謎のヒストグラム さて、その答は?

さて、今日は、ヒストグラムの話題です。本当は9月に入ってからご紹介しようかと思いましたが、ご質問のあった内容なので、早めにご紹介することにします。
先日、当ブログをご覧の方から、駅で見かけたヒストグラムについて、ご質問がありました。実は、私も初めて見たヒストグラムで、当初、見当もつきませんでした。さっそく、ウィーン在住の方にも当たってみましが、「そもそも見たことがない」とのお返事…
で、この手のものを放置しておくのは、自分の性分に合わないので、謎解きにドナウ川沿いの町Kremsまで行ってきました。確かに、ありましたねぇ。不思議なヒストグラムが…ちなみに上の写真が、Krems駅の表示で、問題のヒストグラムは、一番右側に描かれている「唇?と+ride」というヤツです。
結論を先に出してしまうと、おもしろさが半減するので、まずは、調査プロセスのご紹介です。
まず、ヒストグラムのあった場所は、駅の出口側でした(プラットホームから駅舎に入るところと、コンコースの二箇所で発見しました)。写真はプラットホーム側から駅舎に入るところに掲げられているヒストグラムです。
当然、その他のヒストグラムもあるので、これらをすべて、現物でチェックし、残っている駅関連の施設を探しました(ちなみに標識で駅の施設に無関係なものは、左側から二つ目の二重丸・市中心方面の記号のみ)。
また、駐車場と駐輪場に関しては、別にヒストグラムが設定されていました。

その結果、駅入り口にある「喫煙コーナー」(要するに灰皿)のみ、該当するヒストグラムがないことを発見しました。
しかも、新築した駅、改装した駅は構内が全面禁煙になっています。そのため、駅舎に入る前にたばこを消す必要があります。さらに、待っている時間、たばこを吸いたくなれば、このコーナーまで出向く必要があります。
実は、この話をしたウィーン在住の方が、たまたま訪れたリンツ中央駅でも、同じ記号を発見したという報告がありました。実は、リンツ中央駅も改装されています。
改装なった駅というキーワードから見て、まず、間違いないと思います。ただし、私が検証したのは、Krems駅だけなので、もう一箇所、確認すれば間違いないと思います(ただ、他の解釈も十分考えられます)。
ちなみに、最近の傾向として、喫煙を上長するようなことは排除するようになっています。単純に考えれば、昔の喫煙車(喫煙室)のヒストグラムで良さそうなのですが、恐らく、これだとたばこを奨励していることになるので、あえて、こんなヒストグラムを作ったのではないかと思います。
たしかにたばこは、唇でくわえますし、「「列車に乗る方用の喫煙所」ですから、「Ride」も、何となくわかる気がします。
ただし、OBBに確認した訳ではないので、真相は不明です。ちなみに、オーストリア政府観光局に問い合わせても、「わからない」という答だったとか…
写真は、ヒストグラムの対象となったと思われるKrems駅前広場にあった喫煙コーナーです。ただ、あっと驚くような「どんでん返し」があるかもしれません。



Comments
わざわざクレムスまで……っ!
本当にありがとうございました。
なるほど! 喫煙所ですか。
禁煙が広がっている地域だからこそ、煙草が吸える場所のマークは大切ですよね。
私も知り合いなどにあの写真をみせて回っていたのですが、昨日、アメリカ帰りの同僚がこんなことをいっていました。
「Kiss and rideの印じゃないの?」
家族を駅まで送ってきた「送迎車」の止まるエリアのことだそうです。
「あー、なるほど」と思ったのですが、オーストリアにはそんなマークってあるんでしょうか?
Posted by: マキ | August 31, 2007 at 10:45 PM
こんにちは、お待たせしました。
確かに、近くには送迎車の駐車スペースがあるので、「Kiss and rideの印じゃないの?」の可能性は残っています。
ただ、実際には一時駐車場のマークは別にあります(実際、そこにレンタカーを止めて、調べたのですが…)。
ヒストグラムは「Pと時計」でした。ただ、単なる駐車場のマークの可能性はありますね(実際、Krems駅前には地下駐車場があったような記憶があります)。他にも「PとOBB」というのもあります。こちらは、OBB利用者専用の駐車場だと思います。
少なくとも駐車の場合は、Pがつくと思うのですが、「送迎車の一時停車」の場合は、Pがつきにくいので「Kiss and ride」の可能性も否定できません。
もうしばらく追跡調査をしてみましょう。まぁ、OBBに聴けばわかるんでしょうけれども…
Posted by: オペレッタにはまっている男 | August 31, 2007 at 11:21 PM
なるほど……。
たかがマーク、されどマーク。奥深いです。
でも、ぱっと見てすぐにわからなかったら意味無いような……(笑)。新しく改装した駅にあるようですから、新しいマークなのかもしれませんね。
また何かわかったら、是非こちらで紹介してください(^^)。
Posted by: マキ | September 03, 2007 at 10:37 PM
マキさま、コメント、ありがとうございます。
そうなんですよ。実際、駅の人に聴いても、「知らないね」といった答が返ってきたとか…
意味のわからないヒストグラムを堂々と出しているところが、オーストリアらしいところです。
オーストリア人からしてみれば、どうでもいい話かもしれませんが、しつこい私は、また調べます(^^;)
Posted by: オペレッタにはまっている男 | September 04, 2007 at 07:40 AM
いつも楽しく拝見させていただいてます。ウイーンも好き、こういうネタも大好きなオバハンです。
私的には「Kiss and ride」に1票なんですけど。
根拠は2002年のリンツ駅改装計画
http://www.drehscheibe-linz.at/pressemeldungen/texte/pi_oebb_20020226.pdf
の中にTaxis und Kiss & Ride-Zoneの設置について書かれているように見受けられるから・・
というのと喫煙場所だったら『タバコのマーク』でしょ!って考えです。
「Kiss and ride」と一時駐車場との違い・・『ドライバーは降車しない』≒タクシーと同じ・・ってとこでしょうかね。
でも、違うかも・・
日本の駅にこのマークがあったどうなるしらね?
最近はウイーンに足が届かないので、ここで楽しませていただいてます。
Posted by: kおばちゃん | September 06, 2007 at 11:34 AM
kおばちゃん様、コメント、ありがとうございます。
「2002年のリンツ駅改装計画」の情報、ありがとうございます。
また、真相(大げさですが)がわかったら、お知らせします。
ところで、OBBは9月1日から全面禁煙になったようで、たばこを吸わない私にはうれしいのですが、当ブログにもコメントをお寄せいただける愛煙家の○○○さんは、大変だと思います。
Posted by: オペレッタにはまっている男 | September 06, 2007 at 12:56 PM