電柱の不思議
しかし、さすがに小さな町では、費用のかかる電線の地中化は難しいのが実情です。しかし、そんな地方都市でも、町中では日本のように電柱を見かけることは、ほとんどありません。
実は、電線の張り方にすばらしい工夫があるのです。写真が、その「答え」です。つまり民家の屋根に小型の電柱を取り付け、民家を実質的な電柱にしているのです。そして、民家の間を電線が渡っている…という訳です。そのため、道路には電柱は立っていません。もちろん、民家の距離がある場所については、電柱で間をつないでいますが、町の中心部は、意外と建物が隣接しているため、十分この方式で対応することができます。
当然、自宅屋根の「電柱」から、自宅に電気を引き込むことになります。
なかなかよいアイデアだと思いますが、一つ心配なのは、建物の建て替えや取り壊しの際です。さすがに取り壊しの際には、何らかの対策を考える必要があるとは思いますが、実際、そういった場面をみたことがないので、今後の調査テーマです。
なお、住宅の建て替えについては、日本のように頻繁に行われないので、意外と問題が少ないのかもしれません。
日本で、自宅の屋根に電線のポートを設置するということになったら、高さやデザインの問題などもあり、大もめになるでしょうね。



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