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November 21, 2005

新興航空会社“ザルツブルク・スピリッツ”テイク・オフ

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オーストリアに限らず、規制緩和による格安航空会社の登場で、航空業界は再編成を迫られています。事実、スイスのように、国を代表する航空会社が倒産しているケースも見られます。オーストリアでも、ユニークなサービスが売り物だったラウダ・エアやチロリアン航空も、オーストリア航空の傘下に入ってしまいました。

さて、今年の夏、ザルツブルクから、フランスのパリ経由で帰国することになりました(別にフランスに用があった訳ではありません)。その際、日本の航空会社に予約をお願いしたところ、エールフランスの便を指定されました(パリから成田までは、某日系航空会社利用だったので)。

さて、レンタカーをザルツブルク・アマデウス・モーツァルト空港(昔はマキシミリアン空港と言っていましたが…)に返却し、チェックインをすませました。その後、出発ロビーで待っていると、エールフランスの塗装とは違う、見たことのない塗装の飛行機がやってきました。“まさか、これじゃないだろう”と思っていましたが、ランプ・バスに乗ると、その飛行機に近づいていきます。この飛行機こそが、「ザルツブルク・スピリッツ」(Salzburg Spirit)と書かれた新興航空会社でした。

乗ってみると、シュタイヤマルク航空(Styrian Spiritが正式名称)という、地域航空会社から派生した航空会社であることがわかりました。機材は日本でもリージョナルジェットとしておなじみの50人乗りのボンバルディアCRJ(カナダ製)を4機保有しています(実際に所有しているのは親会社に当たるStyrian Spirit のようです)。

現在のところ、定期便としては、ザルツブルクを起点に、クラーゲンフルト、パリ(シャルル・ドゴール)、チューリヒ、マリボール(スロヴェニアで二番目に大きな都市)の4都市を結んでいます。クラーゲンフルトやマリボールといったマイナーな都市が入っている理由は、“Styrian Spirit”と “Slovenian Spirit”という「3社連合」を組んでいるためです。
機内サービスも、新興航空会社らしく、きめ細かいもので、リピーターの獲得に努めていることがうかがわれます。また、フライトアテンダントのユニフォームが、今では珍しい帽子着用になっています。デザインも、ちょっとクラシックな印象でしょうか(今回は写真はありません。興味のある方は以下のサイトから探してください)。

ところで、便名ですが、記号がなくなってしまっているため、Z2から始まるというのも、新興航空会社らしいところです。名前からして、是非、応援したい航空会社です。

http://www.salzburgspirit.com/index.php?home_de

余談ですが、ラウダ・エアを追われた創業者のニキ・ラウダ氏ですが、新しくウィーンを拠点とした新しい航空会社を立ち上げています。

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