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June 13, 2005

ニワトコの天ぷら

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初夏になると、一斉に咲き始めるのがホルンダー(西洋にわとこ、英語ではエルダー)という花です。民家の庭や森の中に、花がわさわさと揺れているのが見ることができます。
このホルンダーですが、花のエキスからつくったシロップ(ホルンダー・ブリューテン・シロップ)が有名です。一説によれば、「オーストリアの隠れた名品」とか…

現地の人に言わせると、「俺の田舎のおばあさんが作っているのが一番旨い」とか自慢されてしまうそうですが、現地では製品として販売されています(余談ですが、日本に帰ってきてから、ググったら、なんと国内で通信販売しているお店がありました。侮れない日本市場)。
なお、ホルンダーのシロップについては、山城 薫さんの著書「ウィーン便り<風の街のシンフォニー」にも詳しくご紹介されています。

さて、本題ですが、先日、ウィーンの某バイスルで友人と昼食をともにした時、メニューに「ニワトコの天ぷら」を見つけました。主食ではありません。デザートの欄です。たまたま女性もご一緒だったので、「おもしろそうだから、食べてみようか」となりました。

出てきたものが、写真のものです。

ホルンダーの花と葉がそれぞれ「天ぷら」になっており、中央にはシャーベットが載っています。食べてびっくり、日本の天ぷらと同じような食感なのです。不思議なお味でした。

メインディッシュがちょっと重めだったので、このときは一皿オーダーして3人で分け合ったため、私は「葉」だけしかいただくことができませんでした(当然、花は女性に譲りました)。

出てくるのに時間がかかったので、「きっと、マイスターが急な注文であわてて、ホルンダーを、どこかに取りに行っているんじゃないの」と冗談を言っていましたが…

こんな「季節料理」を味わうことができる「隠れ家的なバイスル」が、ウィーンには多数存在します。これだから、たまりません。

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