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May 09, 2007

男性が一人に減りました

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今日は、市営交通に必ず付いている「優先座席のシンボルマーク」の話です。

ウィーンの地下鉄、路面電車、バスなどには各車両に優先席が設けられています。優先席の対象は、ご年配の方、体の不自由な方、小さな子供連れの方、妊娠中の方で、それぞれシンボルマークで表示されています。
日本の場合、文字による説明が多いのですが、こちらウィーンでは、結構リアルなイラストで表示されているので、誰でもすぐにわかるという仕掛けです。

今まで、ご年配の方は「めがねをかけて、ひげを蓄え、杖をついている男性」、体の不自由な方は「腕章を巻いて、めがねをかけ、杖をついている男性」、小さな子供連れの方は「ショートカットの女性」、妊娠中の方は、当たり前ですが「お腹の大きい女性」でした(上段の写真)。

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ところが、最近現れた新バージョンでは、下の写真のように「ご年配の方」「体の不自由な方」が女性に、逆に「小さな子供連れの方」が男性に代わりました(妊娠中の方は、変えようがないので、そのまま)。この結果、男性が一人に減少しました。

確かに、「ご年配の方」「体の不自由な方」は性別に関わりなくいらっしゃいますので、何となくわかります。 「小さな子供連れの方」が男性に代わったのは、日本でも問題になっている「男性の子育て支援」を促進しようという意図があるのでしょうかね。

元々、日本よりも席を譲る習慣が強いオーストリアなので、別のマークが代わったからといって、変化がある訳ではないと思います。

それとも、どこかの団体が、文句を言ったのでしょうか。ちなみに、日本では、この手のマークを作る場合、トラブルを防ぐ観点から、性別不明のイラストを採用するケースが多いようです。リアルなイラストを入れたことが、仇になったということでしょうか。

ちなみに、私が新しいマークを発見したのは、地下鉄の車内で、ご丁寧に1両の数ヵ所ある優先席に対して、交互に旧マークと新マークが貼ってありました。

今後、両方のバージョンを併用するのかどうか、興味あるところです。

それにしても、つまらないものを見つけるのが得意な私です(^^;)

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