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October 10, 2007

すてきなお城での「秘密の出来事」

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その昔、10月10日は、東京オリンピック開催を記念して、「体育の日」というお休みでした。が、最近は「体育の日」は移動休日になり、今年は10月8日になってしまいました。というわけで、昔の「体育の日」にちなんだ臨時更新です(しかし、内容は全然関係がありません)。

先日、ウィーン在住の方から、近郊のドライブに連れて行ってもらいました。夏はレンタカーでオーストリアを回っている私ですが、オペレッタ、オペラシーズン中は、ウィーンに滞在するため、レンタカーは使用しません。これは、ウィーン市内では自動車が不便なことと、市内は一方通行が多く、ナビゲーターなしでは、運転に自信がないためです。

で、特に見たいところもなかったので、運転を買って出ていただいたYさんに、行き先はお任せしました。旧市街を抜け、メルク方面へ向かいました。メルクといっても、例の「謎のピクトグラム」の検証は、今回パスして、付近のお城に向かいました。

ドナウ川沿いの山上にお城があることは有名ですが、実はちょっと離れたところにも、当時、その付近を治めていた貴族のお城があります。

その中で、Yさん一押しのお城が、Schallaburgです。このお城、ルネッサンス時代のアーケードが中庭にあって、大変有名なのですが、公共交通機関で行くことができないため、今まで訪れるチャンスはありませんでした。

で、乗せていただいた車がお城の駐車場に近づくと、なんと、「満車」「満車」…結局、一番奥にある、いつもは牧草地のような臨時駐車場にやっと止めることができました。「いつもは、こんなに込んでいることはない」ようなので、何かイベントでもやっているようです。実際、大型バスも数台止まっていました。

車を止めてから、歩いて丘の上にあるお城に向かいます。もちろん、施設維持のため、お城の中に入るには、入場料が必要です(大人4ユーロでした)。で、中庭には写真のようなアーケードになっています。ウィーンでもあまり見ないルネッサンス時代のデザインで、非常に魅力的なものです。このほか、入り口にある塔がタイル張りというのも珍しいでしょう。

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また、内部には、十字軍に関する展示を行っている博物館もあります。いつもは、中庭も人が少ないそうですが、今日は、何かイベントを行っており、ちゃんとしたした格好の地元の皆さんでにぎわっています。実は、「プロテスタントの教区大会」をやっていたのです。訪問したのが日曜日の午後だったので、きっと午前中の礼拝を終えてから、牧師さんが信徒の皆さんを連れて、やってきたのでしょう。

私たちが訪問したときは、中庭で難しそうな座談会を行っていました。このほかにも、キリスト教関係の書籍の販売なども行っていました。

実は、昼食をとっていなかったので、Schallaburg城の中にあるレストランを利用する予定でした。レストランの席について、お姉さんにシュパイゼカルテをお願いすると…食事は表(中庭)でどうぞ…とのこと。やれやれ、やっと座ったのに…と思いながらも、再び中庭に戻りました。アーケードの下にビュフェ形式でお料理が並んでいます。お料理をとって、さて、会計をしようと係員に申し出ると…「今日は、無料です」という信じられないお言葉が…

お料理のカウンターの隣には、ビアやワイン、ザフトなどのカウンターもあります。これは、きっと飲み物も無料に違いない…と考えて、早速、地元産の白ワインをいただきました(やはり無料!!)。

おなかをすかせて、Schallaburg城にやってきたかいがある…とお互いに顔を見合わせてしまいました。どうやら、プロテスタントの教区大会なので、教会側が費用を負担しているようです。

食べ終わってから、ふと思いいました。「ところで、私たち、信者じゃないけれど、無料で食べちゃっていいのかなあ?」。

地元の人は、教会税を納めている方も多いので、「食べる権利」はあるかもしれませんが、私たちはどうなんでしょうね。しかし、当日は、なぜか二人とも観光客らしからぬ格好をしていて、完全に信徒の中にとけ込んでいました。こりゃ、わからんわ…神様だけが知っているお話でした。Yさん、周りの皆さんに言いふらしてはダメデスヨ。

なお、Schallaburg城では、シーズン中は、観光客向けに中世の騎士ショーなどを上演しており、結構楽しめる場所です。レンタカーで訪問する以外に手がないのが、ウィークポイントですが、お城巡りのドライブも楽しいでしょう。ただし、速度制限にはご注意を!!

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