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September 29, 2007

新ディレクターを迎えて…

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ご存じのようにフォルクスオパーは、今シーズンからディレクターが交代しました。

ディレクターが代われば運営方針も変わることが多いので、注目していましたが、実際に訪問して気が付いた点をご紹介しましょう。

○劇場の改装
新シーズンを前に外壁の塗り替えが行われ、きれいになりました。本格的な改装は前シーズン行っていましたから、今回は塗り替えが中心だと思われます。

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例の「VOLKSOPER」の巨大文字も健在です。
また、エントランスのひさし部分に、電飾が施されました。この電飾、個人的には安っぽい劇場みたいな雰囲気になってしまい、好きにはなれません(実は、当初、ピンク色だけかと思っていたら、プログラムやポスターと同じく、公演の種類によって、電飾のカラーが変わるようです。やりすぎかな)。
内部は前シーズンと一緒ですが、今は「地獄のオルフェウス」の公演写真が通路に掲げられています。
また、前シーズンはオーケストラ・メンバーの顔写真が掲出されていましたが、これもなくなってしまいました。
この他、2階のビュフェにプラズマディスプレイが2基設置されて、休憩時間には各種公演や割引料金のPRを行っています。


○プログラムとポスターのデザイン変更
公演プログラムとポスターもデザインが変更されました。ただし、公演プログラムに関しては、従来の公演を継続上演するものに関しては、従来と同じプログラムをしようしています。しかし、出演者リストは、新しいプログラムに合わせて、デザインが一新されました。

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以前は、斜めにそろえて印刷するという「凝ったデザイン」でしたが、ごく普通のデザインに変更となりました(お値段は2.8ユーロ)。今後、どのようになるかはわかりませんが、今シーズンから登場した「地獄のオルフェウス」のプログラムでは、従来には見られなかった舞台の模様を撮影したカラー写真がふんだんに掲載されています(新演出に関しては、日本語の「あらすじ」も用意されているようです)。

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当然ですが、一番目立つポスターもデザインが一新されました。従来は、公演毎にベースカラーを変えていましたが、今回は、白ベースに戻り、下部に「VOLKSOPER」の帯が入るというデザインです(帯と文字の色はオペレッタ、オペラ、バレで異なっています)。帯の色が、公演の種類毎に異なるので、すぐに何の公演かがわかる仕組みなっています。全体的にシンプルなデザインになったような気がします。

この他、無料で配布されている月刊プログラムのデザインも一新されています。こちらは、オペレッタ、オペラ、バレエ等で色分けされており、見やすくなりましたね。
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○常時、字幕設置
昨シーズンも字幕が時々使用されていましたが、今シーズンからは常時字幕を使用するようになったようです(そんなに多くの公演を見ていないので、何とも言えませんが)。
字幕は舞台の上に一箇所設置されており、英語表記です(ただし、「椿姫」のようなイタリア語上演の場合は、字幕はドイツ語になります)。少しでも外国人観光客(特にドイツ語圏以外)を呼ぼうという施策なのでしょう。

○演出など
前シーズンから継続上演される演目については、基本的に従来の演出が継承されているようです。私は、今の演出では好きな演目の一つである「伯爵令嬢マリッツア」を見ましたが、配役も含めて、ほぼ昨シーズンと同じスタイルで上演されていました。さすがに、継続上演される作品についても、新ディレクターのカラーを反映させるとなると、大事ですから、これは当然といえば、当然でしょう。

「地獄のオルフェウス」の記事でもご紹介したように、今シーズン、久しぶりに登場する演目(新演出になりますが)が、どのようになるか、注目していきたいと思います。

余談ですが、RobertMeyerさんは、かなり目立ちたがり屋のようで、結構、舞台にも登場するようです。セラフィン産を思い出しますね。

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