謎のヒストグラム(その3)
で、このマークが表示された場合、どんな電車が来るのかを見ていたところ(暇人と呼ばないでくださいね)、ULFと呼ばれる新型路面電車がやってきました。
拡大した写真をご覧になると、わかると思うのですが、「車いす」のマークのようです。ウィーンの路面電車は、どの電車でも車いすを乗せることは可能ですが、床が高いため、乗せるのには周囲の方が協力しないと不可能です。
それに対して、新型のULFと呼ばれる超低床式路面電車は、停留所との段差がほとんどないため、車いすの方が自力で、乗車することができます。つまり、ULFが来るときに、「車いすマーク」が表示されるようです。
停留所で見ていると、この表示装置には、次の路面電車だけ表示されるのではなく、ULFが何分後に来るかも表示されるようです。そのため、一瞬だけ見ると、次の路面電車が来るまで20分といった表示になることもあります(実際には、その間に在来型の路面電車も来るのですが)。
なお、ULFは車いすの方にとって便利なだけではなく、足の悪い方、ベビーカーを使っている方にも便利なので、この表示は便利かもしれません。
もっとも、路線ごとに車両が統一されていて、特定の路線はすべてULFが来るのだったら、このような表示は必要ないのかもしれません。しかし、現在、ULFが走っている路線は増えているものの、逆に車種の統一はほど遠い感じです。これは、仕方がないでしょうかね。





Comments
あ、やっぱり・・・
私も「あれ、何だろう?」と思っていました。
多分、車椅子だろうなぁ、とは考えていたものの、来る列車が違ったりして(そうか、時間の表示も変わるんですね、そこまで見なかったわ)、混乱していたところです。いや~、オペレッタに嵌まった男さんのサイト、いつも勉強になります。ありがとうございました。
Posted by: はっぱ | December 12, 2007 at 02:02 AM
はっぱさん、「怒濤のコメント」ありがとうございます。
補足説明です。
路面電車停留所の表示装置は、複数の系統が走ってくる停留所では、系統ごとに表示されるようになっています。
たとえば、ラートハウスプラッツなどでは、リンクを回る1系統(もしくは2系統)とD系統が来ますよね。
仮にD系統で2分後に一般車両が、20分後にULFが、それぞれ来る場合、それが交互に表示される仕組みなっています。
そのため、一瞬だけ見ると「何だ、20分も来ないのか」と思ってしまいます。しかし、一般車両が2分後に来て、大あわて…という事態が発生する訳です。実際、冒頭の写真でも次の2系統は16分後ですが、実際には一般車両を使用した2系統はすぐに来ました。
日本でしたら、表示装置を大きくして、同時に2本分のデータを表示すると思うのですが、オーストリアらしいところでしょう。
Posted by: オペレッタにはまっている男 | December 12, 2007 at 08:26 AM