ラートハウスプラッツのサーカス

今日は、いつもイベントが絶えないラートハウスプラッツのお話です。
9月12日から10月5日まで、ラートハウスプラッツでRONCALLIというサーカス団が公演をしています。RONCALLIは、創立30周年を迎えるドイツを本拠地とする老舗のサーカス団だそうです。
お値段ですが、いわゆる「かぶりつき」のParkett-Logeで50ユーロ前後です。最も安いRang Cでも20ユーロ以上します。意外と高いんですね。また、平日と週末(金曜から日曜まで)では、料金が異なっています。当たり前ですが、週末の方が1割程度高くなっています。平日は夜の公演ですが、週末はマチネになっていました。
ヨーロッパでは、サーカスに人気があるようですが、実際、平日の朝からチケットを買い求める人で、前売り券売り場に列ができいたのには、正直驚きました。ラートハウスプラッツで小一時間ほど休憩していた時、前売り券売り場の列が、とぎれることがありませんでした。サーカスの内容は、パンフレットを見ると、いわゆる「伝統的なプログラム」のようです。私は、予定が合わず、見ることができませんでしたが、パンフレットからは楽しそうな公演の様子がわかります。いわゆる、「サーカスの定番」がてんこ盛りですね。

たまたま、日曜日の公演前にラートハウスプラッツ前を通りかかったのですが、ウィーンしては、珍しく入場待ちの行列ができていました。日曜のマチネということで、家族連れが多かったのですが、意外と、ご年配の方もおり、幅広い層から人気を集めていることがわかりました。
ところで、このサーカス、ウィーンの中心地で開催するにもかかわらず、伝統的なスタイルを踏襲しています。公演会場が巨大なテントというのはわかるのですが、団員の住居をはじめとする各種設備(先ほどの前売り券売り場や各種のアトラクション、事務所など)は、すべてトレーラー方式です。従って、広いラートハウスプラッツも、公演の支援用車両で一杯になっていました。実際に数えたわけではありませんが、各車両には番号がつけられており、小型のものまで入れると50両近くあるかもしれません。
それだけに、設営や撤収の場合、それなりに時間もかかるでしょうし、隊列を組んで移動するのでしょうから、これは見物でしょう。この移動スタイルが、いかにも「サーカス」という感じでいいですね。
最近、日本でも新感覚のサーカスがテレビ局の招へいで来日し、人気を集めたことがあります。しかし、伝統的に裏付けされたサーカスは、オペラやオペレッタと同じく、「ヨーロッパならではの文化」と言えるでしょう。
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