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December 11, 2007

謎のピクトグラムシリーズ(その3) 停留所編

Img_0860_b

またまた、ウィーンの市内で、「謎のピクトグラム」を発見しました。

発見した場所は、リンク沿いの路面電車の停留所です。

「次の路面電車が何分後にくるか」という表示装置なのですが、「系統」と「行き先」の間に、最近、妙なピクトグラムが表示されるようになりました。しかも、すべての路面電車に表示される訳ではなく、「特定の路面電車」に表示されるのが、ミソです。

で、このマークが表示された場合、どんな電車が来るのかを見ていたところ(暇人と呼ばないでくださいね)、ULFと呼ばれる新型路面電車がやってきました。

Img_0860_c

拡大した写真をご覧になると、わかると思うのですが、「車いす」のマークのようです。ウィーンの路面電車は、どの電車でも車いすを乗せることは可能ですが、床が高いため、乗せるのには周囲の方が協力しないと不可能です。

それに対して、新型のULFと呼ばれる超低床式路面電車は、停留所との段差がほとんどないため、車いすの方が自力で、乗車することができます。つまり、ULFが来るときに、「車いすマーク」が表示されるようです。

停留所で見ていると、この表示装置には、次の路面電車だけ表示されるのではなく、ULFが何分後に来るかも表示されるようです。そのため、一瞬だけ見ると、次の路面電車が来るまで20分といった表示になることもあります(実際には、その間に在来型の路面電車も来るのですが)。

Img_0637_b

なお、ULFは車いすの方にとって便利なだけではなく、足の悪い方、ベビーカーを使っている方にも便利なので、この表示は便利かもしれません。

もっとも、路線ごとに車両が統一されていて、特定の路線はすべてULFが来るのだったら、このような表示は必要ないのかもしれません。しかし、現在、ULFが走っている路線は増えているものの、逆に車種の統一はほど遠い感じです。これは、仕方がないでしょうかね。

上の写真の電車が来るときに「車いすのピクトグラム」が表示器に現れます。


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Comments

あ、やっぱり・・・
私も「あれ、何だろう?」と思っていました。
多分、車椅子だろうなぁ、とは考えていたものの、来る列車が違ったりして(そうか、時間の表示も変わるんですね、そこまで見なかったわ)、混乱していたところです。いや~、オペレッタに嵌まった男さんのサイト、いつも勉強になります。ありがとうございました。

Posted by: はっぱ | December 12, 2007 02:02

はっぱさん、「怒濤のコメント」ありがとうございます。

補足説明です。
路面電車停留所の表示装置は、複数の系統が走ってくる停留所では、系統ごとに表示されるようになっています。
たとえば、ラートハウスプラッツなどでは、リンクを回る1系統(もしくは2系統)とD系統が来ますよね。

仮にD系統で2分後に一般車両が、20分後にULFが、それぞれ来る場合、それが交互に表示される仕組みなっています。

そのため、一瞬だけ見ると「何だ、20分も来ないのか」と思ってしまいます。しかし、一般車両が2分後に来て、大あわて…という事態が発生する訳です。実際、冒頭の写真でも次の2系統は16分後ですが、実際には一般車両を使用した2系統はすぐに来ました。

日本でしたら、表示装置を大きくして、同時に2本分のデータを表示すると思うのですが、オーストリアらしいところでしょう。

Posted by: オペレッタにはまっている男 | December 12, 2007 08:26

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