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February 05, 2007

「カーレンベルク」プロジェクト進行中

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2月に入りましたが、ウィーンの様子は同でしょうか。今年は、日本も含めて異常気象で、いつもとは違うようですが…

さて、今日はカーレンベルクの話題です。

ウィーンの観光名所の一つに「カーレンベルクの丘」があります。グリッツィンの先にある小高い丘(というか低い山)ですが、このあたりまで来ると、本当のウィーン近郊は緑が多いことがよくわかります。

山頂には放送中継施設もあり、雰囲気としては札幌の藻岩山(いきなりローカルな話題ですが)のような雰囲気かもしれません。藻岩山と違ってスキー場はありませんが、ハイキングコースがあり、冬でもハイキングを楽しんでいる人を見かけることがあります。

さて、先日、久しぶりにカーレンベルクの丘まで行ってみました。グリッツィンから38A系統のバスに乗って、20分ほどでしょうか。

山頂についてびっくり仰天。というのは、山頂地区の再開発事業が進んでいるのです。今まで営業していたレストランは、改装工事が終わった部分は営業していましたが、かつてテラスのあった場所は、閉鎖され、引き続き改装工事が行われています。

また、バスの停留所から続く道の突き当たりには、何と、新しい展望テラスが設けられていました。この展望テラス、思いの外、手すりが低く、日本だったら、ちょっと問題になりそうです。

きっと、夜になれば、ウィーンのすばらしい夜景を見ることができることでしょう。実は、ウィーン滞在中、私は連夜、オペレッタやオペラに通っているため、カーレンベルクの丘には昼間しか行ったことがありません。昼間はカーレンベルクの丘からウィーン市内を見ると逆光になってしまうため、霞んで見える感じです(少なくとも写真はダメですね)。

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本当に夜景がきれいなのかどうかは、山頂の売店で売っていた絵はがきで想像するしかありませんが、絵はがきに偽りがなければ、きっときれいな夜景を見ることができるのでしょう。
ところで、一番驚いたのは、かつて廃墟になっていたホテルが、再オープンに向けて改修工事が進められていたことです。工事中の看板を見ると、改装中のレストランを含めた、一大リゾート施設にしようという意志が感じられます。

さて、この山頂ホテルですが、確かに夜景はきれいかもしれませんが、果たしてお泊まりになる方がどれくらいいらっしゃるのでしょうか。如何せん、市内から遠いですし、バスか自動車で向かうしかありません。山頂ホテルに入ってしまえば、ナイトライフを楽しむために市内に出るのは、一苦労。もちろん、オペラを観た後でも、団体の場合は、ピックアップのバスを手配すれば、あまり問題はないかもしれません。でも、団体さんも、意外と市内のホテルをご希望になるという話を聴いたことがあります。

このホテルの「営業戦略」に注目したいところです(一回、つぶれたホテルを買い取って再建しているのですから、きっと何か考えていると思います)。

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Comments

ハイリゲンシュタットまたはグリンツィングからカーレンベルクに登るバス38A は便数も多く、ちょっとしたウイーンの森ツアー用として人気がありますが、私の思いついたもっとウイーンの森気分を味わえるコースをこのブログの読者にだけコッソリお教えします。まず U4で終点のヒュッテルドルフに行きます。そこからバス35B に乗るとあっという間にウイーンの森です。結構広くカーブの少ない道路をバスはスピードを上げて走ります。そしてキールヴェルトガッセ?(Keylwerthg.)で43B に乗り換えて終点のコベンツルに。そこで前述の38A のバスを待ちます。ガイドブックに載っていないお楽しみコースとしてお勧めします。
因みにバスの番号にくっ付いたBの表示は郊外路線のような意味があるようです。従って便数がとても少ないのが難点です(季節によるかも分かりません)。実は私は白状すると43B にはまだ乗っておりません。とても寒い日でひと気の無い停留所で震えながら待つことが出来ませんでした。次回のお楽しみとして置きましょう。
このツアーの必需品は乗り放題のフリーパスと交通路線地図(Verkehrslienienplan~1.5ユーロ)だけです。この2点があれば怖いもの無し。もし路線を間違えて迷ってしまったとしてもそれはチョッとしたアドベンチャーのチャンスだと思ってむしろワクワクします。

Posted by: Unicorn(ユニコーン) | February 05, 2007 23:42

ユニコーンさま、オペレッタにはまった男さま、
カーレンベルクから森の中を通って、クロースターノイブルクとの境にあるカーレンベルガー・ドルフ(ホイリゲあり)を訪ねる道は、ドナウ川を下に見ながら歩ける、とても素適なハイキング道です。
カーレンベルクから左手を降りて、途中を廻ると、ウィーンの森の北では一番高いヘルマンスコーゲルに出て、そこから途中の Dreimarkstein までの道も、なかなかイケます。

Huetteldorf の方から数時間かけて歩いた事も数年前にありますが(約4時間~5時間くらい)、ユニコーンさんのおっしゃる通り、バスの本数が少ないのが難ですね。

なお、ウィーンの森を歩かれる場合は
Zecken の予防注射と、山歩き地図をお忘れなく。
登山用の地図がないと、意外に近い距離が、とんでもない急斜面だったりして、泣かされます(経験アリ(爆))

ところで、オペレッタに嵌まった男さん
次の機会はオペラが終わったら、カーレンベルクに登りましょうか?(笑)

Posted by: はっぱ | February 06, 2007 05:28

ユニコーンさん、はっぱさん、コメントありがとうございます。

実際、あの付近に出かけるとハイキングをしている方を多数見かけますね。日本と違うのは、靴は本格的な装備をしている人が多いことでしょうか(これはザルツカンマーグートあたりでも感じます)。

ヨーロッパでは、老若男女、ハイキングが好きな方が多いためか、コースも整備されていると感じることがあります。

さすがに冬の時期は、「根性なし」の私はパスですが、暖かい季節になったら、のんびりと巡ってみましょうかね。

はっぱさんへ

>Zecken の予防注射

とありますが、結構ヤバイのでしょうか?

ところで、カーレンベルクへ続く道(38Aのバスが通る道)ですが、適度につづら折りが続いていて、日本だったらローリング族の「闇レース場」になりそうな感じがします。

ウィーンでは、ローリング族はいないのでしょうかね。もし、いたら、夜から深夜にかけては、ローリング族で盛り上がっていることでしょう。

Posted by: オペレッタにはまっている男 | February 06, 2007 07:59

わっはっは (^O^) ローリング族ってオートバイですね?

カーレンベルクの道は時速制限60キロです。
オートバイでローリングしたい方は、ウィーンから南に下ったアルプス(Annaberg とか Bucklige Wald とかの地方)で、速度制限100キロでローリングできる場所がいくらでもあるので、カーレンベルクにはほとんど出没しません。

オートバイは金持ちの中年男性が多いですよ。
ひょっとすると、車より高価ですから。
よって、みなさん、マナーもかなり良い印象があります。

暴走族も、こちらではいるのかなぁ(・_・")?
時速130キロの高速道路を200キロ近くで飛ばすのは、暴走族じゃなくて普通の人だし(笑)←私じゃありません!

Zecken は、私も軽くみていました。
ウィーンの森の整備された歩道では全く刺された事はありませんが、Waldviertel の森で、やられました。
病原菌を持っている Zecken でなくて幸運でした。
今年の春は予防注射をしないと、安心して森歩きができません。

カーレンベルクの頂上まで車で行くだけだったら、Zecken の予防注射は不要です。森歩きをするなら、してきて下さいね。

Posted by: はっぱ | February 07, 2007 02:52

はっぱさんへ

ローリング族とは、日本では、オートバイや自動車を使った走り屋の一種で、カーブをどれだけ速くクリア出来るかを競う集団のことを言うようです。

日本では、この手が活躍(と言っていいのかな)する漫画や映画、ゲームなどが流行ったために、実際にやっている人がいるわけです。

専門家に言わせると違うらしいですが、一般市民からすると、夜中に車輪をきしませて、大きな音を挙げながら、道路を走り回るので、暴走族の変形のようなものです。

はっぱさんも、以前、日記でご紹介になっていた、そちらの高速道路に出没する「幽霊」と同じ、ようなものでしょうかね。

Posted by: オペレッタにはまっている男 | February 07, 2007 08:24

ユニコーンさま、皆々さま
私もカーレンベルクには何度か38Aで登りましたが、35Bから43Bを乗り継ぐコースには気がつきませんでした。
今年は四月の末にウィーンにお邪魔しますので、そのときはトライしてみようと思います。
それにしてもオペレッタにはまっている男さまの仰る通り、カーレンベルクからの眺めは光線の関係で良い写真がとれませんね。

Posted by: どてら親父 | February 08, 2007 08:01

どてら親父さま

お久しぶりです。四月末にご訪問ということで、お目当ては何でしょうか。
実は、私は5月上旬にウィーンへ行く予定です。

フォルクスオパーでオペレッタのプルミエがあるものですから…

それにしてもカーレンベルクで、こんなにコメントをいただけるとは思いませんでした。意外です。

これからも、お気軽にお立ち寄りください。

Posted by: オペレッタにはまっている男 | February 08, 2007 09:11

オペレッタにはまっている男さま

五月のプレミエというとクルト・ヴァイルでしょうか。
3文オペラは知っていますが、今回の演目は知りませんでしたし、なんと訳すのかも解りません、このブログでの講評を楽しみにしております。
このブログは立ち上がった頃から黙って読ませて頂いておりました。

昨年はウィーン行きを一年お休みさせていただきましたので、今年は春秋二回を予定しております。春は連休前、旅費が安い間に・・・

Posted by: どてら親父 | February 08, 2007 16:58

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