« August 2006 | Main | October 2006 »

September 2006

September 25, 2006

街の収穫祭

Img_1444b
秋になるとヨーロッパでは、各地で収穫祭が行われます。ドイツ・ミュンヘンのオクトーバーフェストは有名ですが、このような大規模なものから、町単位で行う小さなものまで、色々あるようです。

さて、先日、ウィーンを訪問した際、ショッピング街のマリアヒルファーシュトラーセを歩いていたところ、マリア・ヒルフ教会前の広場で写真のような馬車を見つけました。今では珍しビア樽を運ぶ馬車です。昔はこのような馬車で醸造所から運んでいたのでしょうね。こんな珍しい馬車が止まっているところを見ると、何かイベントが行われることは、間違いありません。

用事を済ませてから、さっそくマリア・ヒルフ教会前の広場へと赴きました。普通でも市の立つ広場なのですが、今日は、それに加えてブラスバンドやテーブルといすの準備が進んでいます。広場の看板を見ると「Erntedankfest in Mariahilf」(マリア・ヒルフの感謝祭)の文字が躍っています。12時からはマリアヒルファーシュトラーセでパレードも行われるようです。天気は曇り模様でしたが、私も、さっそく屋台でビアを求めて、ブラスバンドの演奏を聴くことにしました。

Continue reading "街の収穫祭"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

September 24, 2006

メルビッシュの“ルクセンブルク伯”DVD

Morbisch02
先日、今年メルビッシュで上演された“ルクセンブルク伯”のDVDを手に入れました(最近は日本で、なかなか放送されないので、待てなくなりました)。さっそく、見てみましたが、いくつか、興味ある事実を発見しました。

まず、DVDに同封されているブックレットに「日本語のあらすじ」が記載されるようになりました。日本人にとっては、本番のプログラムに「日本語のあらすじ」を入れてもらった方がありがたいのですが、DVDの場合、日本での販売をかなり意識しているのかもしれません(何と言っても、ORFとNHKの共同制作番組ですから)。いずれ、日本語字幕の選択ができるようになるかもしれません(需要があればでしょうが…)。なお、日本が誇るハイビジョン機材で撮影しているため、映像は極めて良好です。

DVD版では、冒頭、序曲を演奏中、主要な出演者を静止画で紹介するという編集が加わりました。まぁ、これは親切といえば、親切ですが、今年の“ルクセンブルク伯”の場合、最初の入り方にちょっと特徴があるので、この部分が事実上、映像では見えなくなってしまいます。現地で見た方以外は、気にならないかもしれませんが、個人的にはちょっと残念です。

さて、私は、現地での公演を見て「舞台上の話が、客席からはよくわからない」という感想を持ちましたが、映像版では例年以上に、「アップの場面」が多くなっています。正直、このくらいアップにしてもらえると、話の筋や歌手の表情、演技も大変よくわかります。
<以下、下に続きます>

Continue reading "メルビッシュの“ルクセンブルク伯”DVD"

| | Comments (8) | TrackBack (0)

September 23, 2006

旧市街で見た本物のロバ君

Img_1636b
今日は、日本は「秋分の日」なので、休日スペシャルです。

先日、プッチーニの名作オペラ“ラ・ボエーム”を見るためにホテルから、国立歌劇場へ向かっているときのことです。ちょうど、アウグスティナー教会付近で、何と、本物のロバを引いた女性と出会いました。たまたま、付近には観光客もいたのですが、皆さん、「ねぇ、ねせ、本物のロバが歩いてるわ」みたいな感じで、驚いていました。

いつもならば、即写真を撮るところなのですが、突然だったので、カメラを出す前に、ロバ君はどこかへ消えていきました。ウィーンの旧市街では、観光用の馬車が走っていますから、馬は珍しくありませんが、ロバは私もはじめて見ました。

Continue reading "旧市街で見た本物のロバ君"

| | Comments (2) | TrackBack (0)

September 18, 2006

オールドタイマーに乗って市内一周はいかが?

Img_8084_c
ウィーンは路面電車が、現役で活躍している街です。一時、地下鉄の普及などで路線が整理された時期もありましたが、その後は、路線が維持されているようです。路面電車は、地上を走っているため、ウィーンの街を楽しむには最高の移動手段かもしれません。

ところで、夏の観光シーズン中(2006年は5月13日から10月1日まで)、動態保存されている昔の路面電車を使った市内観光が行われています。

オットー・ワーグナー設計によるカールスプラッツ駅から出発するのですが、通常、走らないルートを通るのが、これまた魅力です。カールスプラッツから、有名な楽友協会や、市立博物館を左右に見ながら、シューベルトリンクから2系統の路線に合流します。

シュタットパークを横に見ながら、フランツ・ヨーゼフ・カイに入り、途中で2系統に別れを告げます。そして、マリーエンブリュッケを渡り、プラターへと向かいます。プラターを右に見て、メッセまで行きますが、ここで、ループ線を使った方向転換します。

帰りは北駅からルートが変わります。フランツェンブリュッケシュトラーセに入り、フランツェンブリュッケを渡って、旧市街へと戻ります。その後、再び2系統に合流し、ショッテントーア、ラートハウスプラッツ、国会議事堂、美術史博物館などを左に見ながら、オパーリンクへと向かいます。終点はカールスプラッツです。所要時間は1時間ほどとなっています。

Continue reading "オールドタイマーに乗って市内一周はいかが?"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

September 17, 2006

レストラン“乞食学生”発見

Img_2302
今日は、こじつけ「オペレッタの話題」です。

カール・ミレッカー作(1882年作)のオペレッタに、“乞食学生” (BETTEL STUDENT)という作品があります。フォルクスオパーでも、数年前、上演されていたことのある「オペレッタの定番」です。

今から思い出すと、フォルクスオパー“乞食学生”ですが、奇妙な演出(というか舞台装置)でした。途中、有名なパーティーのシーンがあるのですが、この演出がユニークで、正直、びっくりしました。舞台狭しと、大道芸などが繰り広げられていました。お話の内容としては、オペレッタお決まりの男女の愛情物語で、最後はハッピーエンドで終わります。

Continue reading "レストラン“乞食学生”発見"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

September 16, 2006

“RobertoDevereux”のグルベローヴァさん

Img_1533
エディタ・グルベローヴァさんが、エリザベッタに扮する“ロベルト・デビュリー”が9月16日から、国立歌劇場で上演されています。実は、私が、ウィーン国立歌劇場で、グルベローヴァさんの公演を見たのは、“ロベルト・デビュリー”が最初だったので、個人的に思い出のある公演です。

グルベローヴァさんが出演する同公演は、2001/2002シーズン以来なので、5年ぶりの復活公演ということになります。そのため、地元の評論家など、音楽関係者の姿も多数見られました。
指揮は、ご主人のハイダーさんの指揮です(指揮ぶりには、色々なご意見があるようです)。演出は5年前と同じようです。抽象的な舞台装置を使う、最近流行の演出なので、好みが分かれる処でしょう。

また、5年ぶりなので競演者も、変わっています。ノッティンガム侯はRobertoFrontali、サラはSoniaGanassi、ロベルトはJosephCallejaでしたが、いずれも国立歌劇場初登場の歌手でした。しかし、さすがにグルベローヴァさんと共演するだけあって、見事な歌いっぷりです。この演目は、エリザベッタとサラ、ロベルトが掛け合いで歌う場面が多いだけに、共演者も大変です。

Continue reading "“RobertoDevereux”のグルベローヴァさん"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

September 15, 2006

改装中ですが、オペレッタは健在です

Img_1416_1

フォルクスオパーの2006/2007シーズンが開幕しましたが、先にご紹介のとおり、現在、同劇場では大規模な改修工事が進んでいます。普通は、この手の改装工事は、休演中の夏期に行うのが一般的ですが、さすが、オーストリア。きっと、夏の間は、関係者が夏休みだったのでしょう。

養生シートでファザードを囲っているため、まるで、「休演中です」といった雰囲気です。なお、内部については、目立ったところの変更はありません(見えないところに手を入れている可能性はありますが)。

年内には、きれいになった姿を披露してくれると思います(予定では11月完成)。ところで、前シーズンにプルミエがあった「ジプシー男爵」を、懲りもせず、また見てきました。

Continue reading "改装中ですが、オペレッタは健在です"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

September 14, 2006

アメリカ系コーヒーショップ増殖中

Img_1407
数年前、ウィーンにアメリカのスターバックスが進出し、話題になりました。

ケルントナーシュトラーセの入り口、ザッハーに向かいに出店したことでも、話題を投げかけました。迎え撃つ形になったウィーンのカフェは、「カフェは文化だから、そう簡単に崩壊しない」と言ったとか…さて、その後、徐々にではありますが、スターバックスの店が増えているようです。

以前、私が利用していたイタリアン・カフェも、今回訪問したら、しっかりスターバックスに変わっていました。また、町中でも、日本でもおなじみのペーパーカップの容器を持った人を数多く見かけるようになりました。これも、時代の流れなのでしょうか。

Continue reading "アメリカ系コーヒーショップ増殖中"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

September 11, 2006

カーレンベルクを登っていた鉄道(その2)

Img_2594b
以前、「カーレンベルクの丘」の登山鉄道を紹介しましたが、その後、市電D系統のベートーベンガング停留所近くのレストラン(実は、かつて、登山鉄道の駅だったらしいところ)を訪問しました。

もちろん、食事も目的でしたが、登山鉄道関連の資料があるのではないかと思ったからです。案の定、写真のように当時の「生写真」が、数枚、店内に飾られていました。

カーレンベルク山頂駅の模様や、山頂を望む途中駅(交換施設)などの写真です。この写真を見ると、浅い「コの字の形」をした2本の鋼材の間に台形断面のピンを渡した「はしご状」のラックレールを使う、リンゲンバッハ式のようです。

また、機関車のボイラが大きく傾斜していないことから、登山鉄道としては、勾配が比較的緩やかだったようです(シャーフベルク鉄道やシェーネベルク鉄道では、勾配区間でボイラの水平を保つため、ボイラが傾斜しています)。

Continue reading "カーレンベルクを登っていた鉄道(その2)"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

September 04, 2006

スピード違反取締中

Img_1208b
今日は、高速道路でのお話です。
以前もご紹介しましたが、オーストリアでも最近はスピード違反の取り締まりが、しっかいりと行われています。ただし、その場で該当する車を止めて、違反切符を切るという形ではなく、記録を元に、後日、請求が来るというパターンが多いようです。

そのため、スピードガンを構えた警察官には要注意なのですが、正直、見つけた時には、手遅れです。

先日、S6をドライブ中、工事で対面通行になっている区間で、姑息にもスピードガンを構えた警察官を見つけました。標識では、50kmの制限速度ですが、実際には70kmくらいで走っている車が多いところです。これでは、多くのドライバーが引っかかってしまいます。思わず、うまいところに計測点を設けたものだと思いました。

その後、この区間を2往復したのですが、毎日のように取り締まりをしています。ずいぶん熱心だと思って、よく見たところ、何と、警察官はダミー、つまり人形だったのです。しかも、ご丁寧に口ひげまでついています。

Continue reading "スピード違反取締中"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

September 03, 2006

オペレッタ・シーズン開幕

Fassade
今週からウィーンでも、いよいよオペレッタ、オペラの2006/2007シーズンが開幕します(先日、フォルクスオパーからeメールで案内が来ましたが…)。

例年、オペレッタもので開幕することが多い、フォルクスオパーですが、今年は、何を血迷ったか「ニュルンベルクのマイスタージンガー」で開幕です。その後は、例年通り、「メリーウィドウ」、「ボッカッチョ」、「ジプシー男爵」などのオペレッタものが続きます。

ところで、前シーズンの最後、フォルクスオパーの改装工事が始まりました。実際、6月に訪問した際は、外壁の一部をはがして、補修工事を行っていました。この手の補修工事は、通常、シーズン終了後に行うのですが、今回は珍しく、シーズン中から始めていました。

当然のことながら、2006/2007シーズンのスタートとなる9月には完了すると思っていましたが、先日、フォルクスオパーから来たメールには、工事が10月までかかる旨の記述がありました。さすが、オーストリアです(そういえば、以前ご紹介したシュタインホーフ教会の完成もさらに伸びたとか…)。
という訳で、今のフォルクスオパーを象徴するかのような、開幕となりました。現在、フォルクスオパーのディレクターであるルドルフ・ベルガー氏の後任はどうやら、ブルク劇場俳優のロベルト・マイヤーと、同劇場主任ライナー・シューベルト両氏になるようです。ルドルフ・ベルガー氏は、今シーズンでの辞任を表明しているので、「最後の仕事」として、どのような演出をしてくれるか、楽しみでもあります。

Continue reading "オペレッタ・シーズン開幕"

| | Comments (2) | TrackBack (0)

« August 2006 | Main | October 2006 »