« 「タンス預金」はお早めに換金を | Main | 郷土料理シリーズ1“農夫のご馳走” »

August 22, 2005

ハイテク・リゾートホテルの謎

IMG_1431B
先日、シュタイヤマルク州の小さな街で、リゾートホテルに宿泊しました。当初、宿泊予定だった場所が混んでいたため、車で移動し、急きょ、宿泊を決めたものです。幸い、長期滞在者向けのアパートメントを1泊だけ利用させてくれることになりました。

さて、フロントでチェックインの際に通常の鍵に加えて、二つのハイテク装備を渡されました。一つはリモコン、もう一つは意味がよくわからなかったのですが腕に付けるブレスレットのようなものです。

このホテル、宿泊室が少ないにもかかわらず、スパやサウナ、温泉プール、フィットネスジムなどの施設が充実しており、日帰り利用も多いようです(他のペンションからやってくるようです)。また、少人数で運営しているようで、フロントには監視用のモニタに構内の映像が数多く映し出されていました。また、私がチェックインすると、すぐに宿泊者が増えたことを構内無線で連絡していました(この規模のホテルにもかかわらず、電話でないところが、すごい)。さらに、フロントにはホテル内の随所に設けられた監視カメラの映像が映っていました。日帰りのお客様が多いため、保安上の理由かと思われます。

リモコンですが、実はホテル正面玄関の門扉開閉に使用するものです。というのはホテル裏に駐車場があるのですが、こちらは日帰り専用で、宿泊者は構内の駐車場を利用することになっています。ところが門扉は通常閉まっており、自動車の乗り入れはできません。そこで、チェックイン後は、このリモコンで宿泊者は自由に門扉を開閉できるという訳です。私も日帰り専用駐車場から、構内駐車場へ車を移動しましたが、その際、このリモコンのお世話になりました。ちなみにチェックアウトして、専用駐車場から出るときは、門扉の前に来ると、例の監視カメラで車の映像が映るようで、フロントからリモートコントロールで門扉を開けてくれました。

さて、もう一つのツール、「謎のブレスレット」ですが、結局、翌朝まで何に使うものかわかりませんでした。
翌朝、朝食をとるためカフェレストランへと出向きました。ちなみに、このホテルでは本格的なレストランも完備していますが、朝食時にはビュフェ形式となるため、カフェレストランを使用しています。自分でブロートやシンケンをとって席まで戻る途中、カウンターの上に、怪しげな機械(写真のもの)が…
どうやら「謎のブレスレット」をこの機械にかざすと、自動的に会計を済ますことができる(つまり部屋付けにできる)ようです。このカフェレストランは、フィットネスジムとプールに隣接しているため、昨晩のぞいたらガンウを羽織った皆様が利用していました。考えてみると、プールやフィットネスジムに行くのに小銭を持って行くのも大変ですし、通常、部屋の鍵はロッカーなどに格納してしまうでしょう。
そう考えると、「謎のブレスレット」の存在意義が急浮上します。このブレスレットを腕に巻いておいて、会計の際、機械にかざすだけでOK。これは便利です。仕組みはICカードの変形(ICタグ)だと思います。
山間部の小さな町のホテルですが、実はハイテクを駆使して、少人数で効率的な経営をしているところに、すごさを感じました。

また、私が、ここ10年来、利用しているザルツブルク州の外れにあるホテル(といってもペンションに近い)があります。最初の頃は電話回線もトーンだったのですが、昨年から部屋にLAN回線が設備されるようになりました。このホテルでは、去年はLAN端子までだったのですが、今年はご丁寧に2メートルのLANケーブルまで付いていました。
もちろん、LANケーブルにはWindowsの設定方法の説明書も付いています。さっそく使ってみましたが、快適にインターネットにアクセスできました。おそらくADSLが入っているのだと思います。このホテル、小さな町にある上、付近にいわゆる観光施設がありません。単なる「山間の町」です。しかし、ここでブログの更新が、いとも簡単にできてしまうところが、考えてみると恐ろしい…なお、料金ですが、今回は無料(使い放題)でした。ただし、これは長年宿泊しているのでサービスだったのかもしれません。ちなみに部屋代は朝食付きで1泊40ユーロほどです。

|

« 「タンス預金」はお早めに換金を | Main | 郷土料理シリーズ1“農夫のご馳走” »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference ハイテク・リゾートホテルの謎:

« 「タンス預金」はお早めに換金を | Main | 郷土料理シリーズ1“農夫のご馳走” »