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May 03, 2007

フォルクスオパーのゲネプロに潜入

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一度観てみたいと思っていたものにオペレッタのゲネプロがあります。

今回、偶然にもウィーンの友人から、フォルクスオパーのゲネプロのチケットを戴くことができました。実は、私は日本国内でもゲネプロは、経験がありません。

演目は、5月5日にプルミエが行われる「DER KUHHANDEL」です。夜の公演は通常通り行われるため、ゲネプロは11時から行われました(終演は14時)。

まず、チケットを戴いてびっくり仰天。というのは、自由席かと思ったのですが、通常の公演と同じく指定席制で、正式のチケットが準備されていました(ただし、プライスは0ユーロ)。
Generalprobeは、関係者以外は入ることができないので、お客様が少ないかと思っていたのですが、フォルクスオパーに到着して、またまたびっくり。予想以上にお客様多いのです。劇場の中でざっと見た感じでは、6割程度は埋まっていたと思います。

面白いのは、平戸間席の中央、前から3列目までは、カメラマン席となっており、プレス用もしくは広報用のスチール写真を撮影していました。

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また、ビデオカメラも2台入っており、撮影を行っていたようです。さらに、面白かったのは、中央の10列目付近に、録音用と思われるミキサーコンソールが仮設されていた点です。実際、オーケストラピットにもマイクがたくさん立てられており、本格的な録音をしている様子がわかります。

今日は、いわゆる最後の「通し稽古」という感じで、楽団員は私服でしたが、舞台装置や歌手は、本番と同じです。この他、Generalprobe専用のプログラムも売っていました(出演者とあらすじが書かれたもの。80セント)。
公演内容の詳細は、プルミエの後にお伝えしたいと思いますが、Cristoph Ederleの指揮で、11時に開演となりました。

よくGeneralprobeの場合、途中で指揮者や演出家から指導が入るケースもあるようですが、今回は、本番同様通して演じられました。ただし、楽団員を見ていると楽譜に、書き込みをしているシーンが数多く見らましたので、最後の調整をしているのでしょう。

このほか、通常の公演中では、プレスが入った場合でも、写真撮影は気を遣うのですが、今回は、撮影用に上演しているような雰囲気で、常時、シャッターの音がしていました(これで録音に影響がないのか、気になりましたが…)。

第1幕終了後、通常通り、休憩が入りましたが、何と二階のビュフェも営業していました。途中では、観客も拍手をしており、本番前の最終調整公演といった感じでした。

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「DER KUHHANDEL」は、ルドルフ・ベルガー氏がディレクターに就任してから力を入れている「退廃音楽の復権」のひとつだそうです。確かに中身を見ると、ナチスを揶揄したような人物出てきて、他国に戦争を仕掛けるのですから、ヒトラーがお気に召さなかったのがよくわかります。

今回は、プルミエもさることながら、貴重な体験ができました。仲介の労をとってくださった皆様には、深くお礼を申し上げます。

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