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December 19, 2006

国立歌劇場で思ったこと…

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クリスマスの時期になると、ウィーン国立歌劇場は、大にぎわいです(空席が目立つフォルクスオパーにとっては、うらやましいところでしょう)。これはホーレンダ氏の才覚によるところなのかもしれません。実際、お客様がたくさん入らないと、経営的には厳しくなり、有名な歌手を招聘することも難しいと思います。

今回、1回だけ国立歌劇場でオペラを見たのですが、ずいぶん客層が変化してきていると感じました。以前は、よほどのレベルの仕上がりでないと、ブラヴォーは出なかったのですが、最近は乱発気味です(まぁ、お客様が出すのだから、別にどうでも良いのでしょうが)。

また、服装も結構、軽装の方が増えてきました。別に着飾ってくることだけが良いわけではありませんが、場違いな格好の方が、ビュフェなどにいらっしゃると、雰囲気が変わってしまうように思います。

それと、記念撮影をしている人が、非常に多いことでしょうか。地元の人は記念撮影はしないでしょうから、いかに外国人観光客が多くなってきたかがわかります。

このほか、鑑賞態度も上演中に私語をしている人(ロージェだと気になります)、イチャイチャしている若い男女(たまたま隣のロージェがそうでした。もっとも昔のオペラは、鑑賞そっちのけで、そちらの目的でいらっしゃったという高貴な方も多かったとか)などが目に付きました。

特にクリスマス休暇のシーズンは、観光客が多くなるので、余計に目立ったのでしょうが、実際舞台で歌っている歌手やオーケストラの皆さんは、どのように感じているのでしょうか。

最近、ミラノスカラ座で、観客のヤジに起こってフランス人歌手が、途中で舞台を下りてしまったという話が伝わってきました。別にヤジで相手を罵倒するのが良いとは思いませんが、真にオペラを愛するファンがいて、「悪いものは悪い」という意思表示をしてこそ、劇場のレベルは保たれるのではないかと思った一夜でした。

そうそう、自分も気をつけなければいけませんね。

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