« 自動募金機?現る | Main | 番外編 アメリカのオペレッタ »

December 26, 2006

機内食が「再」登場

Img_2812b

今日は、いつもウィーンへの往復でお世話になる航空会社のお話です。

別にケチをつける訳ではないのですが、ヨーロッパ内のフライトでは、国際線でもエコノミークラスは機内食が出なくなりつつあります。それは、航空自由化で、厳しいコスト競争が繰り広げられるようになった結果です。事実、スイス航空のように、その国を代表するエアラインが倒産する時代ですから。

とくにオーストリア航空グループは、経営的にも厳しいからでしょうか、その傾向が顕著で、ヨーロッパ内では他社に先駆けて「スカイ・ビストロ」という有償の供食サービスを始めました(アメリカでは定着した感がありますが)。その結果、エコノミークラスでは、無料で提供されるのはカフェかテー、もしくはミネラルヴァッサだけとなりました。日本の国内線のサービスよりも提供される飲み物が少なく、正直、驚きました。

日本人の感覚では、「国際線=まともな機内食が提供される」というイメージがあります。そのため、飛行時間が短い韓国線やグァム線で、乗客から、機内食が貧相だというクレームが上がることが良くあるそうです。

さて、今回、フランクフルトからウィーンまでは、オーストリア航空(実際にはチロリアン航空が運行するオーストリアアローズ。日本のエアーニッポンやJALエクスプレスみたいな感じです)の便を利用しましたが、離陸後しばらくして、客室乗務員が乗客に何かボックスを配っています。また、飲み物の種類も多そうです。

私はエコノミークラスの安い運賃だったので、席は最後部に近い場所だったので、前の方からのサービスがわかったのですが、自分のところまで来ないのではないかと思っていました(一部のエアラインでは、エコノミークラスでも支払っている料金(チケットのクラス)によって、サービスを変えている場合があります)。

しかし、なぜか、私のところにもちゃんとサービスされました。どうせ、たいしたことはないだろうと思っていたのですが、箱が温かいのです。何と温かい食事が提供されました。中身は写真のように小振りですが、シュバインブラーテン、ゼンメルクネーデル、ザーワクラウトというオーストリア風のお料理で、別にブロートも提供されました(こちらも暖めてありました)。飲み物は、アルコール飲料も無料で、正直、驚きました(冒頭の写真が、その内容)。

その後、ウィーンからドレスデンまで、オーストリアアローズの便(早朝出発便)に搭乗しました。この便でも、やはりボックスタイプの朝食がサービスされました。中身はシンケン、ケーゼそれにフルーツです。例によってブロートは別に配布されました。小振りのブロートですが、1個に限定されている訳ではないので、複数食べることも可能です。ちょっとした軽食としては、十分な内容です。以前、提供されていたサンドイッチよりも、見た目ははるかに良くなりました(この写真が朝食セット)。

Img_3322b

いずれにしても、オーストリア航空グループのヨーロッパ線で久しぶりの「まともな食事」が復活したようです(大げさですが)。

そういえば、トップが変わったという話を聞いたことがあるので、もしかしたら、それによる方針変更でしょうか。今後に注目したいものです。

|

« 自動募金機?現る | Main | 番外編 アメリカのオペレッタ »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 自動募金機?現る | Main | 番外編 アメリカのオペレッタ »