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December 17, 2006

2006/2007シーズンの「サウンド・オブ・ミュージック」

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2005年5月に鑑賞して以来、ご無沙汰だったのですが、フォルクスオパーの「サウンド・オブ・ミュージック」を、鑑賞する機会を得ました。

なお、写真は「サウンド・オブ・ミュージック」の指揮台なのですが、ミュージカルのためか、小型のスピーカーが設置されていたのが印象的でした(これがいつもなのかは不明です)。

上映時間も含めて、基本的な演出は前シーズンと同じでしたが、出演者が変更になり、ちょっと雰囲気が変わりました。

まず、主役の二人、マリアがMartinaDorak、フォン・トラップ大佐がKurtSchreibmayerになっていました。また、子供達を含めた歌手も、多くが変わっていました。しかし、ナチス・進駐後、悪役となる行政官のThaddäus Podgorski(元ORF総裁の役者さん)は、健在でした。考えてみると、MartinaDorakとKurtSchereibmayerは、以前、「メリーウィドウ」でハンナとダニロで出ていたことがあったと思います。という訳で、今度はミュージカルでの共演になりました。何か不思議な感じがします。

私が以前、見た時、マリア役はSandra piresというポップス系の歌手でした。小柄で、チャーミングなので、マリア役にぴったりの雰囲気を持っていました。ただし、クラシックの発声をマスターしている方ではないので、どうしてもクラシック系歌手とのデュエットなどになると、違和感がありました。その点、MartinaDorakは、オペレッタにも出演している歌手なので、他の共演者と違和感はありませんでした。

ただし、私の席の関係からか、前半(休憩前)は、十分声が出ていないように感じられました。後半はそうではなかったので、もしかするとマイクの調整によるものかもしれません。しかし、演技は安定しており、安心して観ることができました。

なお、実は私は、有名な映画版しか見たことがないため、映画の印象が強いのですが、もしかしたら曲目の順番や演出も、オリジナルの舞台版を踏襲しているのかもしれません。
たとえば、「ドレミの歌」や「私のお気に入り」、「羊飼いの歌」が歌われる場面が映画版とは、異なるのですが、これらはオリジナルの舞台を見ていないので、何とも言えません。

物語の設定からオーストリアの皆さんには不評なのですが、子供さんを中心に結構人も入っており(土曜日だったからかもしれませんが)、楽しく観ることができるファミリー・ミュージカルに仕上がっていました。最後は、出演者全員で「エーデルワイス」の合唱をして、お開きとなりますが、このあたりもファミリー向けのミュージカルと感じる要素かもしれません。

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余談ですが、私が観た時に指揮者はMichaelTomaschekだったのですが、この指揮者、今シーズンはオペレッタの「メリーウィドウ」も振っており、本当に器用な方だと実感しました。最近では、本番の指揮に加えて、フォルクスオパーの合唱指揮も担当されているためか、合唱シーンでは自分が歌をつぶやきながら指揮をしていたのが、印象的でした。

さて、オペレッタファンの私から一言。「なんで、サウンド・オブ・ミュージックが3時間で、メリーウィドウが2時間30分に短縮されているんだ。メリーウィドウも3時間でやってくれ!!」。

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