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April 29, 2008

オットー・ワグナー・ヴィラ

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sun 日本では、今日は「昭和の日」の祝日です(昭和天皇がお元気だったころは、天皇誕生日でしたね)。

house さて、ブログの話題は、そんな祝日とは関係はありませんが、「建物のお話」をお届けしましょう。

世紀末芸術を代表するオーストリアの有名な建築家、オットー・ワグナーがデザインした建物は、独特のデザインなので、ウィーンを訪問した人の記憶に残ると思います。
代表的な建物としては、カールスプラッツ駅、マジョリカハウス、郵便貯金局、そして当ブログでもご紹介したシュタインホーフ教会などがあります。
そんな中で、異色なのが、ウィーン郊外の住宅街にあるオットー・ワグナー自身のヴィラ(自邸)でしょう。

オットー・ワグナーは、自分自身のために1886年から1888年にかけて、フリー・ルネッサンス様式でヴィラを建てました(Otto-Wagner-Villa)。一見ルネッサンス風ですが、巧みにユーゲントシュティール様式が取り入れられている「名作」です。

実は、このヴィラの隣にも、1913年に完成した「もう一つの自邸」があります。アール・ヌーヴォー様式ですが、世紀末を挟んで25年の隔たりがあるため、世紀末を挟んだワグナーの「デザインの変遷」を見ることができます。

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現在、1888年といえば、 fuji 日本では明治21年です。この時代に、こんな斬新なデザインの邸宅を建てたオットー・ワグナーは、やはり異色の建築家と言うことができるでしょう。

皮肉なもので、当時は、さすがのウィーンでも異端児扱いされたようで、ワグナーの業績が正しく評価されるようになったのは、近年のことです。事実、当時は敵対者も多かったようで、カールスプラッツに建設する博物館の設計コンペ(1907年)では、ワグナーの案が当選したのですが、反対派の巻き返しに合い、実現しなかったようです。

さて、現在、1988年に完成した自邸は、1972年に画家のエルンスト・フックス(ウィーン幻想的リアリズム派を創始した人)が買い取り、彼の作品を展示するエルンスト・フックス個人博物館(Ernst-Fuchs-Museum)になりました。個人博物館なので、入館には一定の制約(詳しくはこちらをどうぞ)がありますが、ヴィラの建物は、道路から見ることができます eye

ただし、建物前の木が盛大に茂っているため、建物の全景を camera 撮影するのは難しいのが悩みの種です coldsweats02 。また、ヴィラの前の道路は、意外と car bus 交通量が多いので、撮影される際は、車道に出ると危険です。まぁ、反対側の歩道から撮影するのが無難でしょうかね delicious

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なお、写真は、ヴィラの敷地内にあるエルンスト・フックス教授の「火の神殿」という作品です。

路面電車の49系統終点からも歩いていくことができますので、興味のある方は、 sun お天気の良い日に、散歩を兼ねて訪ねてみたらいかがでしょうか。

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ところで、Feriが一番気に入っているオットー・ワグナーの建物は、シュタインホーフ教会です。ロケーションも含めて、本当にすばらしい建物だと思います heart04

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