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June 02, 2006

砂を撒きながら走る路面電車

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音楽関係の話題が続いたので、今日は、雰囲気を変えて、鉄道の話題です。

急な勾配区間を通る車両には、空転防止のために車輪とレールの間に砂を撒く装置がついています。これは、お国を問わず、一般的な装備です。
普通は、大きな重量の列車を牽引する機関車に装備されていますが、ウィーンでは、実は路面電車にも、この砂撒き装置が取り付けられています。

ひとつは降雪時の対策だと思われます。しかし、路面電車の線路というのは、落ち葉やゴミがレール上に乗ることが多いなど、意外と電車にとって走行する条件が悪いものです。見ているとウィーンでは、季節にかかわらず、常時、使用しているようです。在来型の車両では、砂を入れている箱が、実は客室の一部座席の下にあります。ただ、容量が小さいようで、時々、運転手さんが砂を補給しているシーンを見ます(先日も、街頭座席に座っている人に移動してもらって砂を補給していました)。補給する砂は、砂箱の隣にあり、そこから小型のシャベルで入れていました(犬のトイレではありません)。
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では、砂のストックが運転中に少なくなったら、どうするのでしょうか。その都度、車庫に戻るのも、いくらのんびりとしたウィーンといえども効率が悪いですね。実は、終点に砂をストックしてある設備があるのです。写真は、某路線の終点にある設備です。ダイヤが乱れていない場合、終点では、ある程度停車時間が確保されているので、この時間に補給するのでしょう。

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