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July 10, 2006

今がチャンス、教会のてっぺんに登れます

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ウィーンには、たくさんの教会があります。その多くが、教会という性格上、礼拝堂には無料で入ることができます(もちろん、任意の献金は受け付けていますが)。信者の方にとっては、観光施設ではなく、「祈りの場所」ですから、当然といえば、当然なのですが。

しかし、「拝観料」が必要な教会もあります。これは、維持するための費用を捻出するためだと思われます(なお、礼拝の時には、信者は入場無料になるところもあります)。

さて、観光客が多く訪れる教会の一つが、楽友教会にほど近いカールス教会でしょう。このカールス教会も、いわゆる拝観料が必要です(大人6ユーロ)。先日、ウィーンに行った際、久しぶりに訪ねてみました。

礼拝堂の中に入ってびっくり、仰天。というのは、大規模な補修工事が行われているのです。ウィーンの教会は、どこへ行っても、「いつでも補修工事をしている」という印象がありますが、今回のものは、礼拝堂の中に足場を組んだ本格的なものです。
<下に続く>

ところが、この工事用足場が仮設されていることを逆手にとった、おもしろいサービスが行われています。
というのは、普通が下からしか見ることのでない天井画を、間近で見ることができるように、リフト(エレベーター)で天井付近の足場まで上がることができるのです。このリフトですが、本来は工事関係者用のものだと思いますが、一般のお客様も利用できるように改良してあります。ただし、リフトの終点は工事用足場の上なので、高所恐怖症の方は、ちょっと恐いと思います(仮設の足場なので、わずかですが揺れます)。

さらに、このリフトの終点から、仮設の階段で、さらに上に登ることができます。私も、おもしろ半分で登ってみました。ただし、足場の加重制限からか、この階段を一回に利用できるのは10人に制限されており、「一人降りてくると、入れ替わって一人が登る」という感じです。さすがに、この階段は、「工事現場の階段」そのもので、あまり気分の良いものではありませんでした。

さて、階段を上りきると、そこはカールス教会の「ドームの頂上」でした。もちろん、屋内ですが、周囲に窓があり、旧市街を一望することができます(ただし、窓の外側にネットが張り巡らされているため、視界は良くありません)。
日本では考えられない「珍しい体験」の一つでしょう。しかし、工事用の足場を観光施設に転用してしまうという発想も凄いのですが、日本だと安全上の問題から、許可されないと思います。仮に、実施する場合、安全策の高さなど、厳しい規制がかかると思います(そもそも、許可されないかもしれません)。

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