フォルスクオパーのコンツェルタント・オペラ
2005年11月にフォルクスオパーで、コンツェルタント形式のオペラ“ノートルダム”が上演されました。たまたま、この公演を鑑賞する機会がありました。“ノートルダム”はフランツ・シュミット(1874年~1939年)作曲のオペラで、残念ながら個人的に、この手のオペラに造詣が深くないため、内容についてのコメントは差し控えます。
フォルクスオパーには何度も行っていますが、コンツェルタント形式のオペラは初めてだったので、どのように上演されるか、興味がありました。
国立歌劇場の場合と同じく、オーケストラピットをなくして、舞台と併せてオーケストラ用のスペースとしていました。もともとフォルクスオパーのオーケストラピットは、簡単に上下できる構造になっています。通常のオペラやオペレッタの公演でも、オーケストラピットを上げるケースがあります(過去に自分が見た公演では、“ニュルンベルクのマイスタージンガー”のフィナーレで、ピットが突然上がったケースがあります)。そのため、簡単に舞台と同一レベルにすることができます。今回は舞台と一体化して、オーケストラのスペースを広げたのだと思います。その結果、いつもよりもオーケストラのメンバーが多いように見えました。また、最後部には合唱団のスペースが設けられていました。これも、通常のコンツェルタント形式オペラで一般的な様式でしょう。
さて、興味深かったのは客席です。通常のオペレッタやオペラの場合、最前列は結構おもしろい席なのですが、コンツェルタント形式では、ピットが上がっているため、歌手の足しか見ることができません。そこで、今回は、1列目と2列目を販売せず、空席としていました。たしかに3列目くらいからならば、鑑賞しやすいでしょう。これはちょっと珍しい経験でした。
さて、肝心の舞台の評判はどうだったのでしょうか。私が見た公演では、ブラヴァとブーが混在していましたが…


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