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December 04, 2005

特別改札にご用心

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アドヴェントの期間中、特に土曜日は、買い物客で地下鉄をはじめとする公共交通機関が混雑します。また、“忙しいから、ついうっかり…”ということで、乗車券を事前に購入しないで乗ってくるお客様も多くなるようです。

先日、ウィーンでも屈指のショッピングゾーンである地下鉄のノイバウガッセ駅を利用したところ、市交通局の職員による「特別改札」を実施していました。今までも何回か特別改札を見たことがありますが、これはいずれも列車内に私服係員が乗ってきて、行われるものでした。こちらの方が、正直、インパクトがあるのですが、引っかかったお客様の対応をしているうちに、自分で「危ない」と感じたお客様は、降車してしまうことがあります(このようなケースを見かけました)。

今回の駅改札口での特別改札は、大量の職員を動員し、一斉に行っているので、「無賃乗車」を一網打尽にする効果があります。
いろいろな書籍にも紹介されていますが、ウィーンの特別改札では、「言い訳」は一切通用しません。これは外国人観光客であっても、例外ではありません(以前は、乗客の言い訳集が乗客への啓蒙活動の一環として、社内に掲示されていました。これは、市交通局の職員が考えたものらしいのですが、これが、“犬が乗車券を食べてしまった”など、笑える内容でした)。

もちろん、私は24時間チケットを持っていたので、全く問題はありませんでしたが、私の乗っていた列車から降りた乗客も何人か、「御用」になっていました。係員はハンディーターミナルを持っており、その場で追徴金の手続きを行っていました。
付近での用事を済ませて、1時間ほどたってから、ノイバウガッセ駅へ向かうと、まだ特別改札をやっていました。どうも午前中いっぱい行っているような雰囲気でした。なお、地下鉄に乗る際には乗車券をチェックされることはありませんが、心なしか、券売機の前の列が長くなっているように感じました。

市交通局は否定していますが、市民の間では「無賃乗車の検挙によって、係員に報奨金がでるらしい。だから熱心にやっている」とのウワサがあるようです。

まぁ、乗る以上は、乗車券を買うのは、「当たり前」なので、特別改札の徹底とはあまり関係がないでしょう。
皆さんも、“係員もいないし、乗車区間も一駅だから、今日は切符はいいかな”と考えると大やけどをしますから、ご注意ください。
写真はノイバウガッセ駅の改札口付近ですが、特別改札のため、人が渋滞しています。

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