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August 14, 2006

真夏の祭典、大サムソン・フェスト

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今日は、夏休み期間中にふさわしい?話題です。
ザルツブルク州とシュタイヤマルク州が接する地域では、毎年、夏になると「サムソン・フェスト」が各地で開かれます。
その昔、巨人が村々を救ったというような伝説からきているお祭りのようで、高さ3メートル以上もある巨大な兵隊さんが、昔の兵隊さんの衣装をまとった村人(当然、楽隊が先導します)と一緒に、街中を練り歩くものです。

この巨大な兵隊さん、中に人が入っており、ちゃんと歩くことができるのですが、如何せん、バランスが悪いため、単独歩行は、極めて危険です。そこで、転倒を防ぐため、街中を練り歩く際は、介添人がついています。このサムソン君、単に練り歩くだけではなく、途中で、同伴している楽団の演奏に合わせてダンス(といっても、踊る相手がいませんので、単にぐるぐる回るだけですが)をするのが特徴です。
<下に続きます>

基本的な構造は同じですが、町村単位にサムソン君がいるようで、デザインを競っています。夏に開催される「サムソン・フェスト」の主役は、当然、このサムソン君で、パレードが行われる沿道には、たくさんの見物人が集まります。

また、町によっては、巨大なサムソン君のお供として、小人が付き添っている場合があります。小人と行っても、身長は大人よりも若干低いくらいで、横幅が広いのが特徴です。こちらも中に人が入っており、サムソン君と一緒に、ダンスをします。

数年前、ザルツブルク州の某町に宿泊したときのことです。ホテルのおかみさんが、“あんた、明後日、近郷近在のサムソンが大挙して集まるお祭りが近くであるから、是非、見に行きなさい”と強く勧められました。

特に予定もなかったので、おかみさんお勧めのお祭りを見物するため、宿泊を延長しました。お祭りの当日、会場となっている町へレンタカーで出かけました。すると、各地からサムソン君が広場に集まっているではありませんか!
その数、11人(人形だから11体が正しいのでしょうが)。町の名称を記載したプラカードを先頭に、楽団に先導されて、中央会場のマルクト・プラッツへ入ってきます(写真は、ちょうど丸くと・プラッツに集まったところです)。

町村単位でのサムソン・フェストは、よく行われていますが、このように町村対抗の「サムソン大会」は珍しいようで、各地から多くの観光客が集まっていました。いつも、この時期になるとよみがえる「夏の思い出の一コマ」です。

さて、今年は、どんな出会いが待っているでしょうか。

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