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January 16, 2006

自転車も運ぶPOSTBUS

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オーストリアでは、地方にゆくと郵便バス(POSTBUS)を、よく見かけます。きめ細かい路線網が完備しており、地域住民にとっては貴重な足となっています。また、よく調べると旅行者にとっても、大変便利な交通機関です。路線網を考えると、ある意味、オーストリアでは「最大の交通機関」と言っても良いでしょう。

“郵便局が、なぜバスの運行をしているのか?”。日本では、ピンとこないのですが、ご存じの方も多いように、ご先祖様は「郵便を運ぶ馬車」です。しかし、現在では、多くの郵便バスが、「郵便」を運んでいないようです。しかし、もっと大きなものを運んでいます。

それは、自転車(夏季)やスキー(冬季)です。オーストリアに限らず、ヨーロッパではサイクリングが盛んです。夏にドライブをしていると、リゾート地では、必ず本格的な自転車でサイクリングを楽しむ人を見かけます。サイクリングというと「若い人のレジャー」と考えがちですが、オーストリアでは、家族で楽しむ方も多いようです。

しかし、往復となるとちょっと…と考える人も多いようで、片道だけサイクリング(当然、楽な方かな?)というケースもあります。では、どうやって自転車を運ぶのか。このとき便利な交通機関が郵便バスなのです。きめ細かい路線網により、サイクリングのコースとも重なっていることが多いようです。自転車はバスの後部にキャリアがあり、そこへ搭載するようになっています。当然、別料金が発生すると思うのですが、残念ながら、自分は利用しないので、料金体系は不明です。

なお、サイクリング用の自転車を運んでいるケースが多いのですが、時々、地元の方が「生活用自転車」を預けて、お仕事やお買い物に出かける…といったシーンを目にすることもあります。
なお、走行中にバスから自転車が落下すると、大事故につながるので、搭載はバスの運転手さんが行っています(写真の左側の方が運転手さん。右側は自転車を預けたお客様)。そのため、自転車を搭載する場合は、停留所での停車時間が若干長くなるようです。のんびりしている国なので、皆さん、多少の停車時間延長は、何とも思わないのでしょう。ペンションが近くにある停留所では、自転車をおろしている光景をよく見かけます。

なお、今頃の季節では、スキーを搭載し、スキー場へ直行…というシーンも見かけます。

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