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December 10, 2007

接待オペラ・オペレッタが花盛り

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日本では、防衛省の調達に関わる過剰接待が、大きな政治問題になっていますが、こちらでも意外と接待はあるようです。

やはり、お客様相手に商売をしている以上、「なにもなし」というのも難しいのでしょう。実際、競争が激しい業界では、顧客の獲得に向けて、常識的な範囲での接待は必要なのだと思います。

日本では、例の防衛省疑惑でも、ゴルフが「接待の代表格」でした(このほか、日本独自の接待場所として高級料亭がありますねぇ。私はお座敷がかかったことはありませんが)。こちら、オーストリアでも、意外なことに接待ゴルフはあるようです。

ところが、オーストリアらしい接待の「技」が、表題の「接待オペラ」です。実際、企業が国立歌劇場やフォルクスオパーなどの「良い席」を確保し、企業側にとって重要なお客様や将来有望なお客様をご招待するというものです。

ウィーン市内ばかりではく、ちょっと離れた都市からもバスを仕立ててやってくることもあるようです。もちろん、接待オペラといっても、オペラだけ見せて、それで終わり…という訳ではないようで、高級なお食事も付いてくるようです。

最近、国立歌劇場などで「接待」とおぼしきグループを見かけることがあります。概ね、休憩時間中のビュフェに、あらかじめシャンペンやカナッペなどを並べた「予約」を入れているケースが、それに当たるようです。当たり前ですが、接待としてのインパクトは国立歌劇場の方が強いのですが、たまにフォルクスオパーでも「企業のご招待日」のような場面に遭遇します。この場合、ビュフェの一角を仕切って、ご招待者専用コーナーにしています(冒頭の写真は、フォルクスオパーの2階ビュフェで見つけたご招待者向け専用コーナー)。

接待オペラの関係でしょうか。最近、満席の公演でも、良い席がブロック単位で空席になっていることがあります(先日も、最前列が3名分空席になっているケースがありました。何と、もったいない!!)。

さて、日本では常設の歌劇場が少ない(新国立劇場でも上演回数が少ない)ので、接待オペラは難しいでしょうが、逆に接待された方も困ってしまうでしょうね。

如何せん、普通のビジネスパーソンは、オペラなどに、興味を持っている人が少ないですから(しかし、企業トップの中には、隠れオペラファンが多いのは事実で、よく来日公演の会場でお見かけすることがあります)。

チケットの入手が難しいような「おいしい公演」(例えば、グルベローヴァ出演など)で、ご招待があったら、私などは、「いちころ」です…でも、当たり前ですが、どこからもお声はかかりません。

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