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December 02, 2005

オペラの鑑賞マナーあれこれ

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12月1日、国立歌劇場で“ナクソス島のアリアドネ”を鑑賞する機会に恵まれました。ツェルビネッタ役にはグルヴェローバさんが登場するため、その筋に方には人気の演目です。さすがに満席でしたが、日本人の団体も数組見かけました(比較的、日本人にはなじみのない演目にしては、珍しいと思います)。日本人団体の特長ですが、まず、席に着くと、お互いに記念写真撮影大会が始まります。まぁ、それ自体は悪いことではないのですが、同行者が交互に写真を撮り合うため、かなり目立ちます。まぁ、ほどほどに…といったところでしょう。特に通路を占拠して、撮影大会に興じる姿には、ちょっと首をかしげたくなります。

また、今回の公演では幸い「拍手のフライング」はなく、ほっとしました。しかし、第2幕で序曲が流れている途中、私語をしている日本人がいて、前の座席のお客様に注意されていました。ちょっと、注意してもらいたいものです。
それにしても、第2幕、劇中オペラのシーンで、グルヴェローバさんが単独で、長時間歌う場面があります。このシーンが終わった後の、「怒濤の拍手」は、すさまじかったですね。

拍手で5分ほど進行が中断するほどでした。第1幕では、出番がほとんどないため、余計、盛大な拍手が送られたのだと思います。「怒濤の拍手」は、単に歌がすばらしいだけではなく、その高い演技力にも賞賛の拍手が送られたのだと思います。とにかく、役に没入している姿が、感動を呼びました(“円熟の境地”とは、正にことのとでしょうか)。

また、お開きになった後のカーテンコールでは、バッカス役は、できが良くなかったため、はっきりとしたブーイングコールが巻き起こりました。さすがに「耳の肥えたお客様」が多い国立歌劇場です。容赦ありません。もっとも、この厳しいお客様がいるからこそ、舞台のレベルが上がるのでしょう。

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Comments

はじめまして

ボクも音楽好きで、ウイーンとかたまに行きたいのですが、なかなか休みが取れません。

グルヴェローバの「ルチア」をウイーンオペラで見たことがあります。例の発狂のところでの拍手は同じように5分くらい中断していました。

このときは安い席で見たのですが、中央付近の良い席にいた日本人団体の半分くらいが寝ていたのは腹が立ちましたけどね。まあ、日本人観光客がウイーンオペラを支える収入源の一つになっているようなので、これでもいいのかもしれませんけどね。

また拝見させてもらいます。

Posted by: コロンビー | December 14, 2005 13:30

コメント、ありがとうございます。
翌日、「椿姫」は日本人団体が多いと予測していたのですが、実は、チケットがとれなかったようで、日本人の姿はほとんどありませんでした。逆に、「ナクソス島のアリアドネ」は予想以上に日本人が多く、ウィーン在中の友人もびっくりしていました。
しかし、興味関心のないオペラを見るのは、正直、苦痛かもしれません。
ただ、「ウィーンに行ってオペラを見ました」という体験談が残るだけで…せめて、知っている歌があるようなオペラを見せてあげたいものです。

Posted by: オペレッタにはまっている男 | December 14, 2005 14:13

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