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January 08, 2008

大ベビーカー展開催中

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今日は、博物館展示のお話です。

常設展示に加えて、興味深い特別展(口の悪い人によるとディープな展示)を随時開催することで知られているカールスプラッツのウィーン・ミュージアムですが、現在、「大ベビーカー展」(私が勝手に付けた名称です。正式には「BABY AN BORD」という名称です。なお副題として「MIT DEM KINDERWAGEN DURCH DAS 20.JAHREHUNDERT」という名称が付いています)が開催中です。

同展は、入り口向かいにある特別展コーナーで、2007年10月18日から2008年1月13日まで開催されているものです。

実際に展示室に入ってみてびっくりしたのは、何と1900年(100年以上も前)のベビーカーの実物が、展示されていることです。もちろん、それ以降のベビーカーも数多く展示されており、時代を感じさせてくれます。また、ベビーカーの広告や、ベビーカーを使った当時の生活風景などの写真も多数展示されています。

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珍しいところでは、第二次世界大戦中の赤ちゃん用防毒マスク(実際は防毒マントみたいな感じですが)なども展示されていました。しかし、ベビーカーは通常、コレクションの対象にはなりにくいと思うので、よくぞこれだけ集めた…という感じがします。日常生活に密着した展示ではありますが、集めてあるものは、かなり「ディープな世界」です。
それにしても、オーストリアは「ベビーカーの先進国」なんですね。びっくりしました。スタイルの変遷を見ているだけでも、楽しいものです。

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この他、もう一つ、特別展(展示の名称は「BREITER GESCHMACK」)が開催されています。こちらは、ウィーンの工房が制作した陶器の人形を集めたものです(ウィーン発の世界ブランド陶器)。躍動感あふれる人形(女性が多いですが)が多数展示されています。

デザインもさることながら、彩色がきれいで、ご自分でも陶器製の人形をコレクションしている方にはたまらないと思います。こちらは、コレクションをしている人がたくさんいらっしゃると思うので、魅力的な作品がならんでいます。貴重品が多いので、ガラスの柵で完全に仕切られていますが、作品を解説した冊子も無料で配布されています。こちらは2008年2月10日までの開催となっています。陶器製の人形に興味のある方は、必見の展示と言えるでしょう。

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さて、この後、何と2月から「大名古屋展」(NAGOYA DAS WERDEN DER JAPANISCHEN GROSSSTADT)が予定されています。当たり前ですが、対象はウィーンの皆様です。さて、どんな展示になるのでしょうか?

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