EURO2008狂想曲
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2008年、ウィーンで最大の関心事(色々な意味で)は、サッカーの国際大会EURO2008(欧州選手権、4年ごとに開催)でしょう。今回は、オーストリアとスイスの共同開催となりました(写真はEURO2008の広告を施した路面電車です)。最後までお読みいただくと、音楽ファンにも感心のある話題が登場します。
本大会は、2008年6月8日から29日まで、両国の8会場(オーストリアはウィーン、クラーゲンフルト、インスブルック、ザルツブルクの4会場、スイスはバーゼル、ベルン、ジュネーブ、チューリヒの4会場)行われますが、何と、6月29日に予定されている決勝戦はウィーン(エルンスト・ハッペル・シュタディオン)で行われます。
なぜ、決勝戦がウィーンかというと、決勝の開催に必要な5万人の主要人数を満たす会場が、ウィーンのプラターにあるエルンスト・ハッペル・シュタディオンだけだから…ということです。なお、準決勝は、ウィーンとスイスのバーゼルで行われます。
さて、本大会の組み合わせ抽選は12月2日にスイスのルツェルンで行われ、次のようなグループ分けに決まりました。
グループA スイス、チェコ、ポルトガル、トルコ
グループB オーストリア、クロアチア、ドイツ、ポーランド
グループC オランダ、イタリア、ルーマニア、フランス
グループD ギリシャ、スウェーデン、スペイン、ロシア
私は、サッカーには詳しくありませんが、何となく「グループC」は、強豪揃いの大変なグループでしょう(いわゆる「死のグループ」というやつですかね)。さて、オーストリアが所属するグループBですが、普通に考えれば、ドイツが頭一つ抜け出しているところでしょうか。肝心のオーストリアは準々決勝に駒を進めることができるか、興味は尽きません(サッカーに詳しい方ならば、ご存じかと思いますが、各グループの2位までが準々決勝に進出することができます)。
オーストリアのグループリーグ初戦は、6月8日の対クロアチア戦(ウィーン)となります。
さて、このEURO2008なのですが、地元の皆様の心配事は、サッカーの大会にはつきものの「フーリガン」でしょう。
今回は、幸い?「フーリガン発祥の地」であるイングランドが出場しないため、多少は良いのではないか…という説もありますが、最近では、他国でも増えているので、安心はできません。
また、すでに、EURO2008の期間中、試合が開催される都市のホテルは満室になっているとか。サッカーのファンは、試合を見に来る訳ですから、開催都市にあまりお金を落とさないようです。
6月といえば、まだオペラ、オペレッタのシーズン中です。さすがに、この期間は避けた方が良いかもしれません。
○EURO2008ガラ・コンサート
で、このEURO2008に関連した音楽関係のニュースを一つ。6月23日(ちょうど、準決勝の前)に、ウィーンの Stadion Hohe Warte(ウィーンFCのホームグラウンドとなっているサッカー場のようです)で、「EURO2008決勝戦記念ガラ・コンサート」(Gala Concert of the UEFA EURO 2008 finals)が開催されます。で、何と、このガラ・コンサートにグルベローヴァが出演するのです。ご存じの用のグルベローヴァは、現在、スイスに住んでおり、ウィーン国立歌劇場にも頻繁に出演していますから、適任と言えるでしょう。また、「ノルマ」で競演したガランチャの出演も予定されています。
しかし、サッカーファンで、グルベローヴァに関心のあるファンがどれくらいいるのかは、私でもわかりません。サッカー場でのガラ・コンサートなので、さすがの私も、これだけはパスです。
いずれにしても、今年のウィーンは、EURO2008が終わるまでは、いつもと違って、騒がしい年になることでしょう。


Comments
その上、決勝戦の前の
6月27日には、シェーンブルン宮殿の庭で、アンナ・ネトレプコ、ローランド・ヴィラソン、プラチド・ドミンゴの合同コンサート。
6月28日は、やはりシェーンブルン宮殿の庭で、ピアニストのランランのコンサート。
どうせ、マイクを使うのでお祭りですが、うちのオフィス、6月27日のチケット、数千枚、仕入れしたようです。ホテルはウィーン郊外のホテルですけど・・・
「本当」の音楽ファン、誰も来ないよ、きっと。
売れって言われたって・・・ 勘弁してくれ・・・
Posted by: はっぱ | December 17, 2007 at 09:43 PM
"オペレッタにはまっている男"さん
来年6月下旬にVolksoperの"Die Lustige Witwe"と"Orpheus in der Unterwelt"をなんとしても見たいと、義弟を誘ってウイーンに行く計画をしていました。この貴ポストを拝見してあわててホテルの予約をトライしましたが普通のホテルはすべて満杯でしたが、幸いリング内のペンションが1室だけとれましたのでなんとかウイーン行きも実現しそうです。
これも、貴ポストのおかげと感謝しております。
Posted by: Njegus | December 27, 2007 at 10:06 AM
Njegusさま
フォルクスオーパーのご訪問、何よりです。
実際、現地にいらっしゃる皆様に聴いても、ホテルはないよ…と言われておりますので、ラッキーだったと思います。
また、情報が入りましたら、お知らせいたします。しかし、来日前の現地での演目が、ミュージカルばっかりですね。がっかり…
Posted by: オペレッタにはまっている男 | December 27, 2007 at 01:32 PM