« オーストリア航空50周年記念塗装機登場 | Main | ただいま看板取り替え中 »

April 02, 2008

潜入 ウィーンフィル定期演奏会

Img_3126_01

notes 今日は、コンサートの話題です。

ウィーンではシーズン中、毎日のようにコンサートなどが開催されていますが、その中でチケットがとりにくいコンサートの代表がウィーンフィルの定期演奏会でしょう。

何しろ「永代会員」(実際、ご本人がお亡くなりになっても、ご家族が引き続きいらっしゃるケースが多いとか)が席を押さえているため、一般になかなかチケットが出てきません。

今回、偶然にも定期演奏会のチケットを手に入れることができましたので、出かけてきました(持つべきものは「タダ友」ですheart04)。ちなみに冒頭の写真は、当日のプログラム(3.7ユーロもします)です。

ご存じの方も多いと思いますが、ウィーンフィルの定期演奏会は、週末のお昼を挟んで行われます。

当日の演目はJoseph HaydonのSymponie Es-Dur“Der Philosoph”、Luchiano BerioのSinfonia für acht Stimmen und Orchester(現代音楽ですね)、Béla BartókのKonzert für Orchesterの三曲でした。また、指揮は、ズビン・メータでした。しかし、ズビン・メータは何でもこなせる器用な指揮者ですね。また、ウィーンフィルとの息もぴったり合っていましたconfident

Feriも以前、芸術週間の際、楽友協会大ホールでウィーンフィルを聴いたことがあります(そのときは、サイモン・ラトル指揮でした)。しかし、定期演奏会はまるで雰囲気が違うので、戸惑いました。

というのは、観客の大多数が地元の会員さん…つまりご年配の方が圧倒的に多いと言うことです。当然、耳の肥えているファンが多いわけで、観客の反応も普通の演奏会とは違っていました。

例えば、二曲目に上演されたLuchiano BerioのSinfonia für acht Stimmen und Orchesterは典型的な現代音楽なのですが、明らかに不満そうなお客さまを結構見かけました。この曲の後に休憩が入ったのですが、カーテンコール中に席を立って、いなくなってしまうお客さまもいらっしゃいました。休憩後のBéla Bartókにも戻ってこないお客さまも…

基本的にブラヴァはでないようです。ということは、見事で当たり前…という事なのでしょうかね。いやはや。
さすがに好き嫌いがはっきりしていらっしゃいます。私も、今までウィーンフィルは、いわゆるクラシックだけを演奏するものだと思っていましたが、このような現代音楽にも手を広げているのには驚きました(ただし、楽団員自体が、弾きたがっているかどうかは知りません)。

恐らくウィーンフィルの演奏でなければ、一生聴かなかったかもしれません。なお、Sinfonia für acht Stimmen und Orchesterには、語りとスキャットのような部分があるため合唱団が加わります。

で、今回起用されたのがバッハのスキャットなどでおなじみのスイングルシンガーズでしたnote

カーテンコールでは、お得意のトッカータとフーガなどを披露してくれましたが、Feriにはこちらの方が楽しめました。また、比較的舞台がよく見える席を用意して頂いたため、どのようなテクニックでスイングルシンガーズが演奏に加わるのかも観ることができました。

また、指揮のズビン・メータは、古典から現代音楽、さらにオペラも振れる、本当に器用な指揮者ですね。ウィーンフィルを全面的に信頼している姿勢が感じられ、呼吸もぴったりでしたheart01

しかし、定期演奏会は11時から13時ころまで行われるので、当然、夜はオペラやオペレッタのハシゴも可能です。それも一流どころのハシゴ…ウィーンは恐るべき街ですhappy01

Img_3043_01

|

« オーストリア航空50周年記念塗装機登場 | Main | ただいま看板取り替え中 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« オーストリア航空50周年記念塗装機登場 | Main | ただいま看板取り替え中 »