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November 30, 2007

楽しい「愛の妙薬」は、いかがですか

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最近、国立歌劇場のオペラは新演出が増えており、観光客の皆様からは、「ちょっとねぇ」という声を聴きます。

その中で、ドニゼッティ作曲の「愛の妙薬」は、バスク地方の村が見事に再現されており、お話の筋ともども、楽しめる舞台になっています。オットー・シェンクの演出によるもので、現在までに150回以上、上演されています。

私が今回見た公演は、指揮者がDan Ettinger(国立歌劇場初登場の若手)、農場主の娘アディーナ役はAlexandra Reinprecht、アディーナに思いを寄せる村の青年ネモリーノはSaimir Pirgu、アディーナに結婚を申し出るベルコーレ軍曹はMarkus Eiche、インチキ薬(愛の妙薬)売りのドゥルカマーラはMichaer Burggasserでした。
いずれもいい味を出していましたが、Michaer Burggasserは、さすがに見事な演技でした。

二幕では、ネモリーノが歌う名曲「人知れず涙」に、盛大な拍手が送られました。Saimir Pirguは村の青年の雰囲気をよく出していましたね。

また、カーテンコールでは、Alexandra Reinprechtに客席最前部から花束が投げ込まれたのですが、途中で失速してしまい、オーケストラピットの中に落下。係員が拾い上げて本人に渡していました。やはり、花束は舞台袖に近いロジェから投げた方がよろしいようで…

人がたくさん死ぬ悲劇が中心のオペラ(もともと悲劇が下敷きなので、当たり前ですが)では珍しく、ハッピーエンドで終わる「愛の妙薬」。

お話も単純で、気軽に楽しめる一品と言えるでしょう。

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