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April 11, 2008

フォルクスオーパー2008/2009シーズンのプログラム発表

2008_04_11_vow

オペレッタ・ファンの皆さん、お待たせしました

国立歌劇場に続いて、フォルクスオーパーからも2008/2009シーズンのプログラムが発表されました。
来シーズンからは、いよいよロベルト・マイヤー氏の色が明確に出てきたようです。

注目の公演を中心にご紹介しましょう。

○オペレッタ
まず、オペレッタですが、今まであまり上演されたことのない珍品も登場します。ただし、オペラの上演演目が増えているため、相対的にオペレッタの上演機会が減っているようです。Feriは残念です

プルミエとしては、エドゥアルド・キュネッケ作曲の「かの地から来た従兄弟」(Der Vetter aus Dingsda、9月4日プルミエ)、オスカー・シュトラウス作曲の「愉快なニーベルンゲン」(Die lustigen Nibelungen、12月20日プルミエ)、そしてコンサート形式ながら「150 Jahre Operette」(10月24日と28日に上演、ちょうど、国立歌劇場が来日している時です。指揮はルドルフ・ビーブル氏だそうです)の3演目が登場します。「かの地から来た従兄弟」と「愉快なニーベルンゲン」は、最近のフォルクスオーパーでは観たことがない、珍品オペレッタです。予習が大変そうです

ところで、「愉快なニーベルンゲン」は、ワーグナーの超大作「リング」のパロディです。まさか、国立歌劇場がワーグナーの「リング」を上演するので、それに合わせたのでしょうか。だとすると、これはおもしろい

一方、「かの地から来た従兄弟」は、ベルリン・オペレッタで、キュネッケの最高傑作と言われています。Feriは聴いたことがありませんが、美しいメロディーが特徴とか…ベルリン・オペレッタを、どうウィーン風に料理するか…これも、楽しみですね。

また、継続上演ものは、「こうもり」、「メリーウィドウ」、「微笑みの国」、「地獄のオルフェウス」、「伯爵令嬢マリッツァ」の5演目がリリースされています。いずれも、お客さまから一定以上の評価を得ている演目なので、集客を期待しての選択だと思います 。 いずれも、Feri一押しのオペレッタです オペレッタファンの皆さまには広くお勧めできる演目ですね。

今シーズン、久しぶりに復活した「オペラ舞踏会」が、継続にならなかったのが残念です。また、来日公演で上演される「ボッカッチョ」もなくなりました。

○オペラ
来シーズンは、今まで以上にオペラに力を入れているような感じです。なお、プッチーニものが多いのは、生誕150年を迎えるためのようです。

プルミエとしては、プッチーニ作曲の「トスカ」(プルミエ10月12日)、Ernst Krenek作曲の「Kehraus um St. Stephan」(プルミエ2009年1月24日)、Daniel-François-Esprit Auber作曲の「Fra Diavolo」(プルミエ2009年5月16日)、そして、こともあろうにリヒャルト・シュトラウスの「ナクソス島のアリアドネ」(プルミエ2009年6月7日)がリリースされました。

「ナクソス島のアリアドネ」は、国立歌劇場でも、かのグルベローヴァ出演で上演されますから、どんな演出になるか、これは興味津々です
ちなみにツェルビネッタ役には現時点で、Daniela Fally とJenniferO’Loughlinの二人が予定されています。

再演(演出は前回と同じもの)される演目としては、「マダム・バタフライ」、Benjamin Britten作曲の「Ein Sommernachtstraum」、Carl Maria von Weber作曲の「魔弾の射手(Der Freischütz)」、「ラ・ボエーム」がリリースされています。

継続上演される演目としては、「椿姫」、「魔笛」、「セビリアの理髪師」、「トゥーランドット」、「カルメン」、「ヘンゼルとグレーテル」、「フィガロの結婚」、「ホフマン物語」が上がっています。というわけで、「エヴァンゲリマン」はお休みになりました

○ミュージカル
プルミエは、Frank Loesser作曲の「野郎どもと女たち(Guys and Dolls)」の一本です。継続上演される演目としては、「マイフェアレディ」と「アナテフカ」の二本です。ついに、「サウンドオブミュージック」が消えることになりました。やっぱり、無理だったのですかねぇ。という訳で、「サウンドオブミュージック」をフォルクスオーパーでご覧になりたい方は、今シーズンに観ておきましょうね。復活するかどうかは、わかりませんから 。また、Feriが好きだったハックルさん出演の「ラ・カージュ・オ・フォール」の復活はありませんでした

○バレエ
国立歌劇場に「アンナカレーニナ」を召し上げられてしまったバレエですが、来シーズンは「くるみ割り人形(Der Nussknacker)」がプルミエとして登場します(ちょうど、国立歌劇場と演目を交換した形になりました)。継続上演される演目は、「Max und Moritz」と「Tanzhommage an Queen」の二演目になりました。こちらは、戦線縮小気味ですね

○スペシャル
9月12日にSigwald/Enzingerによる「operettts」という演目が、リリースされています。このほか、ロベルト・マイヤー氏出演の「Tannhäuser in 80 Minuten」が継続上演されるようです。

ところで、国立歌劇場では、来シーズンからチケットの値上げに踏み切りましたが、フォルクスオーパーに関しては、現時点では今シーズンと同じ料金体系のようです(カテゴリーAが75ユーロ~、カテゴリーBが61ユーロ~)。こちらは、一安心です

なお、詳細はフォルクスオーパーのサイトからPDFファイルの資料が入手できます。

さて、こちらにも時々お越し頂く「はっぱさん」が、ご自身の日記の中で、プログラムが発表になると、「これから1ヶ月くらいは、カレンダーとプログラムを見ながら、悩む日が続く」と書かれていますが、Feriも同じです。何と言っても、こちらは に乗っかって、はるばる遠征する訳ですから…

とくに、如何にフォルクスオーパーと国立歌劇場の掛け持ちで、鑑賞効率の良い日程を組むか…まるでパズルです  しかし、私が絶対に観たい国立歌劇場の公演と、フォルクスオーパーのオペレッタが重なることが多いのが悩みの種です

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