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February 29, 2008

特別養護老人ホームの給食列車 再び

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昨年12月に当ブログでもご紹介したウィーンの特別養護老人ホームにある給食列車ですが、たまたま時間がとれたので、また見てきました(好きですねぇ)。

今回は、午前中に訪問したので、ちょうど昼食の「上げ膳列車」の運行を見ることができました。運行方法は、昨年ご紹介したように敷地の中央にある給食センターから食事が入ったコンテナが載ったトロッコを蓄電池機関車が、各パビリオンまで運搬するものです。

改めて、よく観察してみると、この配線が良くできているのです。というのは、パビリオンの受け入れ口には本線から引き込み線が作ってあるのですが、パビリオン側が低くなっています。そのため、機関車が給食コンテナの乗ったトロッコを押し込む際も、ほとんど力がかかりません。

実際、見ていると途中で連結器を外して、トロッコは惰性で終点まで向かうようです(もちろん、係員がトロッコに乗っているブレーキ操作をしていますので、終点にぶつかる心配はありません)。そのため、短い時間でスムーズに食事を欠くパビリオンに配達することができるという仕組みです。ちょうど、飛行機の食事をカートで機内に搬入しますが、イメージとしては、それに近いと思います(ただし、食事のセットは各パビリオンで行っているようです)。

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当然、空になったコンテナは、再びトロッコに載せて回収し、給食センターまで運ぶわけですが、食事が亡くなっている分、軽くなるため、低いところから引き上げるのにも、機関車の負担が少ない…という訳です。

11時40分位には、各パビリオンへの「配膳」が終了したようでした。さて、機関車はどこへ行ってしまったのかと探していると、敷地の外れに車両基地(大げさですが)を発見しました。二つの棟からなっており、一つがトロッコの整備用、もう一つが機関車の整備用といった感じでした。あいにくシャッターが閉まっていたので、窓からしか中を見ることができませんでしたが、黄色い機関車が何両か止まっていました。きっと、ここで充電をするのでしょう。つまり、「配膳」が終わると機関車は給食センターには戻らず、車両基地へ直接行くようでした。

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12時30分位になると、各パビリオンで食事を下ろしたコンテナを、係員がトロッコに積む光景が見られました。まだ、食器は使っているためか、コンテナの載っていないトロッコもあります。今回は、「下げ膳列車」の運行が始まる前に失礼しましたが、なかなか良くできたシステムだと、改めて思った次第です。

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