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December 2007

December 29, 2007

今年のオペレッタを振り返って

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2007年最後の更新は、私が今年観たオペレッタの総括です。

私は、2007年、ウィーンを中心に日本国内を含めて、オペレッタを18公演鑑賞する機会がありました。もちろん、圧倒的に多いのはホームグラウンドと化しているウィーンフォルクスオーパーです(11回)。

多いか、少ないかは、まぁ別にして、印象に残った公演をまとめておきたいと思います。

最初に、今年1年、多くの方に当ブログをご覧いただき、お礼申し上げます。また、ハンドルネームが長い(確かに…)ために、コメントでご迷惑をかけております。
当ブログのタイトルはアクセスの関係があるため、変更いたしませんが、ハンドルネームはFeri(フェリ)にしたいと思います。前置きが長くなりましたが、それでは、今年のオペレッタを振り返っていきます。

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December 26, 2007

ORFからのクリスマスプレゼント

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25日はクリスマスなので、オーストリアでは祝日ですね。

で、ORFのインターネットラジオで、クリスマスにちなんで、何か放送していないかと、チェックをかけていたところ、現地時間の15時30分(日本時間の23時30分)から、「オペレッタものの放送」があることがわかりました。

番組表でチェックすると、先日、フォルクスオーパーで上演された「ベナツキーの夕べ」(このブログでもご紹介しましたが)のライブ録音放送でした。

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December 25, 2007

ちょっと変わったCD

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オーストリアでは、12月25日と26日は、祝日ということで、皆さんお休みです。

さて、今日は「珍品CD」のお話です。珍品といっても、変なものではありません。オーストリア国防軍軍楽隊ザルツブルクの演奏を収めたCDです。

これは、以前、軍事史博物館を訪問した際、ミュージアム・ショップで売っていたものです。何種類かありましたが、写真のCDは「空軍」に関するマーチなどを集めたものです。

曲目は、各国の軍楽隊がよく演奏するポピュラーなものが多く、「どこかで聴いたことがある」といった感じの曲が大多数です。そのため、演奏を聴いていると、オーストリアらしさというのは、正直、あまり感じません。

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December 24, 2007

良いクリスマスを

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ご存じ、ウィーン市庁舎前広場(ラートハウス・プラッツ)の「クリスマス市」です。

今年は、多くの皆様にアクセスいただき、本当にありがとうございました。

皆様にとって、良いクリスマスでありますように。

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鉄道模型のレントゲン写真

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オーストリアに限らず、皆さんも空港のセキュリティチェックは、正直、快適な場所というイメージはないと思います。近年、テロの多発から、空港のセキュリティチェックは厳しくなっており、ウィーン・シュヴェヒャート空港では、出発時、必ず「ズボンのベルト」を外し、上着を脱ぐように指示されます。それで、金属類がゼロでも、時々、金属探知機に引っかかるのですから、たまったものではありません。

また、機内持ち込み手荷物は、X線検査装置を通りますが、これ本当に良く中身が見えますよね(その昔、フィルムカメラを持参していることは、フィルムの入っているパトローネという金属ケースが、見事に見えたことがあり、感光してしまうのではないか…と冷や冷やでしたが)。

さて、今日は、この空港手荷物検査場でのお話です(写真の「行列の先」が、C55番ゲートの手荷物検査場ですね)。

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December 22, 2007

ヤマハのベーゼンドルファー買収が正式決定

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ウィーンでも話題になっていたオーストリアのプレミアムピアノ製造販売会社ベーゼンドルファーですが、ついに日本のヤマハが買収することが、正式に決まったようです。

12月21日に日本で発表された情報では、
1.ヤマハがBAWAG(色々と問題のあった銀行)からベーゼンドルファーの全株式の譲渡を受ける
2.株式譲渡時期については、法的な手続きを終えた後、2008年早期を予定
3.ベーゼンドルファーの製造拠点は、基本的にオーストリアに残す
となっています。

さらに、22日の新聞には、4年間で黒字化する、ベーゼンドルファーのピアノにヤマハ得意の自動演奏機能を付加した製品を開発する、アメリカ市場を開拓する…といったような構想も紹介されていました。
ウィーンをはじめとするオーストリアの皆様が、どのような意見や感想をお持ちになったのか、興味があるところです。

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December 21, 2007

番外編 オペラは「我らが誇り」

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今日は、番外編です。オーストリアも音楽が盛んですが、お隣の国、イタリアほどオペラに関して「こだわり」を持っている国はないかもしれません。

ヴェルディを筆頭に、ドニゼッティ、プッチーニなど、まぁ、オペラの作曲家を大量に輩出している訳ですから、国民がイタリア・オペラに特別の「こだわり」を持つのもわかるような気がします。
今日は、それに関連したエピソードをご紹介しましょう。

まず、オペラや音楽とは全然関係ない話なのですが、ヨーロッパ各国の空軍は、昔からアクロバット・フライトが盛んだったこともあり、デモンストレーション・フライトを専門に行う部隊を保有している国が多数あります。

代表的なところでは、イギリス、フランス、イタリア(ここまでは、いわゆる御三家)、スイス、スペインなどでしょうか。それぞれ、専用の機体を使い、ダイナミックなデモンストレーションを披露しています。いわゆるエアショーには、複数の国からアクロバット・チームが参加することもあり、国の威信をかけて(大げさですが、パイロットは本気)、腕を競っています。

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December 20, 2007

オペラ歌手出演料の高騰

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日本では、石油の高騰が原因で、ものの値段が上がっていますが、今日は、出演料のお話です(全然、石油高騰とは関係ありません)。

先日、ウィーンで、一緒にオペラを見た方と音楽談義をしていたとき、「ウィーン国立歌劇場は規定で出演料が、意外に低い」という話題が出たことがあります。今は、民営化されているとはいえ、総裁の人選に国が絡むほどの組織ですから、純民間企業のように勝手に出演料をつり上げるというようなことはできないのでしょう(実際、どれくらいもらえるんでしょうね。興味津々)。

今まで、オペラ歌手にとって「ウィーン国立歌劇場で歌う」ということは、大変なキャリアになりますので、今後のことを考えると、多少、出演料はお安くても「出ます」(というか、「出してください!!」「出たい!!」)という方が多かったのだと思います。

ところが、日本の新聞(ちょっと前ですが)で、気になる記事を見つけました。

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December 19, 2007

ウィーンでも増えてきた安売り店

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日本では、今年はクリスマスイブの24日が何と祝日(天皇誕生日の振替休日)ですが、オーストリアでは24日は、間違いなく「窓の日」になるでしょうね(これで23日から26日までお休みとなります)。という訳で、今週はクリスマスプレゼントをお求めになる市民の皆様で、お店は大繁盛していることでしょう。

クリスマス特需とは全く関係はありませんが、今日は、お店にまつわるお話です。

最近、ウィーンの市内で、いわゆる「ディスカウンターのお店」を多く見かけるようになりました。

一つは、日本の「○ン・キ○ーテ」のような業態です。日用品を中心に安価で提供する店で、この時期はクリスマス用品や衣料品などを販売しているようです。ただし、さすがウィーンというか、インパクトのある店づくりはせず、普通のお店のような感じになっています(写真が、その業態店の一例です)。

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December 18, 2007

会議は踊る、Sushiは回る

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最近、ウィーン市内を歩いていると、日本食レストランが増えてきたように感じます。
オーストリアの皆さんは、通常、肉中心の食生活なので、健康によいとされる魚を中心とした日本食がブームなのでしょう。

もちろん、日本人から見ると、「厳密な和食店」というよりは、日本風のお料理を提供するレストランというお店の方が多いようです。もちろん、国立歌劇場近くの有名店のように、日本の方が経営にかかわっており、本格的な和食を提供するお店も健在です。しかし、こういった店も、日本人だけが利用する訳ではなく、地元ウィーンの方も結構いらっしゃいます。先日、ウィーンにお住まいの方とランチをとっていた時も、オーストリア人が結構ご来店しており、器用にお箸をつかってお召し上がりになっていました(一説によると、今の若い日本人よりもお箸の使い方が上手だとか)。

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December 17, 2007

おまけ ネトレプコの野外コンサート

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はっぱさんから、ご案内があった6月27日のコンサートのポスターがこれです。

「シェーンブルン宮殿の庭で、アンナ・ネトレプコ、ローランド・ヴィラソン、プラチド・ドミンゴの合同コンサートがありますよ」と市内で盛んにPRしています。

まぁ、わざわざ好んで、この時期に行く音楽ファンは、いらっしゃるんでしょうかね。EURO2008決勝戦の組み合わせによっては、えらいことになっていそうな気が…

NHKさん当たりの録画中継に期待しましょう。はっぱさん、ごめんなさいね。

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EURO2008狂想曲

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2008年、ウィーンで最大の関心事(色々な意味で)は、サッカーの国際大会EURO2008(欧州選手権、4年ごとに開催)でしょう。今回は、オーストリアとスイスの共同開催となりました(写真はEURO2008の広告を施した路面電車です)。最後までお読みいただくと、音楽ファンにも感心のある話題が登場します。

本大会は、2008年6月8日から29日まで、両国の8会場(オーストリアはウィーン、クラーゲンフルト、インスブルック、ザルツブルクの4会場、スイスはバーゼル、ベルン、ジュネーブ、チューリヒの4会場)行われますが、何と、6月29日に予定されている決勝戦はウィーン(エルンスト・ハッペル・シュタディオン)で行われます。

なぜ、決勝戦がウィーンかというと、決勝の開催に必要な5万人の主要人数を満たす会場が、ウィーンのプラターにあるエルンスト・ハッペル・シュタディオンだけだから…ということです。なお、準決勝は、ウィーンとスイスのバーゼルで行われます。

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December 16, 2007

番外編 森野由みさんのサロン・リサイタル

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さて、今日は「番外編」です。
先日、ウィーンで北九州出身のソプラノ歌手、森野由みさんとお会いする機会がありました。その時、いったん日本に戻り、コンサートを行うというお話を伺いました。

ご出身地が北九州ということで、九州方面での活動が多いのですが、12月15日、東京で「ウィーンの歌とオペレッタ」と題したサロン・リサイタルのご案内を頂きました。
という訳で、表題が表題なので、出かけてきました。今日は「番外編」として、その模様をお伝えしましょう。

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December 15, 2007

「舞台が見えない席」の意外なメリットとは?

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この前、「トスカの思い出話」で、舞台が見えない席のことを書きましたが、実は、この席、意外なメリットがあるのです。

「安い!!」というのは、最大のメリット(何しろ、あの「ノルマ」だって10ユーロ、現在のレートでも1700円でおつりが来ます 信じられない!! すでに日本の相場に染まっている証拠です)です。それに加えて、音楽ファンにとって、「舞台が見えない故に、音楽に集中できる」というメリットがあるのです。

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December 14, 2007

60000ヒット、御礼プラス おまけ情報

皆様のお陰で、本日、累計のアクセス数が6万を達成いたしました。

最近、アクセス数が増えているようで、本当に感謝しております。リードオンリーでも結構ですので、お気軽にお立ち寄り下さい。

よく、コメントを頂く方から、「ハンドルネームが長くてめんどくさい」とのご意見を頂きます。ご迷惑をおかけしておりますので、サブネームを近日中に考えます。今しばらく、お待ち下さい。

朗報 NHKでメルビッシュ2007「ウィーン気質」を放送します
全国のオペレッタファンの皆さん、お待たせしました(私が待たせたわけではないのですが…)。
2008年1月5日、NHK HiVisionウィークエンドシアターで、メルビッシュ2007「ウィーン気質」が上演されることになりました。
いきなり、ハイビジョンとは、NHKさんらしい。時間は21時から翌日の午前1時までです。

ただ、衛星HiVisionの受信ができない方は、お手上げです。この前、放送された「ハプスブルク家」のドキュメンタリーのような「良質な作品」(ご意見はありますが、それなりにコメントできる内容だったので)こそ、多くの視聴者が見ることができるチャンネルで放送してもらいたいものです。

それからWeb番組表で、「ウィーンかたぎ」と表示するのは、勘弁してください。「堅気」になっちゃいますよ。

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クリスマスツリー、デリバリー中

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今日は、「季節もの」の話題です。

日本では、11月下旬くらいから商業施設ではクリスマスツリーが搭乗しています。

ところが、意外なことに、ウィーンではアドベントの第二週当たりから、クリスマスツリーの飾り付けが本格化します。もちろん、街の広場などは、もっと早くから準備をしますが、ホテルや家庭などでは、第二週当たりからが、多いようです。

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December 13, 2007

フォルクスオパー・グッズの話題

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このところ、CDやDVD、さらにワインまで販売しているウィーンフォルクスオパーですが、新しいグッズが登場しました。

今度は、Tシャツです。記事は写真のように黒で、現在、公演種別毎のカラーが帯で入っています。この広告はフォルクスオパーの月例プログラムに掲載されていました。

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December 12, 2007

奇抜な電飾が花盛り

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アドベントの季節、ウィーンで楽しいのが、道路に設けられた電飾だと思います。

基本的に通りごとに電飾のデザインが違うのが、ミソなのですが、最も有名なのが「流れ星」スタイルのケルントナーシュトラーセでしょう。

また、最近では、新しく電飾を行い通りも増えてきたように思います。そのきっかけを作ったのは、一昨年、グラーベンに登場したシャンデリア状の電飾でしょう。これがきっかけになって各地で電飾が「ブレイク」した感じなようです。

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December 11, 2007

謎のピクトグラムシリーズ(その3) 停留所編

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またまた、ウィーンの市内で、「謎のピクトグラム」を発見しました。

発見した場所は、リンク沿いの路面電車の停留所です。

「次の路面電車が何分後にくるか」という表示装置なのですが、「系統」と「行き先」の間に、最近、妙なピクトグラムが表示されるようになりました。しかも、すべての路面電車に表示される訳ではなく、「特定の路面電車」に表示されるのが、ミソです。

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December 10, 2007

接待オペラ・オペレッタが花盛り

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日本では、防衛省の調達に関わる過剰接待が、大きな政治問題になっていますが、こちらでも意外と接待はあるようです。

やはり、お客様相手に商売をしている以上、「なにもなし」というのも難しいのでしょう。実際、競争が激しい業界では、顧客の獲得に向けて、常識的な範囲での接待は必要なのだと思います。

日本では、例の防衛省疑惑でも、ゴルフが「接待の代表格」でした(このほか、日本独自の接待場所として高級料亭がありますねぇ。私はお座敷がかかったことはありませんが)。こちら、オーストリアでも、意外なことに接待ゴルフはあるようです。

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朗報 復活、フォルクスオパーの「メリーウィドウ」(修正版)

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2005年の大改訂で魅力が、半減、どころかなくなってしまったフォルクスオパー「メリーウィドウ」ですが、その後も、小規模な手直しは行われていました。

1年ぶりに観ることになったのですが、大規模なリニューアルを行ったという話も聴きませんし、上演時間も2時間30分と短いままなので、正直、あまり期待していませんでした。

が、フタを開けてみると…何と、演出、舞台装置とも全面的にリニューアルされて、魅力あふれる「メリーウィドウ」が復活しました。まさに、「ガンツ、グート!! おっちゃんは、このメリーウィドウを待っていました」。これは新ディレクターのRobertMeyerの功績でしょう。なお、その後、私自身の「記憶違い」等がありましたので、一部修正の上、再度、記事を掲載しました。

ポイント1:時間短縮にもかかわらずお芝居の工夫でストーリーがわかりやすくなった

ポイント2:歌だけではなく、お芝居、踊りも重視した

ポイント3:後半に盛り上げるポイントを入れる演出になった

ポイント4:無理のない時間短縮になった(今の時代に合わせて、テンポの良い展開になった)

では、さっそく、詳細をご紹介しましょう。

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December 09, 2007

給食列車が走るウィーンの老人ホーム

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日本でたまたまWebサイトを見ている時、ウィーンの特別養護老人ホームに給食鉄道があるという記事を目にしました。

書かれているのは、鉄道雑誌の編集長である名取紀之さんで、実際、ウィーンにいらっしゃった際、この特別養護老人ホームを訪問して、取材されているようです。

週末はクリスマス市や旧市街はものすごい人出なので、へそ曲がりの私は、このタイミングに特別養護老人ホームAlters-und Pflegeheim der Stadt Wienに出かけてみました。

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December 08, 2007

またまた「ノルマ」

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時々、このブログにもご登場いただく「はっぱさん」は、今回、「ノルマ」を3回もご覧になるそうで、うらやましい限りです。私は、7日に、2回目を観ました。出演者は、ノルマの父役がIn-Sung Simに変わった以外は、前回と同じです。

同じ演目を何回か観ると、様々な視点で見ることができ、興味深いものがあります。当然、人間がやっている訳ですから、日によって調子の善し悪しもあります。また、お客様の反応も違いますから、興味は尽きません。

12月1日も、国立歌劇場のどこかに「はっぱさん」がいらっしゃったようで、ウィーンでは悪いことはできませんね(別に悪いことはしていませんが…)。

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謎のビルボード

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路面電車などに乗っていると、時々、道路に面した壁に巨大なポスターを見かけます。

商品やサービス、会社のPRが多いのですが、先日、写真のようなポスターを見かけました。いゃー、インパクトがありますね。パンツ姿の男性がずらりと並んでいる…いったい、何のPRだと思いますか?

ウィーンにお住まいの方は、右上のロゴマークで何のコマーシャルかすぐにわかってしまうのですが、日本の方は、見当が付かないと思います。

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December 07, 2007

懐かしのバスを発見

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今日は、「おまけ」で、もう一つ話題をご提供します。

先日、ウィーン市内を散策していたところ、突然、写真のようなバスがやってきました。

懐かしいですねぇ。今から25年前に来た時、現役だったバスです。あっという間に走り去ってしまったので、詳しくは観察していませんが、写真を見ると行き先表示に「L」と表示されているところを見ると、運転手さんの教習用バスになっているようです。

しかし、教習用とは言え、よく古い車両を保守しながら使っているものですね。
ちなみに下の写真は、現役当時のものです。

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西駅の切符売り場にて

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基本的に、「並ぶ」という習慣があまりないウィーンの皆さん(ちゃんと並んでいるのは、スーパーのレジと、鉄道の切符売り場くらいでしょうかね)。フォルクスオパーのビュフェなどは、早い者勝ちといった様相を呈しています。

さて、今まで長距離列車が発着する西駅の切符売り場では、窓口の後ろに列を作って切符を購入するようになっていました。

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December 06, 2007

入魂のボリス

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オペレッタやオペラを見る場合、事前に大いに期待して出かけて、裏切られるケースもあります(演出にがっかり、出演者にがっかりなど)。逆に、あまり期待せずに出かけて、思わぬ「拾いもの」をするケースもあります。

今回、たまたま、今までご縁のなかったムソルグスキー作曲のロシアオペラ「ボリス・ゴドゥノフ」を国立歌劇場でみる機会がありました。実は、これは「後者」でした。

「ボリス・ゴドゥノフ」は、イタリアオペラのように、男女の恋愛にまつわるようなお話ではなく、権力闘争が絡んだ暗いお話(舞台も本当に暗い)です。また、プロローグから始まって、四幕まで、場面転換が多く、かつ時間が長い、しかもメロディーも耳なじみがないし、美しいというにはちょっと(でも演奏者にとっては、テクニックを試すことができる挑戦的な曲のようですが)…という訳で、オペラ初心者には辛いオペラの代表かもしれません。

劇場に到着すると、今日のお客様は、「オペラ通組」と、他の公演チケットがとれずに「これになっちゃった組」の二極化がはっきりしている感じがしました。後者の皆さん、お疲れさまでした。これに懲りずに、またご来場くださいね。

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謎のピクトグラム(その2)

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今日は、懲りもせずにピクトグラム・シリーズです。

ウィーンの市内を歩いていると、最近、お店の入り口に、写真のようなステッカーが貼ってあるのを見かけました。「子供が泣いているイラスト」が描かれているので、当初、何のステッカーか検討がつきませんでした。

「泣いている子供は入店禁止」というようなお馬鹿な標識ではありません。また、児童虐待の相談所でもなさそうです(何しろ、色々な種類の店に、結構たくさん張ってあるので)。

では、「迷子の保護の協力店」なのでしょうか。でも、子供自身が、これを見て、店に入ってくる訳がないので、はなはだ疑問です。

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December 05, 2007

思い出の多い「トスカ」

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今日は、オペラ「トスカ」に関わるお話です。

プッチーニの代表的なオペラである「トスカ」は、「歌に生き愛に生き」の名アリアが有名ですが、私にとっても個人的に思い出の多いオペラです。

というのは、私が、ウィーン国立歌劇場で初めて観たオペラが、この「トスカ」だったのです。当時、最初から「トスカ」を観るつもりだった訳ではなく、オペレッタを観る予定でウィーンにやってきました。オペレッタのチケットは確保してあったのですが、こちらに来てから「トスカ」をやっていることを知り、急きょ、観ることにしたというものです。
今は、博物館になってしまっている場所にあった公立劇場連盟ブッキングオフィスへ行き、当日の朝、「トスカ」のチケットを入手しました。

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おもちゃ屋・模型店・専門店

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日本でもNHK教育テレビで鉄道模型に関する帯番組(趣味講座)が放送されてから、鉄道模型も「大人の趣味」として市民権を認められつつあるようです。

鉄道模型が「大人の趣味」として、日本よりも早く市民権を得ているヨーロッパでは、実はおもちゃ屋の一角に立派な鉄道模型コーナー(売り場)を開設しているところが、数多くなります。ウィーンでも、旧市街にあるおもちゃ屋さんには、立派な鉄道模型コーナーがあり、車両ばかりではなく、レイアウト(この世界ではジオラマのことをレイアウトと言います)作成に欠かせないプラスチックモデルの家、人形、各種のアクセサリーまで幅広く扱っています。日本の鉄道模型専門店顔負けの品揃えといっても良いでしょう。

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December 04, 2007

今シーズンの「こうもり」は…

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2008年のフォルクスオパー来日公演では、「こうもり」が4回上演されることが決まっています。そこで、ちょっと気が早いのですが、今シーズンの「仕上がり」が気になったので、観てきました。よく、「同じものばかり見て、飽きないね」と言われますが、観れば観るほど、奥が深いのがオペレッタやオペラなんですね。

さて、前回に同劇場で観たのは、2007年2月でしたから、10ヶ月ぶりということになります。まず、出演者は、前シーズンとは、がらりと変わっていました。まぁ、シーズンが変わったので、当たり前といえば、当たり前ですが…

そんな中で、光る存在だったのは、指揮を担当したルドルフ・ビーブルでしょう。

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クリスマス屋台 四方山話

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この時期、ウィーンの風物詩は、市庁舎前広場をはじめとする各所で繰り広げられるクリスマス市でしょう。クリスマス市には、クリスマス関係のグッズやお菓子、グリュワインなどの飲み物や軽食などを扱う屋台が建ち並んでいます。今日は、「屋台」にまつわる話題をお届けしましょう。

「屋台」と言っても、実際に行かれた方はおわかりのように、「木造のプレハブ店舗」です。いわゆる柱がない壁で支える構造の建物で、非常にしっかりとした造りになっています。
約1ヶ月間使う訳ですから、夜のセキュリティを含めて、しっかりとした造りでないと、運用できないからだと思います。

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December 03, 2007

クリスマストラム運転中

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今日は、二本立てです。

アドベントの時期、ウィーン市内をクリスマストラムが走っています。夏期の間、市内遊覧電車として活躍しているオールドタイマーの市電に「特別な装飾」を施しているものです。

運転区間はカールスプラッツを出発して、リンクを一周するものです。途中、Schwedenplatz、Schottentor、Rathausplatzに停車します。

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フォルクスオパーの「ベナツキーの夕べ」

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さて、12月2日は、国立歌劇場ではワーグナーの「ワルキューレ」プルミエが行われました。で、耳に入ってきた情報では、二幕で主役の一人が、声がでなくなってしまった(本人の名誉のために、名前は伏せますが)そうです。ホーレンダ氏が出てきて、お詫びがあったとか…で、その後は、ご本人は舞台の上で、歌わずに演技だけして、代役の方が下で歌っていたようです。

こんなこともあるんですねぇ。で、でこちらは、ほのぼのとした話題です。
「白馬亭にて」の作者で有名なベナツキーにちなむガラ・コンサートが、今シーズン、フォルクスオパーで行われています。
オペレッタの作品はたくさんありますが、複数の作品が広く上演されている作曲家は、シュトラウス、レハール、カールマンくらいで、後は、事実上、「一発屋」の様相を呈しています。実際には、複数の作品を世に送り出しているのですが、最近では代表作以外、上演される機会が少なく、実際にオペレッタ関係の書籍などを見ても、他の作品は紹介されていないケースが多いようです。

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December 02, 2007

グルベローヴァ、ガランチャ、夢の共演が「ノルマ」で実現

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お待ちかねコンサート形式で上演された「ノルマ」のお話です。私が観たのは12月1日の公演です。

今日の面子は豪華絢爛。ノルマ役はグルベローヴァ、相手役のローマ総督ポリオーネがホセ・クーラ、若い巫女アダルジーザがガランチャという配役です。いずれも、タイトルロールを張ることができる歌手だけに、コンサート形式とは言え、たいしたものです。

当初、「コンサート形式」と聞いて、正直がっかりしたのですが、この面子だと、俄然、興味が沸いてきます。。ホーレンダ氏の思惑通り…と言ったところでしょうね。実際、コンサート形式だと、上演回数を増やせる上に、この面子だと、お値段も正規のオペラ並み(カテゴリーA)に設定しても、満席間違いなし。商売上手の面目躍如です。

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December 01, 2007

フォルクスオパー満席の「快」

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今日は、私のホームグラウンドであるフォルクスオパーのお話です。

いつもは、チケット発売日当日でしたら、年末特別講演などを除けば、概ねどのカテゴリーでも席が予約できるフォルクスオパーですが、11月から12月にかけて、「ある公演」だけ、発売日当日に立ち見以外が全席売り切れという事態が発生しました。そこで、たまたま、満席だった公演を鑑賞する機会があったので、フォルクスオパー満席の「快」と題して、その模様をご紹介しましょう。本来ならば、「満席の怪」となる訳ですが、いつもガラガラみたいで失礼なので、「快挙」の意味を込めて「」としました。

今回、満席になっていたのは、おなじみの楽しいオペレッタ「伯爵令嬢マリッツア」数公演です。

普通、一般の団体だけで全席満席というのは考えられないので、何か「裏がある」と読んでいました。また、平日にもかかわらず、開演時間が18時、終演時間が21時と早くなっている点も気になりました(通常は19時開演、22時終演)。

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