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May 07, 2007

フォルクスオパー2007/2008シーズン続報

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フォルクスオパーで年間プログラム(3.5ユーロ)を購入し、来シーズンの詳細が判明しました。来シーズンからディレクターが、ルドルフ・ベルガー氏から、ロベルト・マイヤー氏(ブルク劇場の俳優さん)に交代するため、注目されるシーズンでもあります。

まず、料金体系が、再び変更されました。座席のカテゴリーが、従来よりも細分化され、かつ最上位のカテゴリーが来シーズンも値上げとなります(^^;)

フォルクスオパーでは、今まで、平戸間は10列目まではカテゴリーⅠで、以降、二区分だったのですが、来シーズンからは、8列目までがカテゴリーⅠ、それ以降、カテゴリーⅡからⅣまで細分化されます。また、二階のバルコンも、最前列だけがカテゴリーⅠ(中央部は4列目まで)となりました(従来は4列目までが、カテゴリーⅠでした)。ちなみにカテゴリーⅠは、プログラムAで5ユーロ値上げされ、75ユーロとなっています。カテゴリーⅡは65ユーロ、カテゴリーⅢが50ユーロ、カテゴリーⅣが33ユーロ、カテゴリーⅤが19ユーロです。
今シーズンの料金表と見比べると、カテゴリーⅠとⅡを細分化して、値上げした感じです。まぁ、値上げは致し方ないかもしれませんが、内容の充実を期待したいところです。

興味深いのは、年間プログラムの記述順で、オペレッタ、オペラ、ミュージカル、バレエ、スペシャルとなっており、マイヤー氏がオペレッタを重視している姿勢がうかがわれます。

オペレッタの上演演目は、前回もご紹介したように“地獄のオルフェウス”(9月8日プルミエ)、“微笑みの国”(2月28日プルミエ)、“こうもり”、“伯爵令嬢マリッツァ”、“ボッカッチョ”、“メリーウィドウ”、“オペラ舞踏会”“チャールダーシュの女王”の8演目です。いずれもポピュラーな演目なので、オペレッタに関しては「原点回帰」を図っているのかもしれません。

逆に、ベルガー氏が力を入れていた「退廃音楽の復権」で、注目を集めた“シカゴの公爵夫人”“DER KUHHANDEL”は、姿を消しています。特に“DER KUHHANDEL”は、2006/2007シーズンでプルミエを迎えただけに、残念でなりません。次のシーズンには、「復権」を期待したいものです。

この他、オペレッタ関連では、“白馬亭にて”の作者であるベナッキーのガラコンサートが開催されます(11月18日プルミエを含めて6公演)。こちらも、興味がある公演です。

オペラでは、“Tiefland”、“ホフマン物語”、“セビリアの理髪師”、“椿姫”、“魔笛”、“Die Kluge”、“Die Spanische Stunde/Die Kluge”、“ヘンゼルとグレーテル”、“フィガロの結婚”、“エヴァンゲリマン”、“トゥーランドット”、“マルタ”、“カルメン”、“A Midsummer Night's Dream”などが上がっています。やっぱり、オペラが多いですね。ミュージカルは“マイフェアレディ”、“アナテフカ”、“サウンド・オブ・ミュージック”の3演目です。

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そして、久々の日本公演も、年間プログラムでは紹介されています。演目は、当初の予定通り“こうもり”(2008年5月23日~27日、5公演)、“ボッカッチョ”(5月30日~6月1日、3公演)、“マルタ”(6月6日~8日、3公演)です。会場は、上野の東京文化会館が予定されています。この中で、私のお薦めは、ズバリ“マルタ”ですね。

余談ですが、年間プログラムには、メルビッシュの広告が掲載されていたが、2008年は、私が好きなオペレッタのひとつである“白馬亭にて”が上演されることになったようです。いよっ、待ってました。

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Comments

フォルクスオーパーのオペレッタ公演について以前調べたことがあります。
1990~91年シーズンは14演目で公演数は185回。それが現シーズンは7演目で公演数は91回。丁度半分の規模となっています。上記90年頃すでにオペレッタの公演回数は減り始めていたようです。3日に1回と満たない公演数ではフォルクスオーパーをオペレッタの殿堂と呼ぶよりはオペレッタもやっている劇場と呼んだ方が相応しいかも知れません。つい愚痴っぽくなってしまいますが、本当にどうしたら良いのでしょうかねぇ。
懐かしい「ワルツの夢」「サーカスの女王」「乞食学生」「小鳥売り」etc.・・・COME BACK!!

Posted by: Unicorn(ユニコーン) | May 08, 2007 00:54

ユニコーさん、コメント、ありがとうございます。

確かに全盛期はオペレッタ公演が中心で、かつ、名優が出演していた訳ですから、大変な賑わいだったことでしょう。

なぜ、オペレッタが現地でも凋落してしまったのか…この件については、いずれ私の考えを記述したいと考えております。

ところで、次シーズンは、残念ながらスケジュールの都合上、プルミエを観ることはできそうもありません。ああ、残念。

Posted by: オペレッタにはまってい男 | May 09, 2007 18:48

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