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March 25, 2006

かき入れ時?

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3月上旬にウィーンを訪れた際、リングに面したあるビルの入り口で、写真のようなポスターを見かけました。

これは、この季節恒例の煙突掃除屋さんからのお知らせです。ウィーンに住んでいる人にとっては、「季節の恒例行事」なのでしょうが、旅行者の私ははじめて見ました。

そういえば、私がウィーンで定宿にしているホテルの近くにも、「煙突掃除屋さん」のイラストをかたどった看板を掲げた事務所があります。きっと、「煙突掃除屋さん」の事務所なのでしょう。

この話題は、山城 薫さんの名エッセイ集「風の街のシンフォニー ウィーン便り」にも紹介されています。これによると、ウィーンでは、ガス、灯油、石炭、薪といった燃料を問わず、市の条例で、個別暖房の住宅の煙突はすべて、年一回の掃除点検が義務づけられているとのことです。また、区によって実施する時期が異なっているようです。

この「煙突掃除屋さん」、写真では見たことがあるのですが、実物は、まだ見たことがありません。砲丸投げのような鉄玉のついた鎖と、厚底の作業靴をはいているというマイスターの仕事ぶりを、見てみたいものです。
ところで、「ブタ君」、「四つ葉のクローバー」とともに、この「煙突掃除屋さん」は縁起物として扱われています。私の自宅にも、ごていねいに、この三つをあしらった飾りがあります。飾りでは「煙突掃除屋さん」は自転車に乗っているものが、多いようですね。

なぜ、「煙突掃除屋さん」が、縁起物なのでしょうか? ちょっと日本では思い浮かびません。
山城 薫さんのエッセイを読んだところ、「市民の安全を守る人だから」というところから、来ているようです(このほかにも、「繁栄」を意味するシンボルという解釈もあるそうです)。
きっと、これから4月上旬まで、ウィーンの「煙突掃除屋さん」は、大忙しなのでしょうね。

それにしても、この案内に描かれている「煙突掃除屋さんのイラスト」、なかなか味があるとは思いませんか?
組合で作っている統一仕様なのでしょうかね。

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