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April 02, 2007

番外編 EDITA GRUBEROVA Soprano Recital in Japan 2007

2007_04_01b
4月に入って日本は春爛漫です。そろそろ「オペレッタの禁断症状」が出てきていますが、如何せん、この時期、年度末や新年度ということで、仕事が集中しており、のんびり、オペレッタ三昧…という訳にはいきません。

さて、私が好きなソプラノ歌手、エディタ・グルベローヴァさんが、久しぶりに来日しました。今回は、歌劇場と一緒ではなく、単独のリサイタルです。

東京、名古屋、大阪の3箇所で、都合5公演が行われます。幸い、4月1日の東京公演(初日)のチケットを入手することができたので、行ってきました。

今日は、日曜日のマチネだったので、地方からのお客さまも多かったようで、東京文化会館は満席でした。歌手個人のリサイタルが東京文化会館で開催されるのも、珍しいですね。

指揮は、おなじみのフリードリッヒ・ハイダーさんで、東京公演ではオビエド・フィラルモニア(スペイン・オビエド市の歴史が若いオーケストラで、2004年からハイダーさんが音楽監督を務めています)でした。
また、コロンビア出身のバリトン歌手イヴァン・パレイさんも参加されました(コロンビア出身ながら、ドイツ・リートが得意な歌手)。

さて、グルベローヴァさんが歌った曲目は、ベルカントものオペラのアリアが中心でした。「後宮からの逃走」から“あらゆる苦しみが”、「ランメルモールのルチア」から“苦しい涙を流せ”(おなじみ狂乱の場)、「ノルマ」から“清らかな女神よ”、「テンダのベアトリーチェ」から“もし私に墓をたてることが許されても”の四曲です(一曲、いくらといった話はなし)。いずれもグルベローヴァさんが得意とする歌でしたので、会場は、喝采の嵐…凄かったですね。

さて、アンコールは大サービスで二曲披露されました。一曲目は、「シャモニーのリンダ」から“ああ! あまりにも遅すぎた~この心の光”でした。

そして、アンコール二曲目ですが、びっくり仰天、「こうもり」からアデーレが3幕で披露する名アリア、“田舎娘をやるときは”(Spiel ich die Unschuld vom Lande“田舎娘の姿で”という訳もあります)を歌ってくれました。実は、今までCDやDVDで、グルベローヴァさんのオペレッタは聴いたことはあるのですが、如何せん、「生」で聴くことは叶いませんでした。

グルベローヴァさんは、もともと演技力も高いので、実は、オペレッタの曲も上手です。しかも、ここ一番では、高いレベルでちゃんと聴かせる…。それは、それは見事でした。ご本人も楽しんで歌っていらっしゃったようで、楽しい雰囲気が伝わってきました。

実際、コンサートマスターに絡んでいる姿や、おどけた演技も見られました。

オペラのアリアは、やはりリサイタルよりもオペラの方がいいのですが、グルベローヴァさんは、今はオペレッタはやってくれませんので、こんな機会でもないと、聴くことができません。

アンコールとは言え、幸運にも来日公演で聴くことができるなんて…私にとっては、最高の新年度スタートになりました。

さて、公演終了後、例によって楽屋口でサイン会が行われました。今日は、この後、インタビューが控えていたようですが、一人ひとりのファンの要望にしっかり応えている姿が印象的でした。

さて、今年のグルベローヴァさんですが、ウィーン国立歌劇場では、5月に「ランメルモールのルチア」に出演します。そして、11月には、待望の「ノルマ」(フルバージョン)が待っています。

ところで、4月1日の午後、NHK-FM放送で、はっぱさんがご覧になった2006年12月31日の、ウィーン国立歌劇場「こうもり」の放送がありました。番組表のチェックを忘れていたので、録音することができませんでした。あー、残念無念。ガランチャのアドリブが聴きたかった…

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