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December 24, 2007

鉄道模型のレントゲン写真

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オーストリアに限らず、皆さんも空港のセキュリティチェックは、正直、快適な場所というイメージはないと思います。近年、テロの多発から、空港のセキュリティチェックは厳しくなっており、ウィーン・シュヴェヒャート空港では、出発時、必ず「ズボンのベルト」を外し、上着を脱ぐように指示されます。それで、金属類がゼロでも、時々、金属探知機に引っかかるのですから、たまったものではありません。

また、機内持ち込み手荷物は、X線検査装置を通りますが、これ本当に良く中身が見えますよね(その昔、フィルムカメラを持参していることは、フィルムの入っているパトローネという金属ケースが、見事に見えたことがあり、感光してしまうのではないか…と冷や冷やでしたが)。

さて、今日は、この空港手荷物検査場でのお話です(写真の「行列の先」が、C55番ゲートの手荷物検査場ですね)。

先日、ウィーンを訪問した際、日本の友人から頼まれた鉄道模型(機関車)を1両、市内のおもちゃ屋さんで買いました。当然、精密なものなので、機内持ち込み手荷物にしました。となると、手荷物検査場を通ることになります。パソコンをバッグから出して係員に預けて、今度は自分のベルトを外し、上着を脱いで、先に金属探知機を通過しました。今日は、問題なし…やれやれ。

で、待っていると手荷物がX線検査装置から出てきました。シュヴェヒャート空港のX線検査装置は、モニター画面がお客様から見える位置に置かれています(日本では、原則として見えない位置に置くように指示されているようですが…)。

で、例の鉄道模型が入ったトートバックが装置を通ったとき、女性の係員が「うぅー、何これ?」と模型機関車のシルエットを見て、首をかしげていました。普通、形状が不審な荷物はオープンチェックになるのですが、この時、隣にいた若い男性係員が「あーっ、これモデル・アイゼンバーンだよ。大丈夫」とモニター画面を指して言っておりました。

ふと、画面をのぞくと、見事に機関車の形がレントゲン写真になっているではありませんか!! ご存じのように空港のX線検査装置は、次の荷物が通過するまでは、該当する荷物の画像がモニターに表示されたままです。

思わずカメラを出してモニター画面を撮影したい衝動に駆られましたが、セキュリティの厳しい今、そんなことをやったら、笑っていた係員が豹変して、当然、別室送りになってしまいます(今までもパソコンのサンプルチェックに当たって、数回、別室で爆発物検査を受けたことがあります)。で、残念ながら、写真はありません。

その後、乗り継ぎでドイツのフランクフルト空港でも、再度、X線による手荷物検査がありました。ドイツの係員が、どんな反応をするかちょっと楽しみです。

やはり、女性の係員が「うぅー、何これ?」と模型機関車のシルエットを見て、首をかしげていました。すると、すかさず男性の係員が「あーっ、これモデル・アイゼンバーンだよ」と言い出したところは、ウィーンと一緒なのですが、私が「これ、ドイツのmárklinですよ」と言ったとたん、付近にいた女性の係員が「そうなの。で、これ、いくらぐらいするの」と質問してきました。「そうねぇ、400ユーロかな」と私が答えると、「えーっ、高い!!。私、買えないわ」というお答えが…すかさず、横で聞いていた男性係員が「márklinのモデル・アイゼンバーンは高いからねぇ…そんなものだよ」と言い出して、女性係員が「へーっ、好きな人がいるのねぇ」と過ぎの検査そっちのけで、ちょっと盛り上がってしまいました。

まぁ、ドイツ製で嬉しかったのでしょう。それにしても、鉄道模型のレントゲン写真、欲しいですねぇ。

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