« “ビストロサービス”って何? | Main | 夏も強いぞオーストリア »

July 25, 2005

興味深い産業技術博物館

326-2649_img
日本では夏休みに入り、各地の施設が混み合っています。最近では日本の博物館もおもしろいところが増えていますが、ウィーンは「博物館の街」と行って良いほど、様々な博物館があります。かなり、専門的な博物館も多く、「その筋」の方にはたまらない場所になっています。
さて、比較的一般向けの博物館の一つに「産業技術博物館」があります。場所は西駅の近く、というかシェーンブルン宮殿に近いところです。日本人の観光客は余り見かけませんが、結構、興味深い博物館です。工学系に興味のある私は、改装前と改装後に訪問しています。

改装前は、屋外に実物の鉄道車両が多数展示されていました。しかし、150周年に合わせてウィーン郊外に「鉄道博物館」(Eisenbahn Museum Strasshof)が開設され、実物の鉄道車両は、そちらに移転してしまいました。そのため、現在は、鉄道関係の展示は寂しくなりました。ちなみに、かつて蒸気機関車を中心とする車両が展示してあった場所(ターンテーブルの周囲に車両が配置されていました)は、今流行のアイマックスシアターになっています。一見すると「オーストリアと産業技術」は、結びつかないような気がしますが、そこは歴史ある国だけあって、意外な発見があります。例えば土木工事(山岳地帯なのでトンネルや橋梁の工事は古くから盛んですね)などには興味深いものがあります。また、実物の多くは鉄道博物館に移ったとは言え、車両の大型模型や駅の模型などは、引き続き展示されています。スポーツ航空が盛んな国だけに、メインホールの天井には、グライダーがつり下げられています。

この「産業技術博物館」ですが、基本は「体験型の博物館」で、色々な展示物を操作することで、機械の仕組みなどが理解できるようになっています。特に「水力の仕組み」に関する展示は、おもしろいですね。そのため、学生・生徒の「課外学習の場」として活用されているようです。また、「音楽の都」(ありふれた言い方ですが)らしく、楽器のメカニズムを紹介したゾーンもあります。

このほか、他の博物館と同様、企画展示ができるホールもあり、最近訪問した際には、自転車に関する展示を行っていました。オーストリアの博物館では「定番」となっているカフェもあり、軽食(もちろんビアなどのアルコール飲料も販売されています)をとることができます。このカフェですが、二階(日本式の二階)中央にありますが、天井が高く、なかなか落ち着いた場所です。

入り口の近くにはミュージアムショップもありますが、“これは!”という「一品」は少ないのが、残念なところです(最も、何をもってして「一品」というかは、意見が分かれるところでしょうが…)。何度か立ち寄ってみましたが、書籍関係が比較的充実しているようです。
天気の良い日には、正直、もったいないですが、雨の日や寒い日などには、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

|

« “ビストロサービス”って何? | Main | 夏も強いぞオーストリア »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 興味深い産業技術博物館:

« “ビストロサービス”って何? | Main | 夏も強いぞオーストリア »