいずれも満席で、結局、山頂で2時間ほど滞在しました。この間、山頂のヒュッテでズッペを飲んで体を温めた記憶があります。
しかし、写真がないのが残念無念!(探せばありそうな気がしますが…)。

その後、列車で下山すると、麓のウォルフガング・マルクトには、雪の面影すらありません。夏のウォルフガングが広がっていました。

写真は「シャーフベルク・バンホフ」の船着き場にある看板です。

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